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【2023年版】福島県のオススメ日本酒ランキングTOP20&選び方を紹介

【2020最新版】 福島県は昔から東北地方が誇る酒処として栄えてきました。 日本酒品評会においても、7年連続で金賞受賞銘柄数が日本一多いという栄誉に輝いています。 今回は福島のオススメの日本酒ランキングTOP20と選び方 …

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【2023最新版】

福島県は昔から東北地方が誇る酒処として栄えてきました。 日本酒品評会においても、7年連続で金賞受賞銘柄数が日本一多いという栄誉に輝いています。 今回は福島のオススメの日本酒ランキングTOP20と選び方をご紹介します。

日本酒造りが盛んな「福島」の日本酒の特徴

日本酒

400年前に始まったとされる福島県の日本酒造り。ピーク時には、会津藩領内に300カ所を超える酒蔵があったのだそう。

東日本大震災の深刻な被害から復興し、日本酒造りの勢いは日に日に増加。歴史に紡がれてきた伝統の技は絶えることなく、各酒蔵は上質な酒質の日本酒を盛んに造り続けています。

県内は会津・中通り・浜通りの3エリアに分かれており、それぞれ気候が大きく違うため、各エリアで主流となっている日本酒の味わいも違います。

ですが基本的に多くの銘柄が、華やかな香り、しっかりとした米の旨味と甘みを持っているのが特徴です。

福島のオススメ日本酒ランキングTOP20

福島の日本酒ランキング20位【からはし 純米吟醸 山田錦】

からはし 純米吟醸 山田錦 720ml

出典:からはし 純米吟醸 山田錦 720ml

からはし 純米吟醸 山田錦」は、福島県喜多方市"ほまれ酒造"の純米吟醸酒です。りんごを思わせるフルーティで華やかな香り、みずみずしい甘みと酸味が調和したジューシーな味わい、爽やかなキレが特徴。山田錦ならではの、ふくよかで幅のある個性も楽しめるタイプの一本になります。

銘柄にもなっている「からはし」ブランドは、蔵元の姓である“唐橋”から名付けられたもの。搾りや瓶詰め、貯蔵など、すべての工程を徹底した品質管理しながら日本酒としての品質を追求しているお酒です。

爽やかさを味わうなら冷酒で、お米の個性を味わいたいならぬる燗で。定番の和食はもちろん、エビチリなどの中華料理にも合わせやすい一本です。

からはし 純米吟醸 山田錦 720ml
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福島の日本酒ランキング19位【磐城壽 純米酒】

鈴木酒造店 長井蔵 【磐城壽】 純米酒 【がんばろう東北・福島】 1800ml

出典:鈴木酒造店 長井蔵 【磐城壽】 純米酒 【がんばろう東北・福島】 1800ml

磐城壽 純米酒」は、福島県双葉郡"鈴木酒造店"の純米酒です。ほとんど主張しない穏やかな香りで、口に含むとしっかりとした旨味や甘味、酸味を感じさせます。口当たりはまろやかなで、喉越しはやや滑らか。穏やかでバランスの取れた酒質は、食中酒にピッタリです。年間3~5℃の理想的な貯蔵条件の雪室で熟成した、鈴木酒造店自慢の定番酒になります。

2011年の東日本大震災にて全建屋を流失、本蔵があった浪江町は立入禁止区域に指定されてしまいます。その後、会社の努力とさまざまな人の尽力によって酒造りを再開した"鈴木酒造店"のお酒は、奇跡的に残されていた酒母をもとに、素晴らしい復活を遂げています。

冷やではスッキリとした飲みやすいお酒、ぬる燗にすることでお酒の持つお米の良さがバッチリふくらむ一本。昆布締めや煮付けなど、味わいのしっかりした魚料理とピッタリです。

福島の日本酒ランキング18位【笹正宗 純米吟醸】

純米吟醸 笹正宗 [ 日本酒 福島県 720ml ]

出典:純米吟醸 笹正宗 [ 日本酒 福島県 720ml ]

