日本最北の都道府県「北海道」。
手付かずの豊かな自然が残る雄大な大地は、日本が誇る食の宝庫ですよね。
特に海産物が有名。日本酒定番のおつまみが、最高の鮮度で味わえる北海道の人たちは、きっとそれに負けないくらいの銘酒を造り味わっていることでしょう。
ということで今回は、北海道のオススメ日本酒ランキングTOP25を発表します!北海道産の海の幸と一緒にお楽しみください!
*こちらのランキングは、nomoooが独自の方法で選別、作成しています。
北の大地「北海道」で作られる日本酒の特徴
北海道の日本酒は、基本的に「淡麗辛口」が主流です。しかしながら、近年は濃厚・芳醇なタイプも人気を集めています。
また全国と比べると純米酒の割合が多いのも特徴の1つ。純米酒ならではの米の旨味がありながらも、精米歩合を高めるなどの工夫により、淡麗辛口をはじめとする、スッキリと飲みやすいタイプの日本酒が多く作られています。
北海道のおすすめ日本酒ランキングTOP25
25位 「純米吟醸酒 大雪」
出典:高砂酒造 黒松高砂 純米吟醸「大雪」 [ 日本酒 720ml ]
「純米吟醸酒 大雪」は、旭川市に蔵を構える、高砂酒造が醸す日本酒です。
柔らかな芳香、米の甘みが特徴。スッキリとした飲み口の、淡麗辛口タイプの一品です。
24位 「特別純米酒 まる田」
「特別純米酒 まる田 」は、夕張郡に蔵を構える、小林酒造が醸す日本酒です。
クリアな口当たり、米の旨味、苦味のアクセントとキレのある喉越しが特徴。酒造好適米"吟風"を使用した辛口の一品です。
23位 「にごり酒 親玉 北の誉」
出典:北の誉 にごり酒 親玉 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「にごり酒 親玉 北の誉」は、旭川市に蔵を構える、大雪乃蔵(合同酒精 旭川工場)が醸す日本酒です。
トロりとした口当たり、ふくよかな味わいが特徴。やや冷やすと特に美味しい、素朴なにごり酒です。
22位 「純米 風のささやき」
出典:高砂酒造 純米酒 風のささやき [ 日本酒 北海道 1800ml ]
「純米 風のささやき」は、旭川市に蔵を構える、高砂酒造が醸す日本酒です。
爽やかな味わいと軽快なキレが特徴。辛口の純米酒が好きな方にオススメの一品です。
21位 「純米吟醸 柴田」
「純米吟醸 柴田」は、札幌市に蔵を構える、日本清酒の日本酒です。
スッキリとした香り、サラリとした飲み心地が特徴。美山錦と米麹だけで醸された一品です。
20位 「特別純米酒 新十津川」
「特別純米酒 新十津川」は、樺戸郡に蔵を構える、金滴酒造の日本酒です。
純米酒らしい米の旨味が特徴。新十津川産"吟風"を使用した、やや辛口の一品です。
19位 「名水京極本醸造」
「名水京極本醸造」は、虻田郡に蔵を構える、二世古酒造の日本酒です。
スッキリとした口当たりと中口の味わいが特徴。北海道酒造好適米"きたしずく"100%使用、名水百選湧水仕込みの一品です。
18位 「純米大吟醸酒 氷温貯蔵 旭神威」
出典: 高砂酒造 旭神威 純米大吟醸酒 氷温貯蔵 [ 日本酒 720ml ]
「純米大吟醸酒 氷温貯蔵 旭神威」は、旭川市に蔵を構える、高砂酒造が醸す日本酒です。
芳醇な香り、繊細でコク深い味わい、なめらかな飲み口が特徴。長期間低温発酵させた醪を搾り、生のまま氷温貯蔵したこだわりの一品です。
17位 「純米吟醸酒 十勝晴れ」
出典:十勝晴れ 純米吟醸 北海道 清酒 贈答 [並行輸入品]
「純米吟醸酒 十勝晴れ」は、小樽市に蔵を構える、田中酒造の日本酒です。
スッキリとした口当たりとクリアな喉越しが特徴。十勝地域限定の特別な一品です。
16位 「特別純米 大雪乃蔵」
出典:合同酒精 特別純米 大雪乃蔵 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「特別純米 大雪乃蔵」は、旭川市に蔵を構える、大雪乃蔵(合同酒精 旭川工場)が醸す日本酒です。
低温長期発酵由来の含み香、なめらかな味わいが特徴。ぬる燗で特に美味しい、冬に飲みたくなるような一品です。
15位 「大吟醸 吉翔」
出典:千歳鶴 大吟醸 吉翔 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「大吟醸 吉翔」は、札幌市に蔵を構える、日本清酒の日本酒です。
