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パリジェンヌも大絶賛の日本酒!日本酒の本質を追求した「醸し人九平次」の魅力を紹介します

皆さんこんにちは。 今や"sake"といえば海外の方に「日本酒」と通じるほど、海外での日本酒の認知度が高まっています。筆者自身も、日本酒専門店に海外からの旅行客が来店してたり、お酒好きの外国人の友達と話す中で、日本酒の知 …

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皆さんこんにちは。

今や"sake"といえば海外の方に「日本酒」と通じるほど、海外での日本酒の認知度が高まっています。筆者自身も、日本酒専門店に海外からの旅行客が来店してたり、お酒好きの外国人の友達と話す中で、日本酒の知名度の高さを感じます。

海外での日本酒ブームの火付け役としてその一翼を担ったのが、「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」です。醸し人九平次がなぜ国内だけでなく海外でも人気なのか、どのような味わいなのか。今回は、醸し人九平次の人気の理由に迫ります。


醸し人九平次とは?

醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 720ml

醸し人九平次は、愛知県の萬乗醸造から発売される、純米大吟醸造りの日本酒です。醸し人九平次の醸造元は愛知県でありながら、良質な米の産地で有名な兵庫県播磨にある、自社所有の田んぼで栽培された酒造好適米を使用しています。

醸し人九平次、その名前の由来

萬乗醸造では、創業以来「九平治」の名が代々受け継がれてきました。醸し人九平次は、十五代久野九平治氏が1997年に立ち上げたブランドです。

公式HPはこちら

醸し人九平次の味わいは?

醸し人九平次の味わいはブランドによって多少異なりますが、フルーティーで華やかな香りと、エレガントな酸が醸し人九平次の味わいの特徴です。

ワイングラスで飲みたい日本酒、醸し人九平次

華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴の醸し人九平次は、ワイングラスで飲むことが推奨されています。様々な形の酒器で飲むことで、香りや味わいの変化を楽しむことができます。

醸し人九平次をもっと楽しむ3つの方法

醸し人九平次の楽しみ方その1:温度を変える

一般的に、低い温度ほど酸が立ち、フレッシュに感じます。温度が上がるにつれて、甘みが増しまろやかな風味になります。醸し人九平次は、約12℃以上で飲むのがオススメです。

食事の間を通して徐々に温度が上がるため、その間のお酒の変化も楽しめます。温度で醸し人九平次の甘みを調整し、料理の甘さとあわせると非常に相性がよくなります。

醸し人九平次の楽しみ方その2:開栓からの時間を変える

日本酒の味わいは栓を開け、空気と触れ合うことでも変化します。一杯のグラスの中でも変わりますし、瓶の中でも変わります。

醸し人九平次は、グラスに注いだ後の味わいの変化を楽しむことができます。また、開栓後に瓶の中での熟成による味わいの変化を感じるのも、醸し人九平次をより楽しめる飲み方です。

醸し人九平次の楽しみ方その3:酒器を変える

日本酒を飲むグラスには様々なものがありますが、醸し人九平次を楽しむにはワイングラスをおすすめしています。それは醸し人九平次が持つ要素をより多く、わかりやすく感じ取れるためです。

またグラスの形状、大きさ、厚さによっても香り、味わいが違ってきます。いずれにしても酒器の特性を生かし、醸し人九平次の個性を引き出せれば、ワクワクする食事となるのは間違いありません。色々な酒器をお試し頂くのも、醸し人九平次の楽しみです。

参考:萬乗醸造公式HP:醸し人九平次の楽しみ方

醸し人九平次の醸造元・萬乗醸造について

醸し人九平次を造り出している蔵元「萬乗醸造」は、愛知県名古屋市緑区にある酒造メーカーです。代々の当主が「九平治」を名乗る久野家の9代目から日本酒を醸しはじめました。元々は灘や伏見の大手メーカーの下受けで酒を造っており、自社銘柄として造る酒は300石にも満たないほどでした。そこへ15代目蔵元久野九平治氏が当主になり、大量生産のできない少量仕込みながらも1200石の規模を誇る蔵へとなったのです。

「日本酒の新たな価値を創造し、それを押し上げる品でありたい。」という志を胸に、吟醸・大吟醸酒しか造らない蔵元として名を馳せる萬乗酒造は、兵庫県播磨に自社田を所有し、米造りひいては農業からの改革を目指しています。また、日本酒に化学反応を起こすべく、スタッフをフランスに長期研修に行かせていることでも有名です。

「日本酒はこんなものじゃないんだ。」と、どこまでも本質を追い求める新進気鋭の蔵元は、世界から注目を浴びています。

公式HPはこちら

醸し人九平次のこだわりの造りがスゴイ

醸し人九平次の<米>

「田を知らずして、SAKEを語って良いものか?」「自分の手で米を作りたい」という思いのもと、2010年から自社田にて米作りを始め、翌年2011年には、自社栽培米のみで醸した「黒田庄に生まれて、」を商品化しました。「米を育てる事からの日本酒造り」に21世紀の使命感を持って、醸し人九平次は醸されています。

醸し人九平次の<水>

醸し人九平次の仕込み水は、300年かけて沸いてくるという水を長野まで行って汲んでいます。愛知県にある醸し人九平次の蔵元から2時間もかけて汲みに行くほどのこだわりです。

