TOP / お酒を選ぶ / 日本酒 / 大吟醸はなぜ高い?利酒師が解説する日本酒のランク

一言で日本酒と言っても、そこには様々な種類があります。

日本酒に関して語る際に「大吟醸」「純米酒」といった言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。実はあれ、製法や使っている素材によって変わる日本酒の分類名なんです。

今回は利酒師の人に、日本酒の分類や味わいについて詳しく聞いてみる他、「初心者〜上級者誰にでもおすすめ」な日本酒の飲みくらべセットについてもご紹介していただきました!

大吟醸、吟醸、純米酒……ってよくわかんない!日本酒の種類について利酒師に聞いてみた

今回、日本酒について教えてくれたのが利き酒師の資格を持つこのお2人。日本酒に関する知識やノウハウにお答えいただきました!

森田千尋さん

平石準さん

使用する素材と精米歩合によって日本酒の呼び方は変わる

nomooo編集部

今日はいつも感じていた日本酒に関する疑問について、色々聞いていきたいと思います!日本酒って、本当に様々な種類がありますよね!だからこそ、自分の好みの1本に出会うのがなかなか難しくて...。

平石さん

確かに、漢字ばかりだから難しいように感じるかもしれませんが、意外にシンプルなんですよ!

まず最初に、大きく分けて「純米酒」「本醸造酒」の2つに区分することができます。

森田さん

とても簡単に説明すると、「純米酒」と呼ばれる日本酒は米・米麹・水のみを使って作られるお酒で、「本醸造酒」と呼ばれる日本酒は醸造アルコールを添加したお酒。

そして、この区分をさらに細かく見ていくと大吟醸・吟醸の「吟醸系」という高ランク酒があります。吟醸は精米歩合60%以下の米、大吟醸は精米歩合50%以下の米を使い“吟醸造り”と呼ばれる製法で作られたお酒のことを指します。

その他、「特別純米酒」「特別本醸造酒」という少々特殊なものを含めた8つのお酒が「特定名称酒」とよばれる日本酒ですね。

純米酒

<名称> <精米歩合>
純米酒 規定無し
純米吟醸酒 60%以下
純米大吟醸酒 50%以下
特別純米酒 60%以下もしくは特別な醸造

本醸造酒

<名称> <精米歩合>
本醸造酒 70%以下
吟醸酒 60%以下
大吟醸酒 50%以下
特別本醸造酒 60%以下もしくは特別な醸造

nomooo編集部

なるほど、とりあえず大きく分けて2つ、さらに細かく区切ると8つに分けられるということですね!どの単語もなんとなく聞いたことがあるんですけど「精米歩合」っていうのが未だにピンとこなくて......。

平石さん

精米歩合というのは、日本酒造りに使用する酒米をどれだけ磨いたのかを示す数値です。

例えば「精米歩合90%」の場合は、10%ほど米を削り残りの90%で日本酒を造ったということ。逆に「精米歩合10%」であれば90%米を削り残りの10%で日本酒を造ったということになります。

幻のお酒!?大吟醸・純米大吟醸は米を50%以上削って造る上質なお酒

森田さん

この中でも、ランクとして高いのが純米系であれば「純米大吟醸」。アルコールを添加した本醸造系であれば「大吟醸」になります。どちらも精米歩合50%以下という贅沢なお酒です。

精米歩合を下げ、米の中心部分である「心白」に近づくほど、雑味のないすっきりとした味わいになると言われていますが、その分コストもかかるため比較的値段も高くなりますからね。

昔の話にはなるんですが、大吟醸というのは一般的には流通していないお酒で一般の人は飲めなかったんです。品評会に出したりするための、蔵の人しか飲めないとってもレアで高級なお酒ということで「幻の酒」と言われていたんですよ。

nomooo編集部

幻のお酒!!名前がかっこいいですね。でも「純米大吟醸」と「大吟醸」の違いって「醸造アルコール」が入っているかどうかですよね?

「醸造アルコール」って、いわゆる人工的なアルコールのことだと思うんですが、そう考えると「大吟醸」よりも醸造アルコールが入っていない「純米大吟醸」の方がレアなお酒っぽいし高級なお酒ってことなんじゃないですか?