果実を思わせる華やかな香り、爽やかな余韻が特徴。兵庫県産"山田錦"を、精米歩合40%まで磨き上げた一品です。
14位 「倶知安純米酒」
「倶知安純米酒」は、虻田郡に蔵を構える、二世古酒造の日本酒です。
北海道酒造好適米"きたしずく"を100%使用した一品。辛口の味わいで、冷酒または燗で美味しく楽しめます。
13位 「開拓魂 純米酒 辛口」
出典:髙砂酒造 純米酒 開拓魂 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「開拓魂 純米酒 辛口」は、旭川市に蔵を構える、高砂酒造が醸す日本酒です。
しっかりとした米の旨味と、スッキリした喉越しが特徴。純米酒らしさと辛口ならではのキレが調和した一品です。
12位 「純米吟醸 大雪乃蔵 絹雪」
出典:合同酒精 純米吟醸 絹雪 大雪乃蔵 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「純米吟醸 大雪乃蔵 絹雪」は、旭川市に蔵を構える、大雪乃蔵(合同酒精 旭川工場)が醸す日本酒です。
嫌味のない上品な香り、クリアな口当たり、なめらかな味わいが特徴。北海道産米"吟風"を、精米歩合50%まで磨いた一品です。
11位 「国稀 特別純米酒」
出典:国稀酒造 特別純米酒 [ 日本酒 北海道 720ml ]
「国稀 特別純米酒」は、増毛郡に蔵を構える、國稀酒造が醸す日本酒です。
スッキリとした口当たり、米のまろやかな旨味、じんわりと広がる余韻が特徴。料理の旨味を引き立てるので、食中酒として楽しむのがオススメです。
10位「北の勝 鳳凰」
「北の勝(きたのかつ) 鳳凰」は、根室市に蔵を構える、碓氷勝三郎商店が醸す日本酒です。
日本最東端の地酒蔵として、地元の人に愛されている同蔵の定番商品。明治20年に誕生して以来、100年以上の歴史を誇ります。
こちらは、旧1級酒の上撰クラスの普通酒です。
同じく定番商品の「北の勝 大海」よりもしっかりとした芯のある味で、飲み飽きのこない味わいが特徴です。
海鮮系をはじめとする料理とも相性が良いので、日々の晩酌にいかがでしょうか。
9位「名水京極本醸造」
「名水京極本醸造」は、虻田郡に蔵を構える、二世古酒造が醸す日本酒です。
大正2年創業の二世古酒造は、加水調整しない原酒・水・空気・環境にこだわり続けています。
同商品は、銘水百選にも選ばれた、京極町の"羊蹄山のふきだし湧水"で仕込んだ本醸造酒。
酒造好適米には北海道の"きたしずく"を100%使用しています。
さらにアルコール添加は最小限に抑えられているので、キレと米の旨味が両立した味わいです。
銘水で仕込んだからこその、スッキリとした仕上がりが魅力的。
肩肘張らず飲める、そんな辛口の定番と言えるような銘酒です。
8位 「純米大吟醸 鰊御殿 北の誉」
「純米大吟醸 鰊御殿 北の誉」は、旭川市に蔵を構える、大雪乃蔵(合同酒精 旭川工場)が醸す日本酒です。
自然豊かな旭川は、日本酒作りに欠かせない米・水・気候の三大要素に恵まれている地。
昔から"北の灘"と称されていて、この地で同蔵は品質の高い丁寧な酒作りを続けてきました。
今回ご紹介するのは、北海道産の酒造好適米"吟風"を、精米歩合50%まで磨いた純米大吟醸酒。
仕込み水には、雪解け水を使用しています。
穏やかな香り、ほどよい旨味を持つバランスの良い風味が特徴。
食中酒として万能タイプのこの銘酒は、純米大吟醸ながら非常にリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
7位「福司 本醸造 辛口」
「福司 本醸造 辛口」は、釧路市に蔵を構える、福司酒造が醸す日本酒です。
創業は対象8年。釧路唯一の酒蔵で、地元住民を中心に愛される地酒作りを続けています。
紹介した日本酒は、同蔵の定番商品。
酒造好適米"吟風"を使用した、淡麗辛口に仕上げられた1本です。
日本酒度+5のほど良い辛味の度合いは、飲み飽きせずに楽しめます。
食事と一緒にいつまでも飲んでしまうような、そんな銘酒です。
ちなみに同蔵のヨーグルトリキュールも人気。オリジナルの枡やTシャツなどの販売もあるそうなので、気になる方はチェックしてみては?
