「お酒のこと、もっと自由に語り合えたら楽しいのに」
そんな思いからスタートしたのがnomooo編集部として初の“読者参加型編集会議”!!初回となるこの会議、2025年6月16日に開催しました。
といっても、かしこまった場ではなく、お酒とおつまみを囲んで気軽に話す、ちょっとラフな“飲み会ミーティング”。
今回のテーマは、「焼酎って、どうやったらもっと若い人に広がるんだろう?」。お酒が好きな読者3人と編集部員1人で、感じていること、思っていること、飲み方のアイデアまで、たっぷり語り合ってきました!
編集会議スタート!まずは自己紹介
今回参加していただいたのは、お酒好きな3名のnomooo読者。
▼Fさん(男性)
飲酒頻度は週1~2日、自宅で飲むのはビールやチューハイ。ウイスキーを水割りでちびちび飲むのも好み!焼酎はあまり普段飲まないのだそう。
▼Hさん(女性)
ほぼ毎晩飲むお酒ラバー。ビールが好きで特にホワイトビールがお気に入り。その他ラム、泡盛なども大好き!焼酎についてはどちらかと言えば初心者。ウイスキーは悪酔いしやすくて少し苦手なのだそう。
▼Kさん(男性)
週3~4日くらいの頻度でお酒を飲みます。クラフトビールにどハマり中で、自宅にたくさんストックあり。缶チューハイは「本搾りグレープ」一択。九州出身なのもあり、米焼酎や粕取り焼酎が自宅に!
乾杯のお供は「ISAINAソーダ缶」

編集部からは、自己紹介前のウェルカムドリンクとして、芋焼酎ベースのソーダ缶「ISAINA」を用意。みなさん初めて見た焼酎缶だったようで、こんな声が上がりました!
「こういうのあるの知らなかった、手軽でいいね」
「最初から炭酸で割ってあるの、自宅飲みにぴったり」
「ラベルがかわいい!女性でも手に取りやすいと思う」
「香り系焼酎」って言葉、知ってる?

最近話題の「香り系焼酎」。nomoooでも時折取り扱うこのトピックについて聞いてみたところ、「初めて聞く言葉!」との声が。
一方、Kさんは「フラミンゴとか、フルーティーな香りがするような焼酎のことですかね?」との回答!!まさにその通りで、「香り系焼酎」はフルーティーな香りがして、初心者の方でも炭酸で割って飲みやすいものをそう呼ぶことが多いですね。
焼酎も炭酸で割って、カジュアルにも楽しめるんです!
今回は数ある焼酎の中から、炭酸で割って美味しいと感じたものを用意。香りに特徴があって、焼酎への苦手意識があっても飲めそうなボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN」、そして編集部・杉山が自宅に必ず常備している芋焼酎「伊佐小町」の2本です。
CHILL GREEN spicy & citrus(濵田酒造)
九州出身のKさん以外は、あまり焼酎に馴染みのない参加メンバーの方々。ボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN」を飲むのはもちろん初めてということで、三者三様の感想をいただきました。
「焼酎って感じがしない、ジンっぽい」
「魚や和食に合いそう。意識高い系女子が好きそう(笑)」
「ハーブっぽくて女子ウケしそう。これは冬でも飲める!」
良い意味で“焼酎っぽくない”という感想が多かった「CHILL GREEN」。これまで焼酎に触れてこなかった方々の入口としても最適な、香り系焼酎は非常に好評でした。
伊佐小町(大口酒造)
編集部・杉山が大好きという「伊佐小町」。鹿児島行った時、鹿児島中央駅の屋台村で夏に「せんべろ」を楽しんでいた時に「炭酸割りで美味しい焼酎をください」と頼んだ際に出てきたのが、この焼酎だったのだそう。
2012年6月1日に発売されたこの芋焼酎は、東京の酒屋ではなかなか見かけない九州ならではの1本。芋らしい香りがありつつも、炭酸で割ると紅茶のような香りとフルーティーな口当たりが楽しめるということで、今回セレクトしました。
「香りは芋だけど、飲むとスッと入る」
「華やかな香りがいい。炭酸で割るとまた違って美味しい」
「芋焼酎が苦手な人でも入りやすいと思う」
伊佐小町を販売する大口酒造の女性社員チーム「しょちゅガール(焼酎ガール)」が商品化したというバックグラウンドからも、初心者など焼酎に馴染みのない層向けに設計されているこの芋焼酎。参加者の皆さんも、その飲みやすさと華やかな香りに満足気な様子でした。
本格焼酎って、実は各社がさまざまな商品を出しているんですが九州の方で展開している場合が多くて、関東近郊にいるとなかなか出会うことが少ないんですよね。
もっと東京でも買える銘柄が増えて、焼酎好きが増えるといいのに...と思うnomooo編集部でした。
若者に焼酎を広めるには?リアル読者が考える新たな“焼酎の未来”