平石さん

いえ、皆さん勘違いされている事が多いんですが、「醸造アルコールが入っている=悪いお酒、安いお酒」というのは完全に間違った認識なんです。

nomooo編集部

そうなんですか!?日本酒ファンの人の中には「醸造アルコールが入っていると悪酔いするから」と言っている人もたまにいますよね。

森田さん

確かに、そういった間違った思い込みをしている方もいらっしゃいますよね。そもそも醸造アルコールは、お酒の度数を上げるためにいれるわけではなく、いくつかのメリットを酒にもたらすために添加しています。まず、お酒の質を安定させる効果があり劣化を防ぐ働きがあるため、より酒の品質が安定するんです。

また、日本酒特有の華やかな香り「吟醸香」を立たせやすくする効果もあります。純米大吟醸よりもアルコール添加された大吟醸の方が、フルーティーで香り高い吟醸香を豊かに感じることが多いんですよ。

平石さん

醸造アルコールが入っていることによって「悪酔いするのではないか」「悪いお酒なのではないか」と考えている人もいるんですが決してネガティブなものではないんです。

確かに昔は醸造アルコールそのものの質が安定していなかったことに加え、アルコールのかさ増しをするために加えられていたこともあったため「悪酔いの原因になる」と思われていたようですが、現在の技術力では決してそんな事ありません。

また、添加物というイメージが、悪いニュアンスに捉えられがちですが「味を整える」という意味でも醸造アルコールは非常に大切なものなんです。

nomooo編集部

なるほど〜!思い込みの部分が大きかったわけですね。

この知識があれば、これまで醸造アルコールに対する偏見から純米酒ばかり飲んでいた人も、大吟醸や吟醸といった他の日本酒を飲むきっかけになるかもしれないですね!

森田さん

最近では技術力も上がってきていて、色んな日本酒がありますし、お酒は人の好み次第ですから。

精米歩合に関しても「精米歩合が低いから高級なお酒」「精米歩合が高いから安いお酒」という認識ではなく、あくまで味の特徴を捉えるための数値として覚えておくと良いと思います。

平石さん

どういう日本酒を飲みたいかを考えた時の目安ですよね。大吟醸と純米大吟醸、名前は似ていてもテイストは大きく異なります。

純米大吟醸は、米の本来の純粋な旨味を楽しむどっしりとしたお酒。一方で大吟醸は、フルーティーで香り高い吟醸香を感じられるすっきりとした味わいが特徴のお酒です。

「どっしり系なのか、すっきり系なのか」「どんな食事と合わせるのか」などを考えて選ぶのが日本酒の楽しみですからね!

旨い大吟醸が10本入って10,989円!?利酒師セレクトの激安飲みくらべセットがお得すぎる

nomooo編集部

これまでの話を聞いて、大吟醸にすごく興味が出てきました!実際に色々飲みくらべて好みの1本を見つけたいと思うんですけど、やはり高級なお酒ということで、そこまで種類を買い揃えることもできませんよね。

平石さん

確かに、大吟醸は比較的高いお酒ですからね。そういった方々にぜひ試していただきたいのが、ベルーナで販売している大吟醸10本セットなんです。

このセットは「美味しい大吟醸を飲みくらべたいけど、どれを買えばいいかわからない」という人に向けて、私達利酒師が実際に飲みくらべを行い本当に美味しいと感じたものを10本詰め合わせた商品なんです。

nomooo編集部

10本もセットになっているんですか!?確かに美味しい大吟醸が飲みたいのですが......お値段はそれなりに高いんじゃ??

平石さん

いえいえ!実はこちらはのセット、10本で10,989円という手に取りやすい価格設定にしてあるんですよ。

nomooo編集部

え!?じゃぁ1本あたり約1,100円ってことですよね??安すぎません?

森田さん

直接酒蔵さんと交渉して年間で大量の買い付けを行い、自社でセットを作っているからこそ、通常の半額以下でご購入いただける金額に設定できているんです。

また、一升瓶だと1本飲み切るのが難しいですし、冷蔵庫で保管するのも大変ということで、飲みやすい720ml瓶にしている点も特徴です!

nomooo編集部

たしかに、このサイズ感は嬉しいです!先程まで大吟醸が「幻のお酒」と聞いていたので、ここまで安いとビビりますね(笑)

森田さん

安さはもちろん、味も私達利酒師が「本当に美味しい」と思ったものばかりですからクオリティも安心していただいて大丈夫です。中にはモンドセレクションで金賞を受賞したものもあるんですよ!

nomooo編集部

安くて美味しいなんて......最高じゃないですか...。

森田さん

私達、利酒師がそれぞれの日本酒を解説した説明書もついているので、読みながら飲んでいただくことでより深くその日本酒の味わいを楽しんでいただけると思います!

特割!大吟醸飲みくらべ10本セットの詳細はコチラ

利酒師がおすすめするセットの日本酒を実際に飲みながら解説してもらった

ここからは、初心者にもおすすめだという10本セットの大吟醸の中から3本をセレクトして、実際に飲みながらお2人に解説していただきました。全て試飲した上で決めているという、こだわりの大吟醸セットの魅力や食事との楽しみ方についても聞いてみましたよ!

