上野駅の周辺は明るい時間からやっている飲み屋さんが多く、お昼間からお酒を楽しむ人で賑わっています。駅の南側の丸井の裏からアメ横にかけての路地は人気店が集中していて、今では外国からの観光客や女性だけのグループが立ち飲む姿も珍しくなくなりました。
そんなこの一画にあらたに登場したお店が今回取材してきました「沼津港 海将」です。
店名に沼津港と付いているだけあって、静岡の海鮮をメインとしたお店です。このあたりは魚よりもお肉系のお店が多かっただけに、魚のチョイ飲みスポットは嬉しい限りです。
沼津の海産物を扱う会社との関係があるそうで、商品は港から直送のものが多いのが特長。お刺身も「おしつけ」(アブラボウズ)などの珍しい食材から、静岡といえばおなじみの桜えびや生しらすも揃います。
オムレツやピザ、アヒージョなど洋食のおつまみもあり、何を食べようか迷ってしまいます。
カフェテリアスタイルになっているので、まずはお店に入ったらレジにてフードを頼んでお会計。ショーケースに入っているお刺身は自分で選んで取るようになっています。なんだかお魚市場の食堂みたい。
さて、ドリンクは飲み放題だけになっていて、なんと30分450円という価格設定。最低1時間から…なんていうことはなく、30分だけサクっと飲んで帰ってももちろんOK。場所柄、他にもチョイ飲みを楽しむ酒場が多いので、長居せずにはしごしたいという人も多いはず。このドリンクの設定はそんな梯子飲みの人にもぴったり。11時から18時までは、さらにドリンクが390円になるとのこと。
ビールも飲み放題。しっかりサッポロ黒ラベルなのが嬉しいです。店の中央には生ビールサーバーが設置されていて、受け台にジョッキをセットしてボタンを押すと自動で注がれていきます。きれいな比率、泡のキメの細かさもしっかりしたビール。それでは乾杯です。
名物のシラスと桜えびをてんこ盛りに溢れずし。ランチタイムからやっていますので、飲んでも大丈夫なときはこんなお店で大人のお酒ドリンクバーを楽しみながら寿司というのもなかなかいいものです。
そんな大人のドリンクバーはご覧のとおり、生ビール以外にもずらりと一升瓶が並びます。赤霧島や静岡の地酒まで100種類揃うお酒が飲み放題というのはスゴイ。
さらには、浜松の地酒、花の舞酒造の生酒は300mlの瓶をそのまま飲むことが出来ます。もうこれ1本とお刺身食べるだけでこのお店で飲む価値は十分すぎるほど。
お刺身は日替わりででてきますが、お刺身盛り合わせを選べばその日のオススメが少しずつ味わえます。
しっかり食べたい人はホッケがお得。このボリュームで550円。でも一人では食べきれないかも。金目鯛の一夜干しが売られているのも沼津らしい。
人気のシラスと桜えびのピザは注文を受けてから焼き始めるので時間がかかりますが、出来たて熱々は言うまでもなく美味しいです。
それに合わせる飲み物は日本酒や焼酎も合わないことはないですが、せっかく種類豊富で飲み放題なのでスパークリングワインにしました。30分だとせわしないですが、それでもビール、焼酎や水割り、さらにはホッピーなどを飲んでいればかなりお得に感じます。お酒好きの方、必見です。
上野はチョイ飲みの選択肢が豊富ですが、長居しないでもいろんなお酒を飲みたいという方はここ「海将」というチョイスは絶対"あり"です。
沼津の海鮮と飲み放題のお酒、今までにない新しい上野の楽しみ方がここにあるように思います。立ち飲みもできますが椅子も用意されています。近くにお立ち寄りの際はぜひ。
店舗情報
店舗名 | 沼津港海将 上野2号店 |
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住所 | 東京都台東区上野6-13-1 群雪ビルB1F |
電話番号 | 03-5826-4432 |
営業時間 | 11:30~22:30 |
定休日 | 無休 |
食べログ | http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13179872/ |