いちばん身近な呑み仲間

美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた

「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」があるのは、人通りも多く賑やかな西麻布・六本木通り。 地下への階段を下りていくと、そこには素敵な雰囲気を醸し出しているお店が。 オーナーの久美子さんは、オー … Con…

飲みに行く 訪問
mihana06
  • mihana06
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた
  • 美人オーナーが作る絶品おばんざい!シドニーからやって来た日本酒バー「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」に行ってきた

Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」があるのは、人通りも多く賑やかな西麻布・六本木通り。

地下への階段を下りていくと、そこには素敵な雰囲気を醸し出しているお店が。

オーナーの久美子さんは、オーストラリアのシドニーで10年もの間、日本酒を扱った居酒屋を経営していた実力派。

もともと、仕事でシドニーに滞在していた久美子さん。仕事仲間や取引先の人たちから「オーストラリアには、ひとりで呑める店が無いんだよ。」という事を耳にし、「それなら私が!」と思い立ってお店を始めたのだそう。

▲オーナーの久美子さん。元々料理をするのが大好きだったのだそう

シドニーでは、友人たちを自宅に招いてもてなしているうちに、「今日も"バーくみこ"に行こうか。」なんて会話がなされるようになったようで、料理の腕前は多くの方々からお墨付き。

シドニーのお店の客層は、現地のオーストラリア人と駐在の日本人だったそう。最初は日本人の比率が多かったものの、いつの間にかオーストラリア人がほとんどを占める日もあるくらい、地元でも人気のお店となりました。オーストラリア人も日本酒は抵抗なく呑むそうで、特に純米大吟醸は「フルーティで呑みやすい!」と人気だったのだとか。

そんな人気店を経営していた久美子さんですが、今年日本へ帰国することに。多くの方に惜しまれながらも、シドニーのお店は閉店することになってしまいました。

しかし、日本に帰国後すぐに物件探しを開始。「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」をオープンさせたのです。西麻布という立地を選んだのは「たまたまイメージしていた物件に当てはまった」からなのだそう。

料理に合う日本酒が豊富

お酒は日本酒・焼酎・ウイスキー・ワインなど幅広いラインナップ。ワインは所縁のあるオーストリア、ニュージーランド産で揃えた自慢のセレクト!

クインスペースト(かりん)とチーズの組み合わせは、ワインだけではなく日本酒にも合うオススメのペアリングです」と教えてくれました。

メニューは日本語と英語表記、そしてわかりやすく味わいや温度帯なども書かれています。

実は久美子さん、昔はお酒が全く飲めなかったのだそう!店を出すにあたり「様々なお酒の試飲を続けることで、徐々に呑めるようになったんです」とおっしゃっていました。


美味しいと思ったものだけを店に置きたいと、選らんだ日本酒は季節によっても変わります。

この日セレクトしてくれたのは「丹波の雫」「鈴木」「金銀-KEEN GUIN-」「梧桐」の4種類。どちらも、自らの舌で選んだ自慢の日本酒です。

心休まる「おばんざい」が並ぶ


同店のオススメは、カウンターに並ぶ「おばんざい」。全てイチから手作りしている、優しい味の「おばんざい」は一律800円(税込)。

お酒に合うおばんざいなら、「里芋のイカの肝煮」がオススメです。柔らかく仕上げられたイカ、ねっとり里芋、イカの肝のコク。煮汁を全て飲み干してしまうほど美味しい。

これに日本酒を合わせるなら「鈴木」がオススメ。すっきりした香り、軽快な口当たり、柑橘類のようなさっぱりした酸、そして飲み終わる直後に感じる若干の苦みがイカの肝とよく合い、お互いに更に美味しくなる組み合わせです。

こちら「すき昆布の炒め煮」は、出身だという青森の郷土料理。

歯ごたえの良い昆布に油がまとい、みりんの甘さが優しく、ヘルシー食材ですが食べ応えのある1品。

そして「茨城の方から栗をいただいたの」と、急遽「焼き栗」を作ってくれました。この手際の良さとホスピタリティーの高さが、お客さんの心を掴んで放さないんですね!!

焼きたて熱々、ホクホク甘く香ばしさのある栗は、日本酒との相性も抜群です。

「おばんざい」に加え、「おでん」も大人気!

外国人には馴染みのない「おでん」は、当初あまり受け入れて貰えなかったのだそう。特にコンニャクは「この食感は何!?」と、カルチャーショックを受ける方も多いのだとか。

しかし、最近では「おでん文化」も徐々に広まりを見せており、日本に観光で来る際に「おでん」を食べる外国人も多くなってきたのだそうです。

おばんざいと日本酒という日本の食文化を、グローバルに発信してくれる「Dining&Sake Bar 美花 MIHANA」。

オープンしたばかりですが、オーストラリアからのお客様がまたお客様を紹介してくれるという口コミで連日大盛況なのだとか。

カウンターと小さなテーブルのみの小さなお店なので、満席なことも多いですが、久美子さんによると「月曜日が狙い目ですよ!」と教えてくれました。混雑状況は日によって異なりますので、ぜひ予約をとってから訪れてみてくださいね!

店舗詳細

店名Dining&Sake Bar 美花 MIHANA
住所東京都 港区西麻布1-2-13 デゥオスカーラ西麻布 B1
電話番号03-6447-2226
営業時間19:00~
定休日日曜

お酒の情報サイト「NOMOOO(ノモー)」は「今日の飲みたいを見つける」をコンセプトに、お酒に関する情報を更新しています。

《まゆみ》

まゆみ

酒匠、料理研究家。1日も欠かすことなく酒を呑み続ける、驚胃の持ち主。著書「うち飲みレシピ」「スバラ式弁当」。 ブログ「スバラ式生活」。

+ 続きを読む

特集

page top