津南醸造は、新年にあたり、地域資源(テロワール)と先端技術(ディープテック)の融合によるグローバル展開の加速を掲げました。
発表では、桐箱入りの特別セットとして「霧の塔 大吟醸(2012年)」と「つなん白 純米大吟醸(2025年)」を紹介し、伝統と革新の象徴として位置付けています。
発表の概要
同社は、昨年(2025年)に得た技術的な高評価と海外市場への布石を踏まえ、2026年はデータ駆動型マーケティングと海外販路の本格拡大を推進すると表明しました。
米国およびアジア市場でのプレゼンス強化を軸に、年初から海外向けのコンテンツ発信やイベント出展を加速します。
同社は2026年を、昨年撒いた種を確実に芽吹かせる「実装」の年と定義しています。
2026年の重点施策
同社は2026年に以下の3つのテーマに注力すると発表しました。
グローバル展開の深化
昨年の調査・提携を基に現地パートナーとの連携を強化し、海外売上比率の向上を目指します。
スマート醸造の進化
AIやデータ解析を用いた醸造プロセスの最適化に加え、発酵技術を応用したウェルビーイング分野(サプリメントやアップサイクル商品)への展開を視野に入れる方針です。
持続可能な酒造り
豪雪地帯というテロワールを活かしつつ、環境負荷の低減に取り組み、次世代の生産体制を追求します。
年初の取り組みと将来構想
年初(1月~3月)には海外関連イベントやセミナーの実施を予定し、米国向けLP(ランディングページ)やSNS運用の成果を受注やファンの獲得に繋げる計画をしています。
また、同社は酒蔵であると同時にバイオテクノロジー企業としての側面を強化し、将来的には「宇宙での酒造り」や「長寿科学(ロンジェビティ)」とのシナジーを深める方針です。
津南醸造代表の鈴木健吾氏は「科学の力と職人の技を結集し、国境を越えて誰もが笑顔になれる最高の一杯を届け続ける」と述べ、2026年の実装フェーズに向けた姿勢を示しました。