笹正宗 純米吟醸」は、福島県喜多方市"笹正宗酒造"の純米吟醸酒です。爽やかな果実香、穏やかにふくらんでいく旨味、スッキリとした滑らかで優しい喉越しが特徴。低温でじっくりと発酵させた、こだわりのお酒になります。

いわゆる“地酒ブーム”が巻き起こった1980年代以前から、全国でも珍しい純米酒製造を行ってきたのが自慢のひとつ。1979年の東京サミットでも"笹正宗酒造"のお酒が振る舞われ、当時のカーター大統領が絶賛したという逸話を持つ、実力派のブランドとして高い人気を誇っているお酒です。

冷や、もしくは冷酒で飲むとこのお酒の滑らかさを堪能できます。野菜の天麩羅や温奴など、素材を生かした料理とゆったりと楽しみたい一本です。

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福島の日本酒ランキング17位【会津中将 純米酒】

会津中将 純米1800ml

出典:会津中将 純米1800ml

会津中将 純米酒」は福島県会津若松市"鶴乃江酒造"が醸す、県産米を60%まで精米した吟醸規格の純米酒です。優しい果実や花の香りと濃醇な米の旨味、心地よい酸と苦味が調和したスッキリとした味わいが特徴。「会津中将」の"スタンダードな酒"になります。

伝統を守りながらも若い人にも日本酒を楽しんでほしいという想いを持ち、軽快で甘味があって香りがいい酒を目指す「会津中将」ブランド。その中でも純米酒のコストパフォーマンスが抜群で、普段遣いにもちょっとしたハレの日の楽しみにもぴったりの一本です。。

バランスのいい酒質なので冷酒から熱燗までほぼ万能に楽しめます。和洋中さまざまな料理とあわせやすい食中酒です。

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純米酒
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福島の日本酒ランキング16位【廣戸川 特別純米】

【日本酒】福島県 岩瀬郡 松崎酒造店 廣戸川 (ひろとがわ) 特別純米酒 1800ml【通常便発送】

出典:【日本酒】福島県 岩瀬郡 松崎酒造店 廣戸川 (ひろとがわ) 特別純米酒 1800ml【通常便発送】

廣戸川 特別純米」は、福島県岩瀬郡" 松崎酒造"の特別純米酒です。控えめな甘い果実香は口中で素晴らしく広がり、なめらかな旨味と上品なキレが綺麗に喉を流れていきます。食中酒として活躍すること間違いなしの、福島県産"夢の香"を100%使用した一本です。

会社のある天栄村には、古くから豊かな水をたたえる釈迦堂川(広戸川)があり、およそ1万年前から集落があったと言われています。「廣戸川」は水系の井戸水を仕込み水として使用し、お米の持ち味を生かした酒造りを実現している、まさしく自然の恵みと伝統技術が融合した理想的なお酒です。

オススメの飲み方は冷酒、冷や、ぬる燗。ぬる燗にすると隠れていた苦味や複雑な旨味が顔を出し、また一風違う味わいが楽しめます。湯豆腐やホイル焼きなど、素朴で温かい料理と楽しみたい逸品。

福島の日本酒ランキング15位【ロ万 純米吟醸 一回火入れ】

日本酒 ロ万ろまん 純米吟醸酒 1800ml 花泉酒造

出典:日本酒 ロ万ろまん 純米吟醸酒 1800ml 花泉酒造

ロ万(ろまん) 純米吟醸 一回火入れ」は、福島県南会津郡"花泉酒造"の純米吟醸酒です。マスカットなどを思わせる爽やかな香り、純米ならではのまろやかな米の旨味と印象的な甘味、スッキリした切れ味が特徴。うつくしま夢酵母を使い、伝承の技で醸した一本です。

原料・製法・職人、すべてを地元産にこだわった「ロ万」シリーズで"花泉酒造"が私たちの考える本当の地酒と呼んでいるこのお酒。通常の三段仕込みの後に、蒸したもち米を仕込む伝統の「もち米四段仕込み」により、その芳醇で濃厚な味わいを作り出しています。

キリッと冷やして爽やかさを楽しんだり、冷やでお米の旨味を堪能したり、楽しみ方は幅広い味わい。カルパッチョや白子ポン酢など、酸のある料理とも相性がピッタリです。

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ロ万
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福島の日本酒ランキング14位【にいだ しぜんしゅ 純米吟醸】

