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【ソムリエが教える!】覚えておくと役に立つ!正しいワインの開け方

「ワインは好きだけど、ワインを抜栓するのは苦手…」という方も少なくないのではないでしょうか。ワイン好きであれば、パーティーなどの際にワインをかっこよく開けて友人や恋人に自慢したいものですよね! 今回は、ワイン好きなら覚え …

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「ワインは好きだけど、ワインを抜栓するのは苦手…」という方も少なくないのではないでしょうか。ワイン好きであれば、パーティーなどの際にワインをかっこよく開けて友人や恋人に自慢したいものですよね!

今回は、ワイン好きなら覚えておきたいかっこよくキマるスタイリッシュなワインの開け方をご紹介します!

ワインを開ける道具

最近はスクリューキャップタイプのワインも増えて簡単に開けられるワインが多いですが、少々値の張るワインはコルクタイプのものがまだまだ多いです。人を招いてワインを振る舞うときには、やはりコルクタイプのワインを用意したいですよね。

では、どのようなアイテムを使って開けたらよいのでしょうか?

ワインオープナー

初心者におすすめのものは、スクリューをコルクにねじ込むと左右のウィングが上がっていき、そのウィングを両手で押し下げるとコルクが抜けるウィング式オープナーです。

テコの原理でコルクが抜けるため、力をあまり入れなくてもいいのが最大の利点。女性でも簡単に開けられるので、非常に便利な道具です。

ソムリエナイフ


よりかっこよくワインを開けたいのであれば、断然ソムリエナイフを使うことをおすすめします!

フックが二段式になっているものであれば、力に自信がないという女性の方でも使い勝手が良いのも魅力。

ソムリエナイフの詳しい使い方は下記で詳しくご紹介します!

ソムリエナイフでコルク栓を抜いてみよう


ソムリエナイフの使用手順

①.ソムリエナイフのナイフの部分を出し、ワイン瓶の首の一番太い部分のすぐ下のくびれたところに当て、瓶口に沿って切れ目を入れ、キャップシールをはがします

②.螺旋状になっているスクリュー部分の先端をコルクの真ん中に差し込み、スクリューを回しながらコルクの下の方までねじ込んでていきます

③.フックの部分を瓶口の縁に引っ掛け、コルクを少し持ち上げるようにして1cmほど引き上げます

④.再びスクリューを差し込み、同じようにして今度はコルクを全部抜き取ります

ソムリエナイフで失敗しないコツ

上記①の過程では、ボトルを回さずに固定することが重要。
ソムリエナイフを動かさずに、瓶を動かして切れ目を入れる方もいますが、それだとワインの目が回ってしまいます。また、見た目もあまりスマートではありません。

上記②のポイントは、スクリューを垂直にコルクに差し込むこと。
曲がっているとうまく下の方まで入らないだけでなく、コルクが破損し、粉々になったコルクのカスがワインの中に浮いてしまうこともあります。
せっかく買ったワインの風味を損ねてしまうので、十分注意しましょう。



スパークリングワインの上手な開け方


「スポーン」と音を鳴らすのはNG?

一昔前は、シャンパンの栓を「スポーン」と大きな音を鳴らしながら飛ばすような映像をよく目にしました。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、実はこれはマナー違反なのです。

人に直接あたったら危険ですし、電気や家具、窓などにあたったら、それらが壊れるだけでなく、その破片で人が怪我をする可能性もあるので、十分気をつけておきたいところですね。

スパークリングワインの上手な開け方は、音を立てずにそっと開けること。「ポン」と威勢のいい音を鳴らして開けるより、スッと自然体で開けたほうが断然スタイリッシュです。

以下、その手順をご説明します。

スパークリングワインの抜栓手順

①.切れ目が入っているところから、キャップシールを手ではがします。

②.コルクの頭を手で押さえながら、留金を回して緩めていきます。

③.片手で瓶の底を持ち、もう片方の手でコルクをナプキンなどの布で押さえながら瓶を少しずつ回し、ゆっくりと栓を抜きます

④.すぐに瓶を垂直に立てると泡が吹き出てしまうことがあるので、少し待ってから立てるようにします。

まとめ


ワインをかっこよく開けられるようになるには、文章を読んでやり方を叩き込むだけでは上手くなりません。やはり練習量がモノを言います。

少しでもかっこよく開けることを意識してワインを開けるようにすると、気づいたときには無意識にかっこよく開けられるようになっているはずですよ!

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《石関華子》

石関華子

埼玉県出身、高知県在住。一児の母。 ㈱三越(現:㈱三越伊勢丹)日本橋本店の洋酒担当を経て、2016年、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を取得。 現在は高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけている。 2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。

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