TOP / お酒を選ぶ / ワイン / ボルドー初の日本女性醸造家が手がけるオーガニックワイン「シャトー・ジンコ」の魅力を本人に聞いてみた

近年、オーガニックワインに人気が集まり、ワイン好きでない層へもトレンドが浸透。「オーガニックワインはまずい」という認識もすっかり昔話になっています。

中でも、フランスはオーガニックワインの最先端。20年以上も前から、サスティナブルを意識したワインづくりが行われています。

そんなフランスの銘醸地ボルドーで、日本人女性醸造家が立ち上げたシャトーがあります。ストーリーも味わいも奥深い「シャトー・ジンコ」の魅力に迫ります。

メルローの達人も絶賛のシャトー・ジンコとは

日本人初の女性ボルドーワイン醸造家が造るワイン

「シャトー・ジンコ」はボルドーで初の日本女性醸造家・百合草梨紗さんが手がけるオーガニックワイン。ボルドーへの留学後、現地の専門学校で学ぶなど経験を積み、ワインの有力メダルコンクールの審査員としても活躍する方です。

“メルローの達人”もお墨付きの畑でのぶどう栽培

こちらのワインが造られている自社畑は、メルローの達人ジャン=クロード・ベルエ氏が認めたという場所。シャトー・ペトリュスで 44 年間醸造家として勤めた同氏は、世界最高の醸造家との呼び声も高い人物。レジェンドが認めた畑で造られる“間違いのない”ワインということですね!

オーガニック認証AB取得のワイン

2019年ヴィンテージから、「シャトー・ジンコ」は「オーガニック認証AB」を取得しています。「オーガニック認証AB」とは、フランス農務省により定められた認証マーク。有機農業を意味する言葉で、この認証を獲得するには「最低3年間は有機農法実施している」「オーガニック材料を95%以上含む」「EU圏内で生産あるいは、加工されたもの」といった厳しい基準が設けられています。

この厳しい基準に加え、1年ごとの抜き打ち検査を乗り切った“本物のオーガニック商品”だけが、このマークを手に入れられるということもあり「シャトー・ジンコ」も、数少ない本物のオーガニック(ナチュラル)ワインと言えます。

サクラワインアワード「ダイヤモンドトロフィー」受賞

由緒正しいアワードでも賞を獲得している「シャトー・ジンコ」。「シャトー ジンコ 2018」は、4,560本中全体の1%のみしか選ばれない*サクラワインアワード「ダイヤモンドトロフィー」も受賞しています。

*サクラワインアワード:日本の女性だけによる国際ワインコンペティション

若くして渡仏、ボルドーに魅入られて。百合草梨紗さんが語るワインの魅力

百合草梨紗さん

プロフィール:ボルドーで初の日本女性醸造家、百合草梨紗さん。静岡県沼津生まれ。

“未来を見据えたワイン造り”を行う百合草さんのこだわり

「ブドウがなる季節には、子どもが口いっぱいに頬張って食べるんです」

1.65haの畑をバックにして嬉しそうに話してくれたのは、シャトージンコを営む百合草梨紗さん。zoom越しの画面からも、緑の香りが立ち上がってくるようです。

ふくい

ふくい

百合草さんは若くして、渡仏されたと伺いました。

百合草さん

留学したのは21歳の頃ですね。短大を卒業して、アパレル会社に就職。友人と参加したワインの試飲会でボルドーのサンテミリオンのワインに魅せられたのがきっかけで、フランスへ渡りました。

語学学校に通いながらシャトーを訪ね、ワインを学ぶ日々。その後、ボルドー商工会議所が運営する専門学校で、本格的に醸造やテイスティングを教わりました。1度日本へ帰ったのですが、5年後にフランスへ戻ってきました。最初は4ヶ月だけのつもりでフランスへ来たのに、もう20年近く住んでいます。時間が経つのって、本当に早いですよね。自分がこんなに長くフランスにいるというのも、なんだか不思議な感覚です。

ふくい

ふくい

シャトーを立ち上げられたのはいつですか?

