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ちょっとこだわって“より美味しく”楽しもう!スピリッツの飲み方をご提案

お酒は種類によって美味しい飲み方が違いますよね。例えば、日本酒は様々な温度帯で楽しむ、世界的に見ても珍しいお酒ですが、スピリッツのようにカクテルとして利用するのはあまり一般的ではありません。 普段あまり意識しませんが、そ …

お酒を選ぶ ジン
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お酒は種類によって美味しい飲み方が違いますよね。例えば、日本酒は様々な温度帯で楽しむ、世界的に見ても珍しいお酒ですが、スピリッツのようにカクテルとして利用するのはあまり一般的ではありません。

普段あまり意識しませんが、それぞれのお酒がそれぞれにふさわしい飲み方で自然と楽しまれているのです。

ということで今回は、スピリッツの美味しい飲み方(楽しみ方)を紹介します。カクテルで楽しむ際のコツや、そのまま味わうのにオススメなスピリッツなどをピックアップしました。

そもそも「スピリッツ」とは?

スピリッツの定義には、日本と世界とで違いがあります。国際的には、色調によりダーカー・スピリッツとホワイト・スピリッツに大別されているものの、全ての蒸留酒がスピリッツとされています。

一方、日本の酒税法では「焼酎」「ウイスキー」「ブランデー」以外のエキス分が2%未満の蒸留酒がスピリッツとされています。

主に該当するのは「ジン」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」で、これらは世界の四大スピリッツと呼称されています。

四大スピリッツの飲み方

スピリッツは度数が高いので、やはりカクテルで楽しむのが一般的です。実際、下記グラフのように「四大スピリッツを使った主なカクテル」だけでも実に様々な種類があります。

ジンジン・トニック/マティーニ/アラスカ/カルーソー/ギブソン/ギムレット/ジン・フィズ/シンガポール・スリング/ジン・バック/ジン・ライム/ダービー/トム・コリンズ/ピンク・ジン/バーテンダー/ブルームーン
ウォッカスクリュー・ドライバー/ソルティ・ドッグ/モスコー・ミュール/バラライカ/ブラック・ルシアン/ブラッディ・シーザー/ブラッディ・マリー/ブルー・ラグーン/チチ/ハーベイ・ウォールバンガー/ハイ・ライフ
ラムモヒート/ダイキリ/マイタイ/ピニャコラーダ/ハリケーン/ブルーハワイ/エックスワイジー/キューバリブレ/バカルディー/ジャックター
テキーラマルガリータ/テキーラ・サンライズ/テキーラ・サンセット/アイス・ブレーカー/ストロー・ハット/スロー・テキーラ/フレンチ・カクタス/ブロードウェイ・サースト/マタドール/メキシカン/モッキンバード/サブマリン

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今回は、ビルド(グラスに直接材料を注いで混ぜるだけの製造技法)のカクテルを作る際のコツを紹介します。ビルドでは、シェイカーやミキシンググラスは必要ないですが、下記アイテムはあった方が良いでしょう。

メジャーカップ

正確な分量が美味しいカクテルを作る近道。30ml/45mlの、カクテル専用のメジャーカップがあると便利ですよ。

用意できない場合は計量カップでも代用可能です。

バースプーン

マドラーでも良いのですが、バースプーンは真ん中がねじれていて、そのねじれによりステアがしやすいのでオススメ。

とはいえ、正しい使い方を習得しないとあまり意味がないので、購入した際は練習が必要です。

グラス

グラスには様々な種類がありますが、それらは見た目を変えるためだけのものではありません。グラスの縁の厚さにより飲み口が変わったり、口の開き具合で香りの立ち方が変わったりするのです。

全てのタイプのグラスを揃えるのは難しいのですが、せめて何パターンかは用意しておきたいところです。

大きい氷

大きい氷を用意した方が良いのは、小さい氷だと溶けやすく、カクテルを飲んでいる途中で味が薄まってしまうから

自宅の冷蔵庫で大きめの氷を作ることが難しいようなら、市販でなるべく大きめのものを購入するのがオススメです。

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道具を揃えても、作り方がおざなりになってしまっては勿体無いです。ここでは、多くのカクテルに共通する作る際のコツを紹介します。

