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名水あるところに美酒の存在あり!石川県が産んだ銘酒「手取川」の魅力

日本古来からの酒といえば、やはり日本酒でしょう。地方や蔵元ごとに、甘口・辛口とその特徴も様々。

日本酒は全国各地で作られていますが、その中でも北陸地方は酒造りが盛んな地域!豊かな自然を活かした日本酒が、たくさん作られているんです。

今回ご紹介するのは、北陸・石川県に蔵元を構える「手取川」。日本酒好きの方であれば、一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

石川県の名酒「手取川」

「純米大吟醸」の他、様々なラインナップを揃えるお酒「手取川」。まずはその味の秘訣に迫ってみたいと思います。

◆仕込み水と酒米

この手取川の仕込み水は、霊峰ともいわれて崇められる「白山」の手取川の水。白山は、北陸から岐阜県にかけてまたがる最高峰の山としても知られています。活火山であるため、水脈はミネラルを多く含んだ硬水。この水質は酒造りに最適と言われており、手取川の味に大きな影響を与えているのです。

また、酒米は定番の「山田錦」の他、石川県で作られた「五百万石」を使用しています。その他、美味しいお酒を作るために特別に作られている酒米「石川門」等も使用しているそうです。

◆手取川の味

石川県の日本酒は、ふくよかな濃醇型で比較的甘口なのが特徴。「手取川」もその例に漏れず、少し甘い感触のある味わい深いお酒に仕上がっています。

味がしっかりしているため、さっぱりした魚料理から脂身の多い豚肉まで幅広い食べ物と合わせることができる他、意外なところではチーズなどの発酵食品といった物をつまみにしても、美味しく飲むことができます。

日本酒は温度によって味わいが変わりますが、「手取川」は少し冷やして飲むか、常温より多少温めて飲むのがオススメの飲み方です。

「手取川」を造る吉田酒造店の歴史

手取川は、明治3年(1870年)石川県・山島村にて開業した「吉田酒造店」が造る日本酒。山島村は、気候・水質・酒造好適米の名産地という美味しい日本酒を造るための条件が全て揃う日本屈指の銘醸地として、多くの酒屋があり酒造りが盛んに行われていました。

しかしながら、大恐慌の影響もあり「吉田酒造店」以外の酒屋は全て廃業してしまったのだそうです。残された「吉田酒造店」は、山島村の伝統や技術を後進の世代に伝えるためにも、今現在も昔ながらの製法にこだわり旨い日本酒を作り続けています。

吉田酒造店の特徴

そんな伝統を重んじる吉田酒造店ですが、一方では革新的な試みを行っています。それが「2蔵制度」です。

これは2つの蔵にそれぞれ杜氏を置くという制度。蔵を複数持つ酒造はありますが、杜氏を別々にするのは大変珍しい制度なんです。

蔵は、それぞれ杜氏の名前を付けて呼ばれています。1つ目の蔵が、伝統的な製法で作られた「山本蔵」。もう1つが若手の社員である吉田行成氏によって管理されている「吉田蔵」。

このように、「吉田酒造店」は伝統と革新を両立させ、さらに進化した日本酒を造ろうと日夜努力を続けています。こういった努力が、日本酒ファンからの高い評価に繋がっているんですね。

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