金寶仁井田本家 福島県 『にいだ しぜんしゅ 純米吟醸』 720ml

出典:金寶仁井田本家 福島県 『にいだ しぜんしゅ 純米吟醸』 720ml

にいだ しぜんしゅ 純米吟醸」は、福島県郡山市"仁井田本家"の純米吟醸酒。原料米には“トヨニシキ”を使用、精米歩合60%です。ひらがな表記のイメージにピッタリなやわらかい口当たりで、やや甘口でフルーティーな風味が特徴です。綺麗でなめらかな喉越し良く、香味のバランスが優れているので毎日飲んでも飽きずに楽しめます。

「日本の田んぼを守る酒蔵になる」という使命を掲げた酒造りを行う"仁井田本家"は、農薬・化学肥料を不使用自社栽培自然米や契約農家など、こだわり抜いたお米を使用。もちろん仕込みやお米の栽培に使う水を保護することも大切にしていて、美味しいだけでなく優しい「しぜんしゅ」ブランドを体現しています。

一番のオススメは冷やですが、ぬる燗にすると体に染み込むような優しさが強調されます。旬の野菜を使用した炊き合せなど、こちらも優しい味わいの料理と合わせるのも面白いかも?

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福島の日本酒ランキング13位【會津宮泉 純米吟醸 山田穂】

宮泉 純米吟醸 山田穂 720ml【宮泉銘醸】

出典:宮泉 純米吟醸 山田穂 720ml【宮泉銘醸】

會津宮泉 純米吟醸 山田穂」は、福島県会津若松市"宮泉銘醸"の純米吟醸酒。精米歩合は50%です。リンゴやブドウを思わせる華やかな立ち香、グレープフルーツなどのジューシーで爽やかな酸味と苦味、それでいて上品な辛みが特徴的な味わいです。バランスが良く、非常に綺麗な印象の酒質の日本酒です。

原料米には、酒米の王様こと“山田錦”の母系にあたる“山田穂”を使用しています。一年で140日以上が0℃以下、100日以上が25℃を超えるという、寒暖の差が大きい会津の環境を活かした酒造りが、美味しいお酒の醸造・熟成に大きく貢献しているのです。

このお酒の清冽な風味を堪能するオススメの飲み方は冷酒。冷やせば冷やすほど爽やかになり、温度とともに上がってくる雰囲気を楽しめます。刺身などの定番料理はもちろん、会津名物の馬刺しなどとも相性抜群です!

宮泉 純米吟醸 山田穂 720ml【宮泉銘醸】
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福島の日本酒ランキング12位【自然郷 さわやか本醸造】

自然郷さわやか本醸造 1.8L

出典:自然郷さわやか本醸造 1.8L

自然郷 さわやか本醸造」は、福島県西白河郡"大木代吉本店"の本醸造酒。穏やかなアルコールの香りと柔らかな旨味、キリッとした後味と綺麗な余韻が特徴的な、銘柄通り「さわやか」なお酒です。

1974年に発売を開始した「自然郷」ブランドは、当時ではまだ言葉が定着していなかった純米酒の先駆けの一つとも言われています。原料米の福島県産"夢の香"は無農薬栽培しており、こちらも当時としてはかなり珍しかったようです。

その香味のバランスは冷酒、冷や、燗など、どの飲み方でも崩れることはありません。和食だけでなく、チーズを使った料理やカキフライなどの洋食で楽しんでもピッタリの食中酒です。

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福島の日本酒ランキング11位【冩樂 純米酒】

冩樂 純米酒 1800ml

出典:冩樂 純米酒 1800ml

冩樂 純米酒」は、福島県会津若松市"宮泉銘醸"の純米酒。精米歩合は60%です。ふわりとした果実系の含み香、バランスの良い米の旨味と甘味、心地の良いキレが特徴です。純米酒らしいバランスの良さが際だり、食中酒としてどんな料理も引き立てます。

