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2018.12.9
日本酒

実はこんなに種類があった!「にごり酒」の種類を徹底解説

こんにちは。

皆さんは“にごり酒”って好きですか?

甘くて濃醇な味わいは日本酒の中でも人気のジャンルですが、実は“にごり酒”と一口に言ってもいろいろな種類が存在するのです!

今回はそんな「にごり酒の種類」をまとめてみました!

にごり酒の定義って?

にごり酒の種類についてご紹介していく前に、にごり酒の定義についてお話していきます。

日本酒は、米をアルコール発酵させてできる「醪(もろみ)」を酒袋などに入れて、圧力をかけて搾ることで出来上がります。
搾った時の液体部分が「日本酒」に、固形部分が「酒粕」になります。

この搾る作業の際に、目の粗い袋で酒を濾す(こす)ことによって、醪の中の白濁した部分が酒中に多く残ります。

このようにして、酒粕部分を全て取り除かずにあえてにごらせたお酒が「にごり酒」なのです。

にごり酒は「澱」が多く含まれているので、「お米由来の味わいを活かした日本酒」を味わうことができるのです。

というのも、「澱」の成分は醪中にある原料米、米麹やその分解物、酵母などが主なので、米の旨味を強く感じられます。

また、多くのにごり酒は火入れを行っていないので、酵母が生きたままの状態で瓶詰めされています。そのため開栓すると「ポンッ!」と音のする、発泡性の日本酒もにごり酒である場合が多いですね。

酒質が変わりやすいので、開栓後は早めに飲みきってしまいましょう!

こんなにある!にごり酒の種類について

ここからは今回の本題、「にごり酒にどんな種類があるか」をご紹介します。

●おり酒

にごり酒のにごり(白濁した)部分を滓(おり)と呼びます。

おり酒とはこの滓を取り除かずに瓶詰めした日本酒のことです。
「滓絡み(おりがらみ)」と呼ばれることもありますね!

おりが瓶の底に沈殿していて、基本的にはにごりが全体に行き渡るよう混ぜてから飲みます
うっすらと霞みがかったような見た目が美しいですね。

あえて混ぜずに透き通った部分と滓の部分と2つの味わいを楽しむのもツウな飲み方です。

ちなみにおり酒として有名なのは「東洋美人 ippo」シリーズのおりがらみ。
ジューシーなお米の甘味を楽しむことができる、人気の商品です!

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●ささにごり

「ささにごり(細濁り、小濁り)」とは水が少しにごることを表す言葉です。

にごり酒のなかでも、にごり部分が少ない酒を指して使われることが多いですね。

フレッシュな味わいが楽しめるにごり酒として人気となっています。

中でも有名な銘柄は「奥の手」。
にごりでは珍しく、強い米の旨みが楽しめる辛口の日本酒です。
こちらは蔵守の会会員限定酒ですが、評価が高く売り切れて買えなかった…という声もよく耳にする人気銘柄です。

●うすにごり

うすにごりとは、その名の通りにごり成分が薄いものを指して使われる言葉です。
ささにごりと基本的には同じものと考えて問題はないです。

うすにごりで人気の商品は「うすにごりの上善如水」。
夏に1回だけ出荷する、レアな1本なんです!
角のないやわらかい口当たりが特徴的です。ラベルも可愛いですよね!

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●活性にごり

活性にごりとは醪の発酵が続いているものをそのまま瓶詰めしたにごり酒のことです。

発酵由来の炭酸ガスが発生しているで、シュワシュワとしたシャンパンのような刺激を味わうことができます。

「水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング」は活性にごりの中でも人気の1本。
すっきりとした辛口スパークリングなので、日本酒が甘い得意ではない方でも美味しく飲めると思いますよ!

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にごり酒に合う料理

 

最後に「にごり酒」にはどういったタイプの料理が合うのか紹介します。

濃醇タイプのにごり酒は、中華料理や肉料理などの濃厚な味わいの料理と好相性です。

日本酒のペアリングでは珍しいかもしれませんが、チーズなども良く合いますね。

また、活性にごりなどはフレッシュな味わいが特徴なので、刺し身や冷奴などの素材の味わいを活かしたものを合わせるのがオススメです。

NOMOOOでご紹介しているレシピで合わせるなら、重ねて焼くだけ!シンプルに旨い「WきのこのWチーズ焼き」なんていかがでしょうか。

詳しいレシピはこちら

まとめ

いかがだったでしょうか。

にごり酒、と言ってもいろいろな種類があるんですね。

ぜひ、オススメのペアリングと一緒にいろいろなにごり酒を飲み比べてみてくださいね♪

お酒の情報サイト「NOMOOO(ノモー)」は「今日の飲みたいを見つける」をコンセプトに、お酒に関する情報を更新しています。

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この記事を書いた人 Writer

三寺悠仁

三寺悠仁

高知県の酔鯨酒造で2年間蔵人として勤務、現在はKURANDの商品開発に関わる日本酒のプロ。日本酒の素晴らしさを世に伝えるべく、日夜活動中。

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