若者達の間で、パーティードリンクの定番として楽しまれてきたアルコールといえば「テキーラ」ではないでしょうか。しかし、最近では「テキーラ」よりも「イエーガーマイスター」を好んで飲む若者が増えているのだとか。
「イエーガーマイスター」とは、ドイツ生まれのハーブリキュールです。ショットで飲む他に様々な飲み方で、イエーガーを美味しく飲むことができるんですよ!
今回はそんな、「イエーガーマイスター」の美味しい飲み方についてご紹介したいと思います!
イエーガーマイスターとは?
●イエーガーマイスターはドイツ版「養命酒」
ざっくり言ってしまえば、ドイツ版の「養命酒」です。
56種類の生薬やフルーツ、草根木皮から作られている「イエーガーマイスター」は、漢方薬に使われる生薬として欠かせない生姜に始まり、シナモン・スターアニス・カルダモン・オレンジピールといったものをベースに、カモミール・ラベンダー・サフラン・フェンネル・マテ・ミントといった西洋ハーブもふんだんに使われています。
見るからに健康によさげなものが入っているイエーガーマイスターは、一般の家庭でも体の調子を整えるためによく飲まれているポピュラーなお酒なのです。
ちなみにお湯割りすれば心地よい眠りを誘い、クラブなどでショットで飲めば、生薬が気付けとなり元気に遊ぶことができます。
ショットで飲むイメージの「イエーガーマイスター」ですが、カクテルとしても美味しく飲めます。
オレンジジュースやコーラ・ジンジャーエールと良く合い、生薬の力で二日酔いになりにくいのも嬉しい効果ですね。
●イエーガーマイスター 鹿のマークの秘密
イエーガーマイスターのラベルには鹿が描かれています。
実はこの起源は7世紀の「セントウベルトゥスの伝説」とされています。
野蛮な猟師であったウベルトゥス。
彼は動物を狩ることに対しても何の抵抗ないような人間でした。そのため、狩りが禁じられている聖なる日である日曜日にさえ、猟犬を連れ、構わず猟にでかけていたのです。
そんなある日、いつものように日曜日に狩りに出かけたウベルトゥスは、暗い森の中に光を浴び、立派な角を持つ大きな白い鹿が浮かび上がるのを見ました。
彼はその鹿を神のお告げと信じて神に仕えるようになり、これまでの罪を償ったのだそう。
その後、この伝説からウベルトゥスは“猟師の聖人”としてあがめられるようになりました。
「イエーガーマイスター」はこの「セントウベルトゥスの伝説」に由来して、立派な角を持つ神々しい鹿をトレードマークにしたそうです。
●海外では有名なパーティードリンク
日本だと、あまり馴染みのないイエーガーマイスターですが、実は海外、特に欧米諸国ではパーティードリンクの定番銘柄として親しまれています。
2012年にはリキュール類で売り上げ世界第1位を記録しているほど!
最近では日本でも都内のクラブなどを中心に人気を高めてきています。
ではこのイエーガーマイスター、どのように飲めばよいのでしょうか?
ここからはイエーガーマイスターを存分に楽しむ、おいしい飲み方をご紹介していきます!
イエーガー・アイス・ショット
冷蔵庫でキンキンに冷やすこのスタイルは、苦味などを目立たなくしてくれるので飲みやすいショットになります。
スッキリとした味わいとショットの相性は抜群。
冷凍庫に入れてとろみが出るまで冷やすのも面白いです。
ただし飲みすぎには注意!
イエーガー・ジンジャー
もともと生姜の入っているイエーガーマイスターには、もちろんジンジャーエールが合います。ショットではちょっと…という方でも飲みやすいカクテルです。