2014年の「SAKE COMPETITION」で第1位に輝くなど、業界や日本酒通からも一目を置かれている一本。同蔵が醸す「會津宮泉」と比べるとやや甘口で芳醇な風味なので、シーンや料理に合わせて使い分けることで豊かなお酒ライフを楽しめます。

飲み方としては冷酒、もしくは少し温度が低めの冷やがオススメ。定番の魚料理や焼き鳥などのほか、具沢山のお味噌汁などと合わせてみても。

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福島の日本酒ランキング10位【純米辛口 弥右衛門】

福島の日本酒ランキング10位は「純米辛口 弥右衛門」。寛政2年(1790年)創業の大和川酒造店が、喜多方の地で醸した日本酒です。上質なお米の旨味を感じる味わいと、爽快にして力強い風味とキレが特徴の美味しい辛口酒です。

*日本酒度が+8.0~+9.0と高めなので辛口通にオススメ!ガツンとした日本酒ならではの味わいを楽しみたい日に選んでみてください。こだわり抜いた酒造りは、自社栽培米による田んぼからの酒造りと伝統技術、徹底した温度・品質管理によって上質な日本酒を日本酒好きに提供します。

*日本酒度は味わいの基準の一つ。+になるほど辛く、-になるほど甘いとされる。

風味の良い辛口酒は、冷酒から熱燗まで楽しめます。湯豆腐やお鍋、ステーキまで幅広い料理にも対応しているので“普段遣いでとっておき”な一本として最適です。

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福島の日本酒ランキング9位【純米酒 國権】

純米酒 國権」は、南会津郡にある“国権酒造”が醸す、原料米に精米歩合60%まで磨いた“夢の香”を使用した純米酒。穏やかで心地よい香り、ほどよい酸味と苦味のあるコクのある味わいが特徴の、やや辛口の純米酒です。

“夢の香”は、2000年に福島の水稲奨励品種に指定された酒造好適米。そのお米と豊かな原生林由来の水、全国新酒鑑評会で有数の金賞受賞歴を持つ佐藤吉宏杜氏の熟練の手腕が合わさり、とてもバランスのいいお酒を醸している酒造会社です。

飲み方は冷やからお燗まで。お燗は、蔵のオススメする“とびきり燗(55℃)”からお好みの温度に冷まして楽しみましょう。辛口の味わいはこってりした料理と一緒に楽しむのに最適ですよ!

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福島の日本酒ランキング8位【花泉 本醸造 辛口】

福島の日本酒ランキング8位は「花泉 本醸造 辛口」です。四段仕込みで醸されることで、日本酒度+6.8という辛口の中にもしっかりとした旨味を感じされる味わいで、スッキリとした後味の良さが楽しめます。バランスが良く、飲み飽きしない酒質の銘酒です。

「花泉」シリーズは、昔ながらの伝統製法を守って造られる、地元の南会津で愛される定番酒です。地元と特約店向けに2種類のラベルがあり、どちらも魅力的なデザイン。ネットでは「ラベルがお洒落なのでプレゼントにも最適!」との声もありました。

飲み方は冷やから熱燗まで楽しめます。オススメはやや熱めの燗酒で、このお酒の持つまろやかさと旨味がより膨らみます。

福島の日本酒ランキング7位【奈良萬 純米酒】

奈良萬 純米酒」は、喜多方市の“夢心酒造”が造り出す、酒造好適米“五百万石”を55%まで精米した純米酒。バナナを思わせる穏やかで心地よい香り、お米の優しい旨さや甘さを感じるクセのない味わいで、滑らかで余韻のある喉越しが魅力的な一本です。

地元産の厳選された酒米、平成の名水百選にも選ばれた栂峰の渓流水、福島県の酵母「うつくしま夢酵母」を揃えて醸される日本酒。雑誌の燗酒コンテストで1位に選ばれるなど、地元はもちろん全国区でも愛される定番銘柄です。

飲み方とは冷やから上燗まで美味しく楽しめます。燗にすると味わいがふくらみ、ほど良い酸味と上品な香りが心地良く広がりますよ!鍋料理や煮込みなどと一緒に飲みたい日本酒です。

