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山田錦・特AAAのみを厳選!手本なき究極を求めた日本酒「菊姫」の魅力に迫る

酒造好適米で有名な「山田錦」を日本酒好きなら知っている方も多いかもしれません。

そんな山田錦の特A地域指定の最高ランクとされている「特AAA」の山田錦を贅沢に使用した日本酒が「菊姫」です。

妥協を排し、材料や蔵の設備にこだわり、蔵人の技術とチームワークが磨かれ続けた結果生まれた「究極」の黄金の日本酒「菊姫」とはいったいどのようなものなのでしょうか?

「菊姫」とは

加賀の銘酒と来たら真っ先に名前が挙がるのが「菊姫」黄金の見た目と、米にこだわり抜いて生まれた旨みが特徴的です。

日本一の銘酒・加賀菊酒を継承する

菊姫の「菊」とは、加賀(石川県)の伝統的に「日本一の銘酒」といわれた加賀菊酒から来ています。
加賀菊酒の銘酒たる所以は、水にあります。

日本三名山がひとつ「霊峰白山」をご存知でしょうか。
白山は石川県、福井県、岐阜県、富山県にまたがり、その自然環境は国際的にも非常に高い評価を得ています。
山麓に位置する石川県には、白山を源にした雪に濯がれた冷たく清らかな水が流れてきます。

この命水を結晶にしたものが「日本一の銘酒・加賀の菊酒」であると言えましょう。

加賀菊酒には様々な伝説がありますが、菊酒の名を引き継いできた人たちがいい酒を造り続けてきました。
その伝統を今に伝えるため「菊酒」「菊理媛」にあやかって、「菊姫」と命名されたといわれています。

蔵元としてのプライド「菊姫合資会社」

酒造りを子育てと定義づけ、あらゆる技術・設備・人にこだわり、金も時間も投資することをいとわない!
究極の日本酒を作り続けてきたのは老舗「菊姫合資会社」です。

「菊姫合資会社」とは

菊姫合資会社は、1570~1600年の間(安土桃山時代)に「小柳屋」として創業しました。その歴史、実に450年!
酒造りへの妥協の無さと、感情よりも段取りを大切にするところが特徴的です。

山水に恵まれていることに甘えず、米も最高のものを求め続けて、日本酒本来の味を極めようとしている「菊姫合資会社」。

蔵人の採用方針も、理工学部出身を中心に採用するように転換し、「酒マイスター」を育てています。
伝統と技術を融合し、日本酒を進化させ、更なる究極を目指している酒蔵と言えるでしょう。

山田錦 特AAAへのこだわり

日本国内には、20種類もの酒造りに適した米があります。その中で「山田錦」を超える米はまだありません。
そのため、山田錦は人気が高く、高い値段で取引されています。

では、山田錦を使えばだれでもおいしい日本酒が作れるでしょうか?
否、菊姫はその上を目指します。

一口に山田錦といっても、米を育てる地域や気候によってランクがつくのです。
菊姫は特A地域指定の中でも最高ランクに指定されている、「特AAA」の「吉川産」の山田錦を使用。

吉川市は山田錦誕生の地です。
山田錦の栽培に最適な条件がそろっており、かつ、歴史の中で情熱をもって山田錦を育ててきた篤農家の方々もいるので、最高の山田錦を収穫できるのです。

「特AAA」にこだわるとどうしても価格は上がってしまいます。
しかしそれに惜しむことなく投資するのは、常に最上、常に究極を目指し続けているからなのです。

最上のものを求めているファンの期待に応えるために、菊姫合資会社は妥協しません。

手作りとテクノロジーの併せ業

昨今の世の中では、あらゆる作業がテクノロジーによって自動化されたり効率化されたりしています。
自動化していけば、"ある程度の質"のものを短時間で大量に作ることができ、たくさん売ることができますよね。

菊姫もまた、酒蔵に業界最新のハイテク設備を擁しています。しかしながら、菊姫は大量生産大量消費に声を上げて反対しています。
その"ハイテク"は「手造り」を最優先に考えたからこそ、導入されたものだから。

酒造りにおいて、温度や湿度の管理は非常に重要。菊姫合資会社はこれらの管理を24時間コンピューターの監視の下で行っています。

また、酒造もテクノロジーを利用しています。
手作業をする環境で、蔵人の作業上のストレスがなるべく生じないように、人間工学に基づいた部屋の設計で、酒蔵が作られているのです。

一方で手作業で行う工程もあります。例えば原料を扱う、洗米・浸漬の行程。機械で洗米すれば米が壊れてしまい、そのあとの行程が上手く行きません。

このようなデリケートな作業は人の手で行われるのです

このように、菊姫合資会社はテクノロジーと手作業を掛け合わせて菊姫を製造しているのです。テクノロジーの導入は、手作業をより効率良く行なうための一つの手段だったのですね。

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