氷温熟成日本酒の専門ブランド「°Ondo（オンド）」は、2025年12月15日（月）に公式オンラインストアをリニューアルオープンしたことを発表しました。
「°Ondo」は、0℃から-5℃という「氷温」の世界で長期熟成させた日本酒を提供しているブランドです。従来の熟成概念を根底から見直し、「枯れない熟成」という新たな境地を切り開いています。
コンセプトは「その一滴に、時が宿る。」...従来の熟成酒は、時間の経過とともに酸化し、色が深まり、味が丸くなると言われてきました。
しかし、それは本当に「進化」なのか？
そんな問いから、「°Ondo」のストーリーは始まっています。
熱がもたらす時の翳り（かげり）も、歳月に染まる色の移ろいも及ばない氷温という環境。ただ水とアルコールが静かに寄り添い、"馴れ（なれ）"という名の微細な対話が続いていく。凍りつくことなく、乱されることなく、静けさの中で分子は語らい、旨みは内へ内へと凝縮されてゆく...
それが、「°Ondo」の提案する新しい日本酒の価値です。
「°Ondo」は「温度が酒を科学する」という理念を掲げています。
熟成の過程で水分子がアルコール分子を包み込み生まれるクラスター効果による円熟味。この繊細な科学反応において、環境、特に温度が酒質に与える影響は計り知れません。
「°Ondo」は、氷温（0℃から-5℃）という低温環境での長期熟成に挑戦し、日本酒の可能性を探求しています。
氷温熟成の科学的メリットは
・酵母や酵素の働きが穏やかになる：急激な変化を抑え、繊細な味わいを保持
・酸化が抑制される：フレッシュな風味を保ちながら、酒はゆっくりと進化
・色の変化を防ぐ：澄んだ色合いを維持し、視覚的にも美しい状態を保つ
・香りが凛と立つ：揮発性成分の変質を防ぎ、研ぎ澄まされた香りを実現
・旨みの凝縮：時間をかけて内側へと旨みが集約され、深い味わいへと昇華
ということです。
「°Ondo」は、全国各地の蔵元と協働し、それぞれの個性を氷温熟成で研ぎ澄ませた日本酒を取り揃えています。ぜひリニューアルオープンした公式オンラインストアをチェックして、時間と温度が奏でる唯一無二の味わいを堪能してみてください！
「°Ondo」についてはこちら。