6位「北の純米酒」
「北の純米酒」は、樺戸郡に蔵を構える、金滴酒造が醸す日本酒です。
明治39年創業の歴史ある蔵。ちなみに金滴酒造株式会社の設立発起人である"西村直一"氏は、明治22年に起きた奈良県十津川村の洪水被害で村民が北海道へ移住する際に村民の説得をした方なんだそう。
そんな同蔵の作る「北の純米酒」は、新十津川の米・水・人を活かした酒作りにこだわった1本。
新十津川産酒造好適米"吟風"をはじめ、全量道産米で仕込んでいます。
一つ一つ丁寧に、手作りの少量生産によって生まれた同商品は、まろやかに米の旨みが広がる、心地良い余韻に浸れる銘酒です。
5位「本醸造酒 国士無双」
出典:高砂酒造 本醸造酒 国士無双 [ 日本酒 北海道 1800ml ]
「本醸造酒 国士無双」は、旭川市に蔵を構える、高砂酒造が醸す日本酒です。
高砂酒造は、前身である小樽山酒造店が明治32年に創業されてからずっと酒作りを続けている老舗の酒蔵。
「国士無双」は昭和50年に誕生した銘酒で、現在は全国的にも有名な日本酒となっています。
商品展開も10種類以上と豊富。
今回ご紹介する「本醸造酒 国士無双」は、華やかな香りとまろやかさのある口当たり、キリッと引き締まった酸味と飲み口が軽快な銘酒です。
仕込み水には、北海道大雪連峰の伏流水を使用しているんだとか。
ちなみに国士無双は甘口が主流だった日本酒に、辛口という新しいカテゴリーを誕生させた辛口日本酒のパイオニアとも言われています。
冷やから燗まで美味しく飲める万能タイプなので、バランスも良く、どんな料理とも相性が良いです。
食中酒として活躍しそうですね!
4位「男山 純米大吟醸」
「男山 純米大吟醸」は、旭川市に蔵を構える、男山が醸す日本酒です。
全国に男山と冠した蔵がありますが、江戸時代から続く男山の本家を伝承しているのがこの北海道の男山酒造なんだそう。
大雪山に残る万年雪の伏流水を使用した端麗辛口の味わいは日本国内のみならず、海外からの評価も高いです。
実際、海外の酒類コンクールで、1977年の初出品以来連続金賞を受賞しているほど。
実力が伴った、男山の最高級ランクの銘酒ですね。
北海道の豊かな大地と水が育てた1本。
淡麗タイプではありますが、その味わいの中には上品な深みが詰まっています。
3位「鬼ころし」
出典:国稀酒造 北海鬼ころし [ 日本酒 北海道 900ml ]
「鬼ころし」は、増毛郡に蔵を構える、國稀酒造が醸す日本酒です。
厳寒の暑寒別岳連峰から流れる清らかな水を仕込水みとして使用していて、雑味のない綺麗な味わい。
また、日本酒度が+10~+12とかなり辛口であることが特徴で、この辛さが人気の秘密でもあります。
普段日本酒を飲みなれていない方だと辛すぎるように感じるかもしれませんが、この辛さが北海道の海の幸とよく合うのです。
塩辛や貝ひもなど味の濃いおつまみにも負けず、お互いの美味さを引き立てます。
昭和60年に発売されてから現在まで、北海道で定番の食中酒として愛されています。是非食事と一緒にご賞味あれ!
