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クラフトスピリッツってなに!?シカゴの人気ブランド「KOVAL(コーヴァル)」の魅力を徹底解説

どうせ飲むなら良質なお酒!お酒=嗜好品の時代にふさわしいクラフトスピリッツ 「若者のお酒離れ」などが叫ばれるようになっている現代ですが、お酒は1種の“嗜好品”になりつつあります。「飲まない人は全く飲まないけど、好きな人は …

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どうせ飲むなら良質なお酒!お酒=嗜好品の時代にふさわしいクラフトスピリッツ

ウイスキー

「若者のお酒離れ」などが叫ばれるようになっている現代ですが、お酒は1種の“嗜好品”になりつつあります。「飲まない人は全く飲まないけど、好きな人は価値のあるものにお金をかける」といった飲酒の取捨選択が広まることは、多様性のこの時代にあっているのではないでしょうか。

お酒好きの人は「せっかく飲むなら、自分が納得する良質な美味しいお酒を飲みたい」と考える人も多く、お酒そのものの質やブランド価値に注目が集まっています。

そんな“愛飲家”の方にぜひ知ってもらいたいのが「コーヴァル」。クラフトウイスキーの中心地、シカゴにおいてオーガニックの製法育まれる「クラフトスピリッツ」が、世界中のお酒ファンの間で話題になっているんです。

アジアブランドマネージャーの小嶋さんが語る「コーヴァル」の魅力

KOVAL小嶋さん

小嶋冬子さん
大学時代、スコットランドに短期留学をしたことにより、ウイスキーに魅了される。その後「コーヴァル」の醸造メンバーとして入社後、現在はアジアブランドマネージャーとして日本のみならずアジア地区全体に「コーヴァル」ブランドの魅力を発信している。

nomooo編集部

小嶋さん、ウイスキーに関するお仕事をされているってことは、昔からウイスキーが大好きだったんですか?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

そうですね、留学先がスコットランドだったことが一番大きな要因だと思います。スコットランドの本当に小さな街だったんで、パブに行くくらいしか遊ぶことができなかったんですけど、そこでウイスキーの面白さに気づいたんですよね。スコッチも好きだったんですけど、「世界のウイスキーを知りたい!」という気持ちが強かったんです。だから、他と違うウイスキー造りをしている蒸留所ということで、「コーヴァル」を見つけました。ネットで(笑)

最初の1年間はみっちり製造部門で働かせていただいて、「コーヴァル」におけるウイスキー造りのイロハを学ばせてもらいました。製造も担当したからこそ語れる、「コーヴァル」の魅力を今日はお話させていただければと思います。

異色の経歴の2人が立ち上げたシカゴのクラフト蒸留所「コーヴァル」

KOVAL

KOVAL小嶋さん

小嶋さん

「コーヴァル」はロバート・バーネッカーと、ソナット・バーネッカーの夫婦が立ち上げたクラフト蒸留所です。

妻のソナットはイギリスの名門大学を卒業後、アメリカで大学教授として10年以上教鞭を執っていたいわばエリート。大学教授時代に、ロバートと出会ったことで安定した仕事よりも「好きな人と好きな場所で好きなことをやりたい」という夢を追いかけ、生まれ故郷であるシカゴに戻り蒸留所を立ち上げたんです。

nomooo編集部

ソナットさんのバックグラウンドだけでも、かなり異色ですね......。修行などはなしで、急に立ち上げたんですか?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

夫のロバートがオーストリア出身で、実家が蒸留所兼ワイナリーだったことから、幼い頃からお酒造りに関わってきたときの技術が活かされているんです。ちなみにロバートも、醸造所立ち上げ前まではオーストリア大使館の副報道官として働いていたんですよ(笑)

nomooo編集部

エリートすぎる(笑)

地道なロビー活動の末に設立!シカゴでは禁酒法以降初のクラフト蒸留所

KOVAL小嶋さん

nomooo編集部

シカゴはウイスキー文化が強いというか、蒸留所が多い街なんですか?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

シカゴはアメリカの中でも、有数のビールのメッカとしても知られている街なのでクラフトビールのブルワリーはたくさんあるのですが、クラフト蒸留所自体は全くなかったんです。

というのも、酒税法の問題で蒸留所設立に厳しいハードルがあったんですよ。それが理由で、クラフト蒸留所が参入しにくい街だったのですが、ソナットが「これではいけない」とロビー活動を続け、酒税法の緩和を実現した後2008年に「コーヴァル」が設立されたんです。

nomooo編集部

さっきのエリートの話と繋がっていて、ストーリー性があるなぁ...。笑
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

やはり、そういう活動のノウハウを知っていたんでしょうね。「コーヴァル」が設立して以降、シカゴの街にも若い蒸留家達がたくさん集まってくるようになったんです。

ロバートが蒸留器をセットアップする技術も持っているので、技術や知識を与えるワークショップを開くなどしてシカゴのクラフトスピリッツ文化が成熟していったんです。

nomooo編集部

まさに、シカゴのクラフトスピリッツの元祖とも言えるレジェンドなんですね!

