SCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都渋谷区)は、酒類専門小売チェーンのリカーマウンテンが運営する京都・奈良エリアの3店舗に、ソムリエAI「KAORIUM for Sake & Wine」の導入を開始しました。
導入店舗は、リカーマウンテン烏丸七条店(京都市下京区)、近鉄奈良店(奈良市小西町)、RAKZAN三条御前店(京都市中京区)の3店舗です。いずれも年中無休で営業しています。
「KAORIUM for Sake & Wine」は、日本酒やワインの風味をAIが言葉で可視化し、利用者の気分や好みに合った銘柄をレコメンドするシステムです。店頭に設置されたデバイスで簡単な質問に答えるだけで、「解放されたい」「ワクワクしたい」といった気分や、「個性的」「フルーティ」といった味わいの好みに応じてマッチ度を解析し、最適な一本を提案します。
対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の計5言語です。訪日外国人が増加する京都・奈良エリアにおいて、言葉の壁を越えた日本酒の購買体験を実現する狙いがあります。
今回の導入は、先行してリカーマウンテン四条高倉店に設置された同システムの実績を受けたものです。四条高倉店についても、あわせて多言語対応のタブレット版への置き換えが実施されています。

リカーマウンテン ブランドマーケティング部 セクションマネージャーの今出京平氏は、訪日外国人の増加に伴い日本酒の特徴や味わいを外国語で説明する難しさが課題だったと述べています。同システムの導入によりスタッフの対応負担軽減が期待できるほか、省スペースで設置できるため売場への影響も少なく、日本酒の販売機会拡大と売上向上につなげたい考えを示しました。
セントマティックは嗅覚のデジタライゼーションを手がける企業で、「KAORIUM」は世界的なデザイン賞「A' Design Award」でシルバー賞を受賞しています。東京大学大学院と「言葉による香りの感じ方への影響」に関する共同研究も進めています。

酒類専門店における多言語AI接客の導入事例として、インバウンド需要の取り込みを図る小売事業者にとって注目すべき動きといえます。