百合草さん

畑を購入したのが、2015年ですね。由緒ある、ワインの生産者と販売者をつなぐネゴシアンの家系である夫・マチューと出会って、結婚。二人で「カイワイン」というネゴシアンを立ち上げました。10年くらいたった頃に「自分が心の底から愛せるワインを造りたい」とポロっとこぼしたら、夫が力になってくれました。ネゴシアンの人脈も駆使しながら一生懸命畑を探して、この畑にたどり着きました。

前のオーナーが丁寧に手入れしていたこともあり、土壌の良い畑で。フランスを代表するワイナリーでもある、シャトー・ペトリュスの元醸造長であり、メルローの達人ジャン=クロード・ベルーエさんにも太鼓判をいただきました。こうしてボルドーの地で、土地の豊かさを活かし、生物多様性を意識したワインづくりに踏み出したんです。

ふくい

ふくい

醸造をはじめられて3年。オーガニックワインを作る中でのご苦労も多いかと思います。

百合草さん

そうですね。化学肥料を使わず無農薬でブドウを造っていて、なるべく機械を入れずに人の手でワインづくりを進めているので、日々格闘です。

現在、畑作業に使っているトラクターもいつかは馬に変えたいです。オーガニックワインにこだわるのは味わいの豊かさはもちろんですが、未来を見据えてワイン造りが長く続いてほしいと思うからです。

2019年は果実味が爆発したスーパーヴィンテージ

ふくい

ふくい

2019年のブドウの出来はいかがでしたか?

百合草さん

畑も順調に浄化され、良いブドウが採れました。鹿がうちの畑を狙い撃ちして食べに来るほどの出来だったんです(笑)

2019年はスーパーヴィンテージで、今までで一番の傑作だと思っています。シャトー・ジンコはフィルターにかけず清澄もしていないので、そのままのブドウの味を引き出していて、今年はピュアな果実味が爆発しています。

色合いは黒に近いルビー色。開けた瞬間の香りと口に含んだ瞬間から最後まで尾を引く甘みがたまりません。手前味噌なんですが、これ3倍の値段はしておかしくないと思っているんです。

ふくい

ふくい

聞いているだけで飲みたくなってきました!味わいは、フランスのテイスティングコンクールで優勝経験を持つ百合草さんの感性も深く関係していそうですね。百合草さんが美味しいと思う飲み方を教えていただけますか?

百合草さん

じっくり時間をかけて飲んでいただきたいですね。本当は開栓して3時間経ったものだと望ましいのですが、ご自宅で飲まれるのは難しいでしょうから……。

時間の変化を楽しんでいただけるワインですので、翌日までまたいで飲んでも美味しいですよ。

ふくい

ふくい

シーンとしては食後にゆっくり飲むイメージでしょうか?

百合草さん

ディナーの後、チーズと一緒にというのもいいですね。私は、シャトー・ジンコで剪定した枝でレアに焼き上げた赤身肉と合わせたりしています。

購入いただいたワインをお店に持ち込んで、コース料理と合わせてもらうのも楽しそうですね。安ければ2000円ほどで持ち込みできて、ソムリエにも美味しい飲み方をサポートしてもらえますし。でも、とにかく自分の好きな人と一緒に飲んでほしいですね。

そういう愛しいひとときを過ごしてもらいたいです。

百合草さん

日常使いに飲んでいただくなら、カジュアルラインであるジー・バイ・ユリグサもお試しいただきたいですね。ジー・バイ・ユリグサは白は、バトナージュ、赤はルモンタージュという攪拌する作業によって旨味を残す醸造を行っています。

シャトー・ジンコに比べてお手頃でありながら、エレガントな味わいです。気にせずどんどん開けてもらえれば。

ふくい

ふくい

どちらも日本で味わえるようになる日が楽しみです。お話を色々伺ってきて、愛がひしひし伝わってきました。3年目を迎えて、これからの展開も楽しみですね。

百合草さん

百合草さん

実はスパークリングもチャレンジしたいな、とか色々と野望があります。
ふくい

ふくい

これはますます目が離せませんね。今日はありがとうございました。

2021年10 月5日から日本でも発売開始!ワイン好きは「シャトー・ジンコ」を要チェッ ク

ボルドーに魅了され日本を飛び出し、現地でワイン造りに向き合う百合草さんが造る「シャトー・ジンコ」。真心込められて造られた完成度の高い1本は、日本のみならず世界中が注目するプレミアムなワインに仕上がっています。

特に2019年ヴィンテージは、ご本人が“スーパーヴィンテージ”と胸をはるほどの出来栄えです!今後ますます注目されることが予想できる、シャトー・ジンコ。ここ日本でも、2021年10月5日から販売が開始されるのでワイン好きの方はぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。

シャトー・ジンコの詳細はこちら

商品詳細

商品名 シャトー・ジンコ
希望小売価格 14,300円(税込)
正規輸入代理店 株式会社都光
商品名 ジー・バイ・ユリグサ ルージュ
希望小売価格 3,300円(税込)
正規輸入代理店 株式会社都光
商品名 ジー・バイ・ユリグサ ブラン
希望小売価格 3,300円(税込)
正規輸入代理店 株式会社都光

※提供:株式会社都光