2位「千歳鶴 純米大吟醸」
「千歳鶴 純米大吟醸 」は、札幌市に蔵を構える、日本清酒が醸す日本酒です。
日本清酒は、札幌で初めて酒作りを営んだ蔵。前身の柴田酒造店を含めると明治5年創業の老舗で、現在は札幌で唯一の酒蔵となっています。
「千歳鶴」も昭和3年に誕生した超ロングセラー商品。
北海道産酒造好適米"吟風"を100%使用し、精米歩合40%まで磨き上げた純米大吟醸酒です。
上品な吟醸香と、純米ならではのふくらみのある米の旨みが特徴。
明治5年創業の老舗蔵元が作る、最高級ランクの銘酒です。
ちなみに「千歳鶴」シリーズでは日常飲みできる、もう少しリーズナブルなものもあります。
贈答用にはこれ、宅飲み用にはこれ、と用途別に商品を選ぶこともできるので、こちらも是非チェックしてみては?
1位「北の錦 大吟醸 極上」
「北の錦 大吟醸 極上」は、夕張郡に蔵を構える、小林酒造が醸す日本酒です。
明治11年創業で、100年以上の歴史を誇っています。
そんな小林酒造が目指すのは"北海道でしか醸せない、味わえない酒"。
ここから生まれた酒の1つが「大吟醸極上北の錦」です。
北海道米"吟風"を使用した大吟醸酒。
さすが大吟醸と言いたくなるような、フルーティで華やかな香りと、米の旨みがしっかり乗った味わいが特徴です。
軽い甘さがありつつも、どっしりとしたボディもあり、しかし飲み口はスッキリ爽やか。
繊細なバランスでまとめられた複合的な味わいは、様々な料理と抜群の相性を発揮します。
同蔵の醸す、北海道の一部の店舗のみの取扱いとなる限定酒「冬花火」も人気なので、ご旅行の際は「北の錦」と一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか?
北海道の日本酒の選び方
人気の蔵元から日本酒を選ぶ
北海道の日本酒選びに迷った時は、人気の蔵元から選んでみるのはいかがでしょうか?
上川郡の上川大雪酒造や、旭川市の男山と高砂酒造、増毛郡の國稀酒造、虻田郡の二世古酒造、札幌市の日本清酒などが有名ですよ!
北海道の酒造米「吟風」「初雫」を使用した日本酒を選ぶ
北海道の酒造米と言えば「吟風」「彗星」「きたしずく」。特に「吟風」は、北海道産米を原料とした酒作りが広がるきっかけになった品種なのでオススメです。
また、北海道初の酒造好適米「初雫」を使用した日本酒を見かけた際は是非購入してみてください。今では作付けがほとんど行われていない品種なので、「初雫」を使用した日本酒はレアなんです。
北海道限定の日本酒を選ぶ
例えば「北海道限定 純米吟醸 国稀」は、北海道の酒造好適米"吟風"を使用し、暑寒別岳連峰が源の清らかな水で仕込んだ北海道ならではの地酒です。
スッキリとした香りと純米酒らしい米の旨みが調和した味わいが特徴。北海道の料理にもよく合うので、より"北海道"を堪能したい時には、同商品のような限定酒がオススメです。
出典:国稀 北海道限定 純米吟醸 720ml 【日本酒】【北海道の地酒】
北海道の日本酒が購入できる場所
北海道外の人が気軽に直接購入できる場所と言えば新千歳空港の北海道本舗。北海道本舗限定の銘酒も販売されているので、旅行や出張のお土産を買う際に最適です。
また、この記事でも取り上げているAmazonや楽天市場、Yahooショッピングなどの大手通販サイトで、北海道の日本酒を購入するのも良いでしょう。
中には独自のオンラインストアを持っている酒蔵もあるので、そういった酒蔵からはサービスを利用して直接購入してみてください。
例えば、人気の蔵元として紹介した上川大雪酒造がオンラインショップを運営していますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ご紹介した日本酒は、海産物と合う淡麗辛口タイプながら、米の旨みを感じられ、体が温まるような純米酒のものが多かったかと思います。
その土地土地によって、日本酒の個性があります。まだ北海道の日本酒を飲んだことがない方は、これを機会に是非味わってみてくださいね!