信濃屋  甚兵衛

平石さん

「信濃屋 甚兵衛」は、2018年のモンドセレクションで金賞を受賞するなど名実ともに優れた日本酒です。

長野県の「遠藤酒造場」という酒蔵が作っているのですが、そこの社長さんがとてもアクティブな人で、品評会にも数多くの日本酒を出しているため、毎年高いレベルの日本酒が造られています。

平石さん

非常に力強いお酒で、米の旨味を引き出した芳醇な味わいが特徴。「生貯蔵」と呼ばれる、通常よりも火入れの回数が少ない製造法で造られているので、お酒のフレッシュさも際立っていてとても香り高いです。

森田さん

日本酒の味も強く、香り高いということもあるので食事を合わせるのであれば、さっぱりめのメニューがおすすめ。カルパッチョなどのお魚料理との相性は抜群です!

本当に香り高いので、白ワインのような感覚でワイングラスに入れて楽しんでほしいお酒ですね。

家納喜(やなぎ)

平石さん

こちらは、山口県・下関市にある「下関酒造」が造る「家納喜」という大吟醸。私も何度も蔵を訪ねたことがあるのですが、関門海峡のすぐ近くにある酒蔵さんなんです。

海にゆかりがあることから、「海鮮に合わせやすい日本酒」というのが蔵の信条なんだそう。名産のふぐの他、水揚げされる多種多様な魚介類に合わせやすい淡麗系のお酒が多いのが特徴です。

森田さん

その中でも麹に山田錦100%を使っている「家納喜」は香り高く、フルーティーな風味が特徴。飲み口も非常にライトで飲む人を選ばない、万能なお酒です。

お酒自体はきれいな淡麗系なので、味が強すぎない料理であれば基本的には合うと思います。魚介類であればなんでも合わせやすいのですが、お肉料理とのペアリングもおすすめ!ほどよい酸味も有り、すっきりとしたお酒なので口の中の脂っぽさをクリーンにしてくれます。そういった意味でも、牛カツや豚カツなんかとも合わせやすいのではないでしょうか。

雪の露

平石さん

新潟県・長岡市の「柏露酒造」は、海外の品評会でも度々金賞を獲得するなど、その高い実力が知られている酒蔵です。派手な吟醸香はないながらも独特なフルーティーさを感じる、すっきりとしてキレイな日本酒「雪の露」は、杜氏の人柄の良さがそのまま現れているかのような素敵な1本です。

キリッとした淡麗辛口の味わいは、まさに新潟のお酒といったところ。契約農家に依頼した酒米を使っているので、米の質も安定しているのでいつ飲んでも抜群の酒質です!

森田さん

淡麗辛口のお酒ですので、濃い味付けのものよりもシンプルに出汁の旨味を感じるあっさりとした和食なんかを合わせるのがおすすめ!アサリやホタテなどの酒蒸しを合わせたら最高です!

料理が持っている出汁の旨味と、日本酒が持っている米の旨味、それぞれが口の中で増幅されるような幸せな体験ができると思います。

特割!大吟醸飲みくらべ10本セットの詳細はコチラ

華やかな香りが楽しめる「大吟醸」が家でも楽しめる!お得な飲みくらべセットで好みの1本を見つけてみよう!

平石さん

今回紹介した「特割!全国10酒蔵の大吟醸飲みくらべ10本組」以外にも、ベルーナでは様々な飲みくらべセットを販売しています。

例えば、甘口のお酒だけを厳選したセットや、東北の名門酒蔵だけを集めたセットなど、初心者の方でも選びやすいカテゴリーごとの商品が魅力だと思います!

森田さん

日本酒初心者の方って、興味があったとしても「種類が多すぎてどれを飲めばいいかわからない」と感じていることが多いんですよね。特にインターネットだと情報が多すぎますよね。そんな方々であっても、ベルーナであれば私達利酒師が全て試飲をして「本当に美味しい」と感じたおすすめの商品だけを詰め合わせたセットにしているので、悩むことなくお選びいただけます。

また、1本ずつ購入して好みの銘柄をえらぶのは、金銭的にも負担が大きいですよね。だからこそ私達は、直接酒蔵さんと交渉取引を行うことでなるべく安くお客様に届けられるような値段設定を心がけています。

nomooo編集部

確かに、利酒師の方が自信を持ってセレクトしてくれた上にこの値段感だと初心者でも安心して購入できますよね!今日のお話を聞いて、ますます日本酒に興味が湧いてきました!これからは、もっと気軽に家でも日本酒を楽しみたいと思います。

外出しての飲み会が減っている昨今。「日本酒が好きだけど、なかなか飲む機会がない...」という人も多いのでは?

今回お2人が紹介してくれた、ベルーナの「特割!全国10酒蔵の大吟醸飲みくらべ10本組」であれば、1本あたり約1,100円とお得な上に、味わいも利酒師のお墨付きの美味しい日本酒が自宅で気軽に楽しめます。

普段から日本酒を飲んでいる通な方も、これから日本酒の魅力にどっぷりハマっていきたいという初心者の方も、誰もが満足できる飲みくらべセットで、家飲みを更に楽しくしてみませんか?

ベルーナ

※提供:株式会社ベルーナ