ミュージックセキュリティーズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役 中園浩輝)は、事業投資型クラウドファンディング「セキュリテ」を通じた日本酒蔵支援の実績を公表しました。
2026年7月時点で、全国50社の日本酒蔵に対して116本のファンドを組成しています。累計の資金調達額は約12.4億円で、ファンド募集総額13.3億円に対する調達率は92.9%に達しました。
累計出資者数はのべ29,562人です。約3万人の個人が「出資者」として酒蔵の事業に参加した形となります。
同社は2007年に初めて日本酒蔵のファンド組成を行い、約20年にわたり支援を継続してきました。原材料の仕入れ、設備投資、販路拡大、事業承継後の成長、災害復旧など、各酒蔵の課題や挑戦に応じたファンド設計を行っている点が特徴です。
近年、酒米価格の高騰や国内外の販路開拓など、酒蔵を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。2024年12月5日には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的な注目が高まる一方、持続的な事業成長のための資金確保が課題となっています。
同社のファンドは単なる資金調達にとどまらず、酒蔵の歴史やストーリーの全国発信、新たな顧客接点の創出、出資者との継続的なコミュニケーション、リピーターやブランドファンとの関係構築といった効果を生んでいます。
複数回利用する酒蔵も多く、事業の成長段階に応じた継続的な活用が進んでいるとのことです。焼酎や泡盛を含めた酒造メーカー全体では、支援先は64社、132ファンドの組成実績があります。
同社は今後も、各酒蔵の事業成長に応じたファンド組成を通じて、出資者とのつながりを生み出し、日本酒蔵の持続的成長と酒造り文化の継承に貢献する方針です。


