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今夜は一刻者と、/永瀬正敏×若木信吾 特別対談

本格芋焼酎「一刻者」のブランドアンバサダーである俳優・永瀬正敏さんと、写真家で映画監督でもある若木信吾さんの特別対談が実現。カメラに通ずる2人が語る、"写真と映像”それぞれの魅力とは?

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南九州産のさつまいもを100%使用することに加え、麹まで芋を使用した“芋麹仕込”と“石蔵貯蔵”による芋本来の華やかな香りと上品な味わいを実現する、本格芋焼酎「一刻者」。“頑固者”を表す南九州の話し言葉の意味通り、芋のうまさに対して頑固にこだわり続けたこのブランドも2001年の発売から早くも20年以上が経ちました。

そんな「一刻者」の美味しさと“頑固なこだわり”を改めて知っていただこうと、ブランドアンバサダーである永瀬正敏さんとの対談が実現!お相手は、「一刻者」のキービジュアルを撮影した写真家で映画監督でもある若木信吾さん。

写真と映像、それぞれの魅力や制作におけるこだわりなどを存分に語っていただきました。

また対談中には、永瀬正敏さんが写真家としてゲストを撮影。そのこだわりの作品にも注目です!

写真と映像、それぞれの魅力とは?

永瀬正敏(以下、永瀬) 若木さんには「一刻者」のキービジュアルを撮影していただきましたが、実はこれまでも何度か撮ってもらっているんですよね。

若木信吾(以下、若木) 最初は確か1996年か97年の雑誌のファッションポートレートで、モノクロで撮った記憶があります。そこから30年の間に何回か撮らせてもらったけれど、一番覚えているのは車の撮影かな。

永瀬 すごく覚えています。とても楽しかった。

若木 雑誌の撮影は、広告と違ってコンテ(撮影台本)がないじゃないですか。だから現場で思いつくまま、相手にこうしてくださいとお願いするんですが、当然「それはできない」と断られる場合もままあって。でも、永瀬さんに「NO」と断られたことはこれまで一度もないですね。

永瀬 若木さんは映画監督もされているけれど、写真と映像の違いは何か感じていますか。

若木 どちらも物語性があるんだけど、写真の場合だと、静止しているものを見つめることで、物語を自ら発見していく。映像の場合は、次から次へと目の前のものが変化していくので、それを追いかけながら、相手から物語を見せてもらえるという感じでしょうかね。

永瀬さんも長く写真家として活動されていますが、自分が被写体のときと、撮影しているときに何か違いはありますか。

撮影:永瀬正敏

永瀬 映像と写真というのは、僕の中では同じ表現としては変わらないんですが……。

物語性で言うと、昔、ある映画で、当時はまだフィルムでの撮影だったんですが撮影監督の方が、その1コマをプリントしてプレゼントしてくださったんです。そこに「1コマの映画です」と書いてあって、ああ、なるほどと思いました。

あと、著名なカメラマンの方に自分の写真を見ていただいたとき、1枚だけ手が止まって「永瀬くん、これがいい写真っていうんだ。写真の前後の時間が想像できる」と言われたことがあって。

若木 映像の中のひとコマも物語であったり、1枚の写真から前後が想像できる物語であったり。

永瀬 そう。いとこ同士みたいな感じで。

わかりたい、知りたいから、続ける。

若木 永瀬さんが写真を撮り始めたきっかけは、明確にあるんですか?

永瀬 元々写真好きっていうのもあったんですが、80年代頃って枠組みをきっちりしたい、みたいな風潮があって。「役者とはこういうもの」「アイドルとはこういうもの」というカテゴライズがあったけれど、そのうちにアイドルも自分で詞を書き始めたり、レコードジャケットのビジュアルに意見したりしたじゃないですか。当時から写真を撮っていたので、そういう仲間から「作られていない今の本当の自分を撮ってくれ」と言われたりして。あともうひとつ、祖父が写真館をやっていたんですよ。

若木 つまり、小さい頃からカメラとかスタジオとかに慣れ親しんでいた?

