TOP / お酒を選ぶ / 日本酒 / 冬はふるさと納税で日本酒!熱燗にぴったりな全国のおすすめ日本酒を専門家が厳選

ふるさと納税の魅力をお伝えする連載の第4弾!今回のテーマは日本酒です!

夏は冷酒で楽しむことが多いですが、寒い冬は「熱燗」にして身体を温めながら飲む人も多いと思います。実は、日本酒は世界を見回しても例がないほど幅広い温度帯で楽しめるお酒なんです。

今回は、国際利酒師のクリストファー・ヒューズさんに熱燗に関する豆知識を解説していただきながら、ふるさと納税でお得に手に入れることができる、全国各地のおすすめ日本酒をご紹介していただきました。

今回、お話を聞いた専門家の紹介

クリストファー・ヒューズ(クリス)

イギリス・ロンドンで4年間和食材の卸売業者に勤め、日本酒専門営業を担当。その後来日し、2014年8月に山形・楯野川酒造に入社。2015年10月KURAND入社。PR担当として日本酒の魅力を世界に発信している。

温度帯で更に広がる!日本酒の可能性

nomooo編集部

クリスさん、よろしくお願いいたします。今日は熱燗について詳しく教えて下さい!

クリス

はい!まず最初に、日本酒というお酒は世界でも例を見ないほど幅広い温度帯で楽しめるお酒です。日本酒の個性に加えて、温度帯を変えることで、より多様性のある楽しみ方ができるんです。

nomooo編集部

なるほど、たしかにココまで温度帯が変化するお酒って珍しいですよね。

クリス

また、日本酒は全国各地でその土地の特色を生かした造り方がされている、風土を感じやすいお酒。ですから、全国各地の特色を感じるという意味でも「ふるさと納税」のお礼の品として選ぶのには非常に相性がいいと私は思いましたね。

ちなみに、ふるさと納税は日本に在住の外国人でも利用できる制度。クリスさんのように、日本で働いている外国人であれば日本人と同じように寄付を行い、お礼の品をもらうことができます!

熱燗だけじゃない!温度帯によって名前が変わる日本酒の飲み方

クリス

居酒屋などでは、日本酒を温めて飲むことを「熱燗」と呼ぶのが一般的ですよね。でも、実は熱燗はある温度帯に限ってのネーミング。

55~60℃:飛び切り燗(とびきりかん)
50℃:熱燗(あつかん)
45℃:上燗(じょうかん)
40℃:ぬる燗(ぬるかん)
35℃:人肌燗(ひとはだかん)
30℃:日向燗(ひなたかん)

こんな感じで、温度によって名前は大きく変わります。

nomooo編集部

こんなにいろんな名前があるとは...。日本酒は奥が深いですね。

クリス

ちなみに、「冷や」は冷酒のような印象を受けるかもしれませんが、20℃前後の常温のことなので覚えておくと便利ですよ!各温度帯によって、味わいも大きく変わります。それぞれの日本酒が持つ、最適な温度帯を見つけることで日本酒を更に楽しめるようになるんです。

燗で楽しむのに最適な日本酒はどうやって選ぶの?

nomooo編集部

この話を聞いて、色んな温度帯で日本酒を楽しんでみたくなりました!では、燗にして楽しむのに最適なお酒っていうのはどういうタイプのものなんですか?

クリス

本当に様々な日本酒があるので難しいですが、大きく分けて3つのポイントを押さえれば燗酒にした時によりポテンシャルが上がる「燗上がり*」に出会える可能性が高くなると思いますよ!

*燗上がり:温度を上げることで美味しさが増すお酒のこと

米本来の味わいが楽しめる純米酒系

クリス

全てに共通するわけではないですが、基本的に純米酒は燗上がりのお酒が多いんです。吟醸系のお酒で探すよりも、純米酒系の日本酒を探したほうが燗上がりに当たる可能性が倍くらい高くなります。

ポイントは米の旨味。米をそこまで磨いていない物が多く、酸もしっかり感じられることに加えて、米本来の旨味を感じることができます。

ボディがしっかりした日本酒がおすすめ!