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福島の日本酒ランキング6位【奥の松酒造 あだたら吟醸】

奥の松酒造 あだたら吟醸 [ 日本酒 福島県 1800ml ]
出典:奥の松酒造 あだたら吟醸 [ 日本酒 福島県 1800ml ]

奥の松酒造 あだたら吟醸」は、二本松市に会社を置く“奥の松酒造”を代表する吟醸酒。爽やかでフルーティな吟醸香と滑らかな喉越し、口の中で広がるお米の旨さとジューシーな果実感が特徴的で、飲み始めから最後までスッキリと楽しめる逸品です。

醸す吟醸酒ごとに温度が異なる低温貯蔵など、“奥の松酒造”の徹底した品質管理は高品質のお酒を生み出す秘密。2018年の「インターナショナル・ワインチャレンジ(IWC)」でチャンピオン・サケを受賞したほか、G20大阪サミットで提供される日本酒として選ばれるなど、日本国内外で評価の高いお酒です。

この素晴らしい爽やかさを堪能するためにも、まずは冷酒で。その後は冷や、ぬる燗と試して自分なりのストライクゾーンを探してみてください。お刺身、天ぷらから鶏のチーズ焼きまで、素材を活かす料理との相性は抜群です。

奥の松酒造 あだたら吟醸 [ 日本酒 福島県 1800ml ]
¥2,200
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福島の日本酒ランキング5位【穏 純米吟醸】

福島の日本酒ランキング5位の「穏(おだやか) 純米吟醸」は、郡山市の酒蔵 “仁井田本家”の日本酒。メロン系の吟醸香、スッキリとした旨味、酸味、甘味、うっとりとするような風味のすべてを、あえて「おだやか」に、控えめに表現しているお酒です。もちろん控えめと言ってもその酒質は上質そのもので、飲めば飲むほど魅力的な一本です。

銘柄である「穏」の文字は、代々の蔵元がその名を受け継いでいる一文字である“穏”に由来しています(現代表・仁井田穏彦は十八代目 穏)。長い歴史の粋が込められたこの日本酒は、福島県の定める「福島県ブランド認証」の日本酒部門で第1号に選ばれている、福島を代表する銘酒です。

“おだやか”なこのお酒は、冷やせばスッキリとした風味を、温めればまろやかな旨味がそれぞれ楽しめます。合わない料理は無いのではないのかな、と思えるほどに馴染みやすいお酒です!

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仁井田本家
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福島の日本酒ランキング4位【飛露喜 特別純米】

全国的な有名ブランド「飛露喜 特別純米」は、河沼郡の“廣木酒造”が醸す日本酒。バナナや桃といった甘い果実を連想するうっとりとする香り、柔らかな口当たりと深い旨み、スッキリとしたキレがすべて調和しており、理想的なバランスを作り出しています。

今となっては日本酒好きなら誰でも知っている「飛露喜」ですが、その誕生までに“廣木酒造”では先代が逝去などが原因で、一時は廃業することも考えていたとか。その後、多くの人々に支えられて1999年に登場した「飛露喜」は瞬く間に全国区で求められる大ブランドになり、今では入手困難な銘柄になっています。

飲み方はぜひともキリッと冷やした冷酒で!旬の素材を使用した天ぷらやお寿司、シンプルなフリッターなどと合わせて贅沢に楽しみましょう。日本酒好きならば一度は試してほしい逸品中の逸品です。

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福島の日本酒ランキング3位【ゴールド人気 純米大吟醸 】

福島の日本酒ランキング3位は「ゴールド人気 純米大吟醸」は、二本松市の“人気酒造”を代表する純米大吟醸酒。キリッとした香りの高さと滑らかでしっかりとした味わいが特徴で、辛口ながら辛過ぎず、綺麗なほんのりとした甘みと軽快な後味を楽しめます。

製造元の“人気酒造”は、昔ながらの道具を使う伝統的な製法と手造りにこだわり、吟醸酒だけを造り出す蔵元。貯蔵タンクを置かずにすべての酒を瓶貯蔵させるなど、難しい品質管理を乗り越えることで素晴らしい品質のお酒が提供されるのです。"ワイングラスでおいしい日本酒アワード"で2013年と2014年にメイン部門金賞を受賞するなど、専門家からも評価の高いお酒です。