永瀬 いや、戦後は廃業したんです。戦後に食糧難になって、家族を食わさなきゃと知り合いにカメラを「後で買い戻す」という約束で渡したら、そのまま何ももらえず逃げられてしまって、それ以降、カメラを持たなかったんだそうです。

ただ、あるとき実家の倉庫を掃除していたら、祖父が書いた研究ノートが出てきたんですよ。それを読んで、「ああ、おじいちゃんは本当に写真が好きだったんだな、真剣だったんだな。なのに志半ばで諦めざるを得なかった…。僕もちゃんと祖父の好きだったポートレートを撮れるようになりたいな」と思ったんです。DNAのリベンジといいますか。

若木 一からよみがえらせると。

永瀬 ええ。だからいまも天国の祖父に助けてもらいながら撮らせてもらっている感じです。

「いま、この瞬間」が本物に感じられるように。

撮影:永瀬正敏

永瀬 一般の人を撮るときと、今回の「一刻者」のキービジュアルのようにきっちりした世界観をつくって撮るときの、心構えの違いはありますか。

若木 「一刻者」に関していうと、背景に本棚があり、本を読みながら「一刻者」を飲んで味わうというテーマがしっかりとあったので、それは俳優・永瀬正敏にお任せしました。表情を含め、ディレクションはほとんどしていないです。

ただ、その空間に永瀬さんが入ってきたときに、気持ちもグッと入れるような現場づくりには気を配りましたね。ファインダーを覗くと、「なんか来たな」とか「まだ入れていないな」というのはわかるものなんです。つまりそれは、演技だけど、本物だということ。カメラマンは「いま、この瞬間は本物なんだ」と信じられるときにシャッターを切れるかどうか、それが勝負です。

永瀬 なるほど。あと、動画撮影の合間にキービジュアルの撮影というのも大変だったのではないかと思うのですが。

若木 確かに映画でもスチールカメラマンの立ち位置って、本当に難しいですよね。

カメラが旅の出会いを誘う。

若木 永瀬さんが写真を撮っていて一番嬉しいのはどういうときですか?

永瀬 撮らせていただいた方から「ちょうだい」と言われるときですね。若木さんは?

若木 僕は撮っていればずっと嬉しい(笑)。新しい写真が撮れたときとか、いままでになかった世界の見方が写りこんだときは、特に嬉しいです。

永瀬 旅先にはカメラは必ず持参されますか?

若木 カメラがないとダメですね。あと、フィルムを入れてないと駄目。空(から)のカメラを持っているのが一番不安です。永瀬さんは何か旅の思い出はありますか。

永瀬 撮影のために旅をすることはあまりなくて。海外だと、仕事で呼んでいただいて、そのときにカメラを持参して、出会った人を撮影することが多いです。

若木 カメラがあったからこそ、誰かと仲良くなれたというのはありますか。

永瀬 旅先だとそれで助けられたというか、コミュニケーションがとれるところはありますね。特に昔は「プリントして送るね」とか言えましたし。写真を通して仲良くなった方も多いです。

永瀬正敏が若木信吾を撮る

自前のカメラを構え、若木さんのポートレートを撮り始めた永瀬さん。1分ほどシャッターを切ったあと、次は床に座った写真を撮らせてほしいと提案していました。カメラ位置が決まったところで、若木さんに座ってもらい、「若木さん、ひとつだけお願いごとがあって、あまり下を向くと顔が見えなくなるので、ちょっとだけ上を向いてください」と声をかける永瀬さん。

若木さんが自前のカメラのフィルムチェンジをする姿は、まるで大きな子どもが大切なおもちゃをいじっているよう。永瀬さんはカメラを手持ちに替え、最後には互いにカメラを向け合っていました。

酒をたしなむ、幸福な時間。

永瀬 では、あらためて「一刻者」で乾杯。今日は撮影もさせていただいて、ありがとうございました。

若木 永瀬さんって、撮っている最中にすでに仕上がりのイメージはありますよね?