グラスを冷やす

冷たいカクテルを作る際は、事前にグラスを冷やしましょう。冷えてないグラスを使うと、氷が溶けやすいなど、温度に関する悪影響を与えてしまう可能性が高いからです。

グラスを冷やす際は、冷蔵庫で冷やすと臭いが移ってしまう可能性があるので、氷水を使うのが良いでしょう。グラスに氷と水を入れた後にかき混ぜて、充分グラスが冷えたら中身を捨てる、という手順で冷やしてください。

かき混ぜ過ぎない

かき混ぜ過ぎると、氷が早く溶けて水っぽくなってしまいます。特に炭酸系のカクテルは、これに加え炭酸が抜けてしまうので注意が必要です。

例えば、常温のスピリッツと冷えた割材などでカクテルを作る際は、温度差の関係で自然にある程度混ざるので、ステアは1回だけにする。

冷えたスピリッツと割材で作る際は、しっかり下から上に持ち上げるように混ぜた後、仕上げに軽く1回ステアするなど、混ぜる回数は必要最低限にとどめましょう。

スピリッツをそのまま楽しむ

最近は、クラフト・ジンやプレミアム・テキーラなど、こだわりのスピリッツが国内でも多く楽しまれています。

これらはもちろん、より美味しいカクテルを作るのに役立ちますが、クオリティーが高い商品なので、ストレートでも美味しく感じるものが多いです。

流石にストレートではキツいという方でも、オン・ザ・ロックや水割りなら充分美味しく感じるはずです。ということで、カクテル用としてだけではなく、そのまま飲んでも美味しいスピリッツを紹介します。

【ジン】ヘンドリックス

ヘンドリックス」は、クラフト・ジンブームの先駆け的存在で、シングルモルト・グレンフィデックなどを手がける、ウィリアムグラント&サンズ社の商品になります。

同商品は、独自の製法・レシピで知られており、特に薔薇の花びらとキュウリのエキスを使用するというレシピは有名です。

これらの工夫による、唯一無二の華やかでフローラルな香りが特徴。どこか女性的な印象を感じさせる一本です。

【ウォッカ】ティトーズ ハンドメイド ウォッカ

権威あるワイン雑誌「WINE ENTHUSIAST」で、ウォッカとして初の95点という最高得点を獲得した銘柄。原料には、100%アメリカ産のトウモロコシが使用されています。

伝統的な単式蒸留器で、6回の蒸留を経て完成。こだわりの製法により、驚くほどクリーンでピュアな仕上がりになっています。

まろやかな口当たり、ほのかな甘みが特徴。あなたの中の、ウォッカに対する常識が変わるかもしれない一本です。

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【ラム】ブーガンビル VSOP クラフトラム

4年以上の熟成を経て完成するクラフト・ラム。原料には、モーリシャス産サトウキビの糖蜜が使用されています。

アルコール度数を低めに抑えて蒸溜した後、シェリー酒熟成に使ったオークカスクの中で寝かせるというこだわりの製法。これにより、アロマの香りが残りつつ、熟成による優美さが滲み出た、華やかな色合いのダークラムに仕上がります。

ドライフルーツ・ローストナッツ・キャラメル、原料のサトウキビならでは甘い香りや、コーヒーやタバコを思わせる香りが飲み手を楽しませ、それでいて最後には爽やかな香りで引き締める、そんな味わいが特徴です。

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【テキーラ】クエルボ 1800 シルバー

原料には、ブルーアガベを100%使用。樽熟成させた原酒と、蒸溜されたばかりの新鮮な原酒のブレンドにより仕上げられる、ホセ・クエルボ社が誇るプレミアム・テキーラブランドです。

ソフトで滑らかな仕上がり、今までにない甘さを感じるようなフレッシュな味わいが特徴です。ライムや塩で、アクセントをつけて楽しむのもオススメです。

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まとめ

今回はスピリッツという一つの大きな区切りで、美味しい飲み方を紹介しました。

好きなスピリッツ、気になるスピリッツがある方は、ぜひ美味しい飲み方を深掘りしてみてください。お酒はこだわればこだわるほど、味でしっかりと応えてくれますよ。

《ワキヤ》

ワキヤ

日本酒を愛する元バンドマン。趣味は昼から飲むはしご酒。よく千住で一人酒してます。

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