SBIトレーサビリティは、ブロックチェーンとIoT(NFCタグ)を融合※したトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が、宮下酒造の日本酒3銘柄に導入されたと発表しました。
※これにより、商品(現物資産)とデジタル情報の強固な紐付けを実現
対象は「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE Kaori」「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE Aji」「純米大吟醸 楽聖 雄町米 一割五分磨き」です。
導入の概要
SHIMENAWAは、酒瓶ごとに固有IDを持つ専用NFCタグを装着し、醸造情報をブロックチェーン※に記録します。
※ブロックチェーン:改ざん耐性の高い分散台帳
※NFCタグ:近距離無線通信に対応する識別媒体
スマートフォンでタグにタッチすると、真贋の確認や「開封済」表示が可能になり、ラベルに収まりきらないストーリーや製造背景がデジタルコンテンツとして届けられます。
超高精白酒として世界初を記録したとする宮下酒造の高級酒と組み合わせ、ブランド体験の強化を実現する企画です。

提供機能とデータ活用
主な機能は、真贋証明、開封検知、正規品管理(出荷先情報の紐付け)、ファンマーケティング、デザイン・コンテンツ管理、入出荷・在庫管理です。
開封検知では、開封の瞬間や場所が地図上で可視化され、データはブロックチェーンに記録されます。
正規品管理では横流し抑止や特約店管理の高度化に寄与します。
開封後限定の画面やNFT(Non-fungible token※)配布によりロイヤリティ施策も実装できます。
※NFT:代替不可能な一意のデジタルデータ
RFIDを用いた在庫管理は棚卸しの効率化と精度向上を支援します。
国際展開とマーケティング
空港の免税店で購入された商品の開封記録から、需要の高い地域や消費タイミングを把握できます。
これにより、各国の嗜好に合わせた提案やコミュニケーション設計への活用が想定されます。
宮下酒造は代表銘柄「極聖」を擁し、海外輸出も拡大しており、今回のデータ基盤はグローバル市場での需要分析や顧客接点の継続に活用される見通しです。
SHIMENAWAでは、Uni Tagと共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。