クリス

ボディがしっかりとした日本酒は、熱燗にすることでより豊かな味わいが楽しめます。一番わかりやすい例でいうと、「生酛造り」「山廃仕込」と呼ばれる日本酒。旨味がしっかり感じられますし、温度帯を上げても味わいが崩れないんです。

あとは「熟成酒」もおすすめですね。少し色合いの濃い、どっしりした味わいの熟成酒は燗酒にすることで驚くほど味わい豊かになることもあるんです。

酸の具合も1つの基準にして日本酒を選ぼう!

クリス

日本酒の酸味も1つの基準として選んでみてください。同じ酸度でも「冷旨酸」「温旨酸」の2種類があり、熱燗に向いているのは「温旨酸」と呼ばれる乳酸や、コハク酸。

純米酒や熟成酒には「温旨酸」が多く含まれているので、燗酒に向いているということを覚えておくといいでしょう。

ふるさと納税でゲットできる!燗酒におすすめの日本酒

熱燗についての基礎知識を教えてもらったところで、クリスさんに「ふるさとチョイス」のお礼の品の中から、燗酒に最適なおすすめの日本酒をいくつか選んでもらいました。

高知県・高知市のお礼の品/土佐鶴

クリス

高知県・高知市のお礼の品「土佐鶴」は、私も大好きな酒蔵が出している日本酒。常温で飲んでみると、優しい米の香り、穀物系の香りも感じますね。例えるならバナナパンのようなふくよかな香りですね。乳酸系のミルキーな酸味が特徴的で、口に含んだ時に丸いおだやかな味わいです。甘すぎず辛すぎずのバランスが絶妙!米本来の旨味を感じる1本です。

クリス

おすすめなのは、上燗(45℃)くらいかな。優しい味わいだけど、温めても味わいが崩れることがないので「飛び切り燗(〜60℃)」くらいにしても楽しめるはずです!温めることで、よりまろやかな味わいになって飲みやすくなりますね。

単体で楽しんでも十分美味しいのですが、口に入れた瞬間「あぁ、料理と合わせてみたい!」と感じました。それくらい、フードペアリングのポテンシャルも高い日本酒ですね。

クリス

これにあわせるなら、白身系の魚の煮付けなど甘味がポイントの料理になりそうです。私的には、すきやきを合わせたいと感じました。例えば、兵庫県・淡路市のお礼の品「淡路牛すきやき」なんかは最高ですね!すきやきの甘辛感は、土佐鶴を燗酒にしたときのまろやかな味わいとベストマッチするはず!霜降りと赤身のバランスが絶妙なロースを楽しめるのが素敵です。

その他、あわせるなら中華料理などもいいと思います。点心などと一緒に味わってみたいですね。この日本酒、中国でも人気出ると思いますよ(笑)

兵庫県・朝来市のお礼の品/竹泉

クリス

兵庫県朝来市のお礼の品としてもらえる「竹泉」は、燗酒にぴったりな日本酒です!熟成酒なので今回選んだ中でも最もボディがしっかりとしたタイプ。磨きも少ないので、米のタンパク質がたくさんはいっていたことで熟成由来の色合いの濃いさも特徴的ですね。

開封した瞬間に、熟成酒独特の香りがしました。例えるなら、椎茸などのきのこ類や肉汁を思わせる複雑な香り。飲まなくても「この日本酒は旨味が凝縮されているんだな」ということがわかります。

クリス

味わいは、非常に濃厚でスモーキー。見た目よりは辛口な印象があります。酸度が高めで、乳酸系の酸もしっかり感じるので燗にしたら絶対美味しいです!