永瀬 ええ、なんとなくありますね。もともとかっちりとしたポートレートとして撮る予定だったけれど、若木さんならもしかしたらこっちもありかなと思って。白ホリからはずれたところでも撮らせていただきました。

若木 楽しかったです。永瀬さんは撮りたいイメージがはっきりしていて、「いまこの時だ!」という、いつシャッターを押したらいいか、自分の好きな瞬間を知っている。その能力がとても長けていて、まさに写真家だなと感じました。僕が写っているのに、そこに永瀬さんを見ることができる。撮影者と被写体がシンクロする瞬間というんでしょうか。そういう瞬間が撮れる方だと思いました。

永瀬 そんなに褒めていただいて、嬉しいです。若木さんは「一刻者」のキービジュアルを撮ったのをきっかけに、家にも「一刻者」を置くようになったとお聞きしました。

若木 そうなんです。紺色のラベルと紫のラベルの両方があって、紫のほうがいまのお気に入り。水割りで飲んでいるのですが、味や香りがはっきりしているのがよくわかります。「いっこもん」というのは、頑固者という意味だそうですね。

永瀬 ええ、南九州の話し言葉です。実際、宮崎県の黒壁蔵を見学したのですが、本当に細かいところから職人さんがこだわっているんです。「いいものを味わっていただきたい」という深い思いに、正直感激しました。

若木 まさにこだわりの酒ですね。飲む時はひとりが多いですか?

永瀬 そうですね。誰かとももちろんありますが。あと、撮影終わりの打ち上げに「一刻者」を持参して、一緒に作品をつくってきた仲間がそれを取り合ってくれる姿を見ながらほくそ笑んじゃうことも(笑)。「美味い!」なんて声が聞こえちゃうと、よしよしと。

若木 嬉しいですね。僕はひとりで飲むことが多いです。妻もあまり飲めないし、逆にお酒があることで、ひとりの時間をつくれるという面もある。

永瀬 お酒を飲むシーンって、本当にいろんなシチュエーションがありますよね。僕にとっては「一刻者」の甘みが特別なものなので、それを飲んでリラックスしたいときもあるし、逆にいろいろ考えたりするための起爆剤にもなる。とてもポテンシャルの高いお酒だと思います。

若木 シチュエーションでいうと、僕は浜松で写真集がメインの書店をやっているくらいなので、写真集は見ながら飲むときもあります。

永瀬 なるほど。

若木 新しい本や写真集を買って、最近はシュリンクに入っているので、その封を切る日は「一刻者」を飲むぞとか。

永瀬 超スペシャルな時間になりそう。

若木 ぜひ、次回はご一緒に。そして、これからも永瀬さんを撮らせてください。

永瀬 嬉しいです。僕、自慢できることがほぼないんだけど、その中で唯一自慢できるのが、出会い。若木さんとの出会いも、「一刻者」との出会いもそう。大事にしていきたいです。

若木 これまでの30年のように、今後もお互いにさらなる変化や進化があれば、また面白いですね。

永瀬 昔はいまいちできなかったけれど、いまならできる!みたいなのもありますし。

若木 ぜひやっていただこう。次回の打ち合わせには「一刻者」を持参します(笑)。

永瀬 (笑)いや、僕が持っていきますよ。

頑固なまでの芋へのこだわり。焼酎好きを虜にする本格芋焼酎「一刻者」

原材料に南九州産のさつまいもを100%使用し、独自の“芋麹仕込”と“石蔵貯蔵” による芋本来の甘い香りと上品な味わいが特長の1本。

本格焼酎の本場、宮崎県にある 「宮崎・日向 黒壁蔵」で仕込む全量芋焼酎です。

「一刻者」の詳細はこちら。

商品名

全量芋焼酎「一刻者」

アルコール分

25%

容量

720ml

参考小売価格

1,528円(消費税抜き)

受賞歴

2022 SFWSC特別金賞受賞、2023 ISC金賞受賞

■お問い合わせ先
宝ホールディングス株式会社 お客様相談室 0120-120-064(9 時~17 時 土日祝日を除く)
一刻者ウェブサイト https://www.ikkomon.jp/

提供:宝酒造

《nomooo編集部》

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