オススメの飲み方は冷酒で、是非ワイングラスで楽しんでみてください!魚料理や塩焼き鳥、冷奴などと好相性です。

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福島の日本酒ランキング2位【會津ほまれ 山田錦仕込 吟醸酒】

福島の日本酒ランキング2位は「會津ほまれ 山田錦仕込 吟醸酒」は、喜多方市の"ほまれ酒造"が造る吟醸酒。酒米の王様“山田錦”を59%まで精米しています。グレープフルーツ系の果実感のある吟醸香、お米のふっくらとした甘味と旨味、福島県が開発した酵母"うつくしま夢酵母"と吟醸酵母“アルプス酵母”を使用することで実現した穏やかさとキレを両立した後味が特徴です。

米を元に酒を造るのではなく“酒質にあわせた最適な米”を選び、酒蔵の歴史が持つ卓越した伝統技術と感性、最新のデジタル技術が融合した酒造り。再現性の上でしか酒の品質向上は成り立たないという、科学的見地と妥協しない品質管理が"ほまれ酒造"のお酒をより良いものへと進化させ続けているのです。

美味しい飲み方は冷酒、もしくは冷やがオススメです。刺身や天ぷら、おひたしといった旬の素材を引き立てる料理と一緒に楽しみたいお酒。

福島の日本酒ランキング1位【大七純米生もと】

福島の日本酒ランキング1位の「大七純米生もと」は、二本松市の“大七酒造”を代表する純米酒です。生酛造りらしい濃厚でふくよかな香り、どっしりとしたお米の旨味や酸味が感じられる味わい、それでいてスッとキレる後味と、もういっぱい飲みたくなるような余韻すべてが印象的です。

“大七酒造”は1752年の創業以来、伝統的な生酛造りでの酒造りを行ってきている酒蔵。ただし決してフリ技術を用いるだけでなく、独自の“超扁平精米”などの新たな技術を用いることで、伝統と革新の融合したこだわりは微生物相の維持にまで及んでいます。自然の力で醸される生酛造りだからこそ、人々が歩んできた伝統を大切に“大七酒造”の酒造りがあるのです。

さまざまな雑誌やコンクールでの受賞歴があり、名実ともに、日本一の燗酒と呼んでも差し支えない逸品。かつて全国新酒鑑評会で2度の金賞受賞を果たし、既存の鑑評会の枠を超える「よりスケール豊かに開花する美酒を追求」を目的に品評会からの離脱を表明し、今も妥協しない品質管理を目指しています

冷やで飲んでも美味しいのですが、オススメはやはり燗酒。温めることで、しっかりした旨味と濃厚な米の甘みが広がり、香りもどこか穏やかで華のような雰囲気が出てきます。体に染み入るような味わいは、ぶりの照り焼きや牡蠣鍋、鶏の唐揚げなど、しっかりした味わいとピッタリです。

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福島の日本酒の選び方

人気の蔵元や銘柄から選ぶ

宮泉銘醸の「写楽」、廣木酒造本店の「飛露喜」が特に有名。また、大木代吉本店の「楽器正宗」、花泉酒造の「ロ万」、曙酒造の「天明」も人気を博しています。

迷った時は、これらの蔵元や銘柄から選ぶのが良いでしょう。

福島で生まれた酒造米「夢の香」を使用した銘柄から選ぶ

夢の香」は、10年という歳月と莫大な費用を費やし、各種の特性を調査しながら育成された酒造米です。

吸水性が良く醪で溶けやすい軟質米であることが特徴。従来の「五百万石」より優れた品種を目指し作られた、「五百万石」同様の心白を有した大粒米です。

ランキングで紹介した「自然郷 さわやか本醸造」「廣戸川 特別純米」が「夢の香」を使用しているので、まだこの酒米の日本酒を飲んだことがない方は是非チェックしてみてください!

福島で開発された「うつくしま夢酵母」「うつくしま煌酵母」を使用した銘柄から選ぶ

うつくしま夢酵母