「ぬる燗」にすると、キャラメルのような旨味を感じますね。常温のときよりも、最後に感じる余韻が非常に豊かになります。クリームブリュレやビターチョコなどのスイーツに合わせたい味わいかな。「熱燗」くらい温めると、はちみつやナッツのようなニュアンスが出てきました。

クリス

温度を変えるたびに、新しい味わいが出てくるの日本酒なのでどの温度帯でも楽しめるおつまみとして北海道・黒松内町のお礼の品「*トワ・ヴェールのお家で楽しもう!ハム・チーズ2万円応援セット」をあわせてみてはいかがでしょう?

スモーキーなベーコンやチーズは熟成酒の味わいにぴったりですし、カマンベールやクリームチーズのミルキーなテイストも熟成酒には最適です。日本酒は5℃ごとに味わいが変わると言われてます。おつまみとの相性も考えながら、5℃ずつを目安にして自分好みの温度帯をみつけてみてください。

*こちらのお礼の品は2020年12月末までの限定品となります

北海道・遠別町のお礼の品/北吹雪

クリス

北海道・遠別町のお礼の品「北吹雪」。通常日本酒は「うるち米」という米をメインに造られるのですが、このお酒は“はくちょう”という「もち米」をメインにした面白い1本です。もち米を用いての日本酒づくりは非常に難しく、実力のある酒蔵でないとポテンシャルを活かしきれないのですが、この「北吹雪」は絶妙な味わいですね。

クリス

まるでお米をそのまま食べているかのような、ふくよかな米の味わいと深みを感じます。最後の余韻はとってもミルキー。後味はすっきりとした辛口の日本酒ですね。燗酒としてもポテンシャルを発揮してくれそうですが、キリッと冷やして飲んでも美味しいと思います。

「ぬる燗」にすると、シャープだった酸のカドが取れて柔らかくなった印象。温めることでより一層深みが出てきます。常温のときとはまるで異なるお酒を飲んでいるかのようです。

クリス

ペアリングには、ミルキーなテイストを持ち合わせた料理やおつまみがおすすめ。今回セレクトしたのは、宮城県・塩竈市のお礼の品として出ていた「塩釜市場のおすすめ3本セット」というイカの塩辛。塩っぱいイメージがあるかもしれませんが、イカの味わいって実はとってもマイルドなんですよね。ミルキーな味わいが隠されている。塩辛にすることで、より濃厚さも増しますし味わい深くなる。米の旨味を感じる「北吹雪」にはぴったりな気がします。3本異なる味わいの塩辛なので、食べ比べながら熱燗を楽しんでみてください。

その他、クリーム系の料理もおすすめ。洋食を合わせるイメージがない日本酒ですが、私ならクリームシチューやパスタ、リゾットを合わせてみたいですね!

「ふるさとチョイス」を使って、全国各地の日本酒を選んでみた感想

クリス

職業柄、私もたくさんの日本酒を飲んだ経験がありますが、「ふるさとチョイス」の中にはご当地でしか飲めないような珍しいお酒や、普段はあまり見かけることのない日本酒もたくさんありましたね。

一般流通していない、ご当地の地酒を選べるのは「ふるさと納税」の強みだと思いました!今は、気軽に旅行もいけないですからこの冬は、お礼の品でその土地ならではの日本酒とおつまみを楽しむの素敵だなと感じました。

土地の景色が見えるお酒!この冬は「ふるさと納税」のお礼の品で日本酒をゲットして燗酒を楽しんでみては?

温度帯をかえるだけで、大きく味わいが変わる日本酒。普段は「温めるだけ」で特に意識していなかったかもしれませんが、自宅で燗酒を楽しむ際は「温度を5℃ずつ変える」ことを意識してご自身の好みの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

クリスさんも驚いていたように「ふるさとチョイス」には、普段手に入らないような全国各地のご当地地酒がお礼の品として選べるようになっています。気軽に旅行に行けない年末年始。ふるさと納税で日本酒をゲットして、ゆっくりと自宅で旅行気分を楽しんでみるのも素敵な過ごし方かもしれませんね!


※提供:ふるさとチョイス