2つの焼酎を炭酸割りで飲んでいただきながら、話題はテーマでもある「焼酎って、どう広めたらいい?」へ。ここでもさまざまな意見が飛び出しました!
①「炭酸割をもっと広めるべき!」
・お湯割り・水割りは“度数高そう”“難しそう”という印象がある
・割ってある状態で売っていると手に取りやすい
今回、ウエルカムドリンクで提供した「ISAINA」のように、本格焼酎がRTD(缶商品)としてソーダ割りで販売されていれば手に取りやすいかもしれませんよね!
②「ボトルがでかい・ラベルが渋い・試しづらい」
・自宅で飲むなら手軽さがほしい
・飲食店でもラベルデザインを見て気になって飲むことが多い
・“今っぽさ”があると試したくなるのかも
確かに、新しい焼酎を試す時って量が多いから購入するのを躊躇する場面も...。もっと小容量のボトルで発売すれば、焼酎の魅力にもっと触れる機会が多くなるかも!?
③「焼酎ってどれを選べばいいかわからない」
・日本酒は“米”という安心感があるが、焼酎は入り口が見えにくい
・年齢層が高いイメージ、イベントがあっても参加しづらい
最近では若者向けのおしゃれなレストランやバーでも提供されることがある焼酎ですが、まだまだ飲んでいる年齢層が高いというイメージがついているのかも。レモンサワーのように、もっと間口を広くもった形のイベントがあると若者も気軽に楽しめるかも!?
④「お茶割り・ジュース割り・フルーツ割りなど、飲み方の幅をもっと発信して」
・九州では「芋焼酎×お茶」ってのもよくある
・自宅でも簡単に再現できる飲み方が◎
・焼酎に茶葉を漬けておき、飲むときは水で割るだけというのもある
・カジュアルで自宅でも作れるカクテルがあると良いかも
これだけたくさんの銘柄がある焼酎ですから、飲み方も多種多様あっていいですよね。自分ならではの楽しみ方や、おすすめの飲み方など...もっとたくさんの読者さんのレパートリーを知れたらnomoooでも積極的に発信したいと思います!
nomoooで実施できそうな企画案も盛りだくさん!
「nomoooでこんな企画あったらいいかも?」という案もたくさんいただきました。
・焼酎を使った“カクテルレシピ紹介”
・ブラインドテイスティングで焼酎当てクイズ
・読者がオリジナルカクテルを考案する企画
・焼酎のお茶割り・ジュース割り・フルーツ割り特集
・「チューハイと何が違うの?」を深掘りする企画
この中で、編集部が特に気になったのが「焼酎を使ったカクテルレシピの紹介」。確かに、ジントニックから入ってジン好きになる方も多いので、焼酎ベースでカジュアルに飲める、スタンダードカクテルのようなものがあると良いのかもしれないですね!
次回は「炭酸割りで美味しいお酒プレゼン会」開催予定!

編集会議というより、まるで“お酒好きの放課後”のような時間でした。参加者の皆さん、ありがとうございました!
今後もnomoooでは、こうした“お酒好きの声が主役”の企画をどんどん開催していきます。
第2回は、参加者が“炭酸割で美味しい”と思うお酒を1本ずつ持ち寄ってプレゼンする回を予定中!7月~8月の開催で考えています。
「これぞ夏にぴったり!」というお酒を、語って、飲んで、またみんなで楽しみましょう。次回の参加募集もお楽しみに!