独自の蒸留技術で造られる個性的なクラフトスピリッツ

KOVAL

KOVAL小嶋さん

小嶋さん

「コーヴァル」の美味しさの秘密の1つが独自の蒸留技術。ロバートが独自で設計した「ハイブリッドスチル」を取り入れているのですが、実は全工程を電子制御しているんです!

nomooo編集部

えっ、電子制御している蒸留所は聞いたことないですね!
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

そうですね、これは世界でも類を見ない独自技術で、電子制御しているからこそ細かいニュアンスだったり、より豊かなフレーバーを実現できるんです。人間の手でお酒を造ると、季節なんかでも微妙に味わいが変わってきますよね。

そういった人間の手ではコントロールできない要素を電子制御の力で減らすことで、可能な限り同じ味わいのお酒を造ることができるんです。

これからの時代の嗜好品としてふさわしい。オーガニックを大切にした造りの「コーヴァル」

KOVAL

KOVAL小嶋さん

小嶋さん

「コーヴァル」では、“最高級のスピリッツは、最高の原料から作られる”という信念のもと「Grain to bottle(穀物をそのままボトルに)」という考え方を大切にしています。

だからこそ、使用する原料にも一際こだわっていて、全ての原料が“コーシャ”という規定をクリアしたオーガニック素材なんです。酵母や酵素に関しても、オーガニック認定のものを使っています。

nomooo編集部

それは、すごい。オーガニックに対する動きは世界でも進んでいますよね。
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

ロバート達も立ち上げ当初から、様々な素材を試したそうなのですが、やはりオーガニック素材を使った時に味わいが全然違ったんです。そういった違いを身を持って体験したからこそのこだわりなんです。

また「コーヴァル」はブレンドをしないというのも1つの特徴です。樽ごとにボトリングしているので、より製品の特徴が際立つんですよね。裏ラベルには樽のナンバーが刻印されているので、全てトラッキングできるようになっており、どこの農場の原材料が使われているかまでわかるようになっています。

nomooo編集部

食に対する安全や信頼にまで、しっかりと配慮しているすばらしい取り組みだと思います。

KOVAL(Millet)

KOVAL小嶋さん

小嶋さん

ウイスキーって樽材だったり、熟成年数によって価値を語られがちなのですが、「コーヴァル」は原材料ごとの個性がウイスキーに感じられる新たな価値観を提示できているのではないかと思います。

そんな新たな価値観を感じていただける代表的な商品が"きび”を使った「Millet(ミレット)」。きびを使ったウイスキーを造っているのは、世界を見渡しても「コーヴァル」だけなんです。そういった、原材料の個性を楽しめるブランドだからこそ、今までウイスキーに触れてこなかった人はもちろん、ウイスキー好きの人にとっても新たな気付きが生まれると思うんですよね。

こだわりのクラフトジンは華やかな香りが特徴的

KOVALジン

nomooo編集部

「コーヴァル」はウイスキーだけでなく、ジンも製造しているんですよね?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

はい!日本で展開しているは、ウイスキーとジンなのですが、本国アメリカではその他にリキュール類も販売しています。

ジンに関してもやはり原材料にこだわっていて、ジンのもとになるホワイトスピリッツも自社で醸造していますし、ボタニカルの中心であるジェニパーベリーも生のものをその場で粉砕して使っているので華やかな香りがとっても心地良いんです。ボタニカルが上手く調和しているからこそ感じられる、華やかなアロマを楽しんでほしいです。

新時代のクラフトスピリッツ「コーヴァル」おすすめの飲み方は?

KOVAL

nomooo編集部

クラフトスピリッツということで、「コーヴァル」ブランドのスピリッツはやはりロックやストレートで飲むのがおすすめですか?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

もちろん、ロックやストレートで飲むことで、「コーヴァル」本来の味わいを楽しんでいただけると思います!ただ、飲み方に関してはご自身の好みで全然構いません。むしろ、カクテルに使うことでも「コーヴァル」らしい味わいの1杯ができるんですよね。

例えばバーボンなら、皆さんが想像するバーボンのしっかりとしたメープルぽさはなく、”コーヴァルの味”がするんですよね!個人的におすすめしたいのが、シカゴの時によく飲んでいた「バーボンレモネード」です!ハイボールのような形で、バーボンをレモネードで割るだけなんですけどすごく美味しくて...笑

nomooo編集部

カクテルに使っても個性主張してくれるというのは、すごいなぁ。ちなみにジンだと、どんな飲み方が?
KOVAL小嶋さん

小嶋さん

個人的に好きなのは「ネグローニ」ですね。カンパリ・ベルモット・ドライジンが一般的な作り方なのですが、シカゴの人たちはビターズを入れるんですよ。そうすると、香りがより立ち上がって素敵なんです。

nomooo編集部

ビターズですか!珍しい!

KOVAL小嶋さん

KOVAL小嶋さん

小嶋さん

シカゴは音楽が身近にあって、バーなどでもミュージシャンの演奏が行われることも日常茶飯事。だから香り華やかな強めのお酒を、ゆっくり時間をかけて飲むんですね。

そういった背景からビターズを入れるようになったんだと思います。みなさんも、ぜひ「コーヴァル」ブランドのクラフトスピリッツをシカゴスタイルで楽しんでみてください!

嗜好品としてのお酒の頂点!「コーヴァル」はお酒好きとして持っておきたい1本

KOVAL

「何を飲むか」が大切になってくる時代。地球環境にも配慮しながら造られたオーガニックなクラフトスピリッツは、まさにお酒好きがついつい選びたくなってしまうような1本ですよね。

BARやお店でも取り扱いの多い「コーヴァル」ですが、一般消費者向けにももちろん発売されています。自宅でゆったりと至福の時間を過ごしたい、そんなときのお供としてぜひ「コーヴァル」を選んでみてはいかがでしょうか?

KOVAL(コーヴァル)の詳細はこちら

提供:都光株式会社

《カンパイタイムズ》

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世界中の様々なお酒を輸入するインポーター都光がプロデュースする「もっと乾杯したくなる お酒メディア」。

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