醸し人九平次のラベルへのこだわりがスゴイ

醸し人九平次は、洗練されたデザインのラベルでも有名です。まるでワインかのようなおしゃれなラベルの醸し人九平次は、日本酒をあまり飲まない人や、海外の方でも手に取りやすいデザインになっています。パリに修行に行ったことによる、日本酒とワインの化学反応が、醸し人九平次のラベルに顕著に表れています。

「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地」のラベルは、紙ではなくボトルに直接文字が彫られています。ダークな色合いのボトルに彫られた「醸し人九平次」の文字が映え、「○九」のシンプルなデザインが洗練された印象です。

「醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、」は、若葉色のベースに金の箔で縁取りがしてあるラベルです。左上に記載されている数字は、山田錦を栽培した場所の緯度と経度の数値です。ラベルの中央には何もないのがお洒落な印象の、「醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、」のラベルです。

白地のラベルに「○九」の醸し人九平次のロゴ、上部には金の箔で銘柄の「醸し人九平次」、下部には「彼の岸」と記された、非常にシンプルな「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸」のラベルは、まさにジャンパンのよう。米の生産年を記している部分も、ワインのヴィンテージの記載になぞらえてあります。

醸し人九平次の世界での反響がスゴイ

世界中でその味わいと品質を認められた「醸し人九平次」は、現在フランス国内の約80件のレストランで提供されています。

醸し人九平次は、ミシュランで3つ星を獲得した「ギィ・サボア(Restaurant Guy Savoy)」にて唯一の日本酒として採用されています。ホテルでは、シェフ、オーナー、ソムリエが醸し人九平次を大絶賛し、醸し人九平次に合う料理をコースで振舞っています。

また、日本人がシェフを務めるバリのレストラン「ル・クラリス(Le Clarisse)」でも醸し人九平次が提供されています。魚介やフォアグラの料理が醸し人九平次とともに提供され、「フランス料理にも合う日本酒」として醸し人九平次は人気を博しています。

その他には、オーガニックワインの豊富なラインナップで有名なパリのカジュアルレストラン「ヴィヴァン・カーヴ(Vivant Cave)」でも醸し人九平次は振舞われています。高級フレンチだけではなく、より多くの方が醸し人九平次を堪能しています。

醸し人九平次の商品一覧

醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸(ひのきし)

「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸」の上立ち香は、フルーティーな香りが華やかに立ちます。口に含むと、瑞々しく綺麗な甘味と僅かな酸味が感じられます。保温温度で熟成のスピードが違ってくるので、保管場所の温度変化によって複数年の熟成を楽しめます。

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醸し人九平次 純米大吟醸 別誂(べつあつらえ)

醸し人九平次シリーズのフラッグシップとも言える一本が、この「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」です。爽やかでフルーティーな香りと、バランスの良い穏やかな甘みのある味わいが特徴です。

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醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地

穏やかな香りと、爽やかに感じる酸が、すっきりと飲みやすい味わいの「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地」です。「さらなる時のうつろいの中で、理想的な熟成(AGING)を経る可能性を秘めています。複数本お手元に置かれ、時の流れを感じつつ、AGINGを楽しまれるのも一興かと思います。」との思いが、「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地」には秘められています。

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醸し人九平次 純米大吟醸 human

すっきりと広がりのある香り、とろりとした濃密さを感じつつも醸し人九平次らしい酸がキレの良い後味を演出する、「醸し人九平次 純米大吟醸 human」です。「男性でも女性でもない。国境や民族や文化でもない。そんな、すべての境界を飛び越えていける日本酒でありたい。」という思いが、「醸し人九平次 純米大吟醸 human」に込められています。

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醸し人九平次 純米大吟醸 雄町

これで醸し人九平次ファンになったという方も多い1本。「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」は、酒造好適米・雄町の特徴を最大限に引き出し、酸味と米の旨味をしっかりと感じることのできる味わいです。ボリューム感のある旨味ながらも飲み飽きせず、ずっと飲んでいられる1本が、「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」です。

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醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、

醸し人九平次の米作りリーダー金子敦司さんが中心となり、自社栽培の山田錦100%で造られた純米吟醸酒です。黒田庄は醸し人九平次の山田錦を造っている町の名前です。柑橘系の香りと酸味が特徴的なワイングラスでいただきたい1本が、「醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、」です。

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醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に 山田錦

「醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に 山田錦」は、2005年に初めてお燗用の醸し人九平次として発売され、翌年には秋から冬にかけての定番となったお酒です。「燗」という字を眺めていると、"火と月の間に"という名をつけた蔵元の思いが想像できます。お燗の温度を変えることによって、豊富な味わいの変化を楽しめる、「醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に 山田錦」です。

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まとめ

いかがでしたか?米の自家栽培や、ワインの本場フランスへの研修で生じるワインと日本酒の化学反応など、常軌を逸する酒造りへのこだわりが、「醸し人九平次」を世界中で人気の日本酒にしたんですね。

皆さんも、世界が認める味わいの「醸し人九平次」をぜひお楽しみください!

《しまちろ》

しまちろ

ビールはモルツが好きです。日本酒利き酒師ですが、利き酒はできません。美味しいお酒と酒場を求めてふらふらしてます。最近は四谷荒木町、北千住、上野近辺で飲むことが多いです。ちょくちょく立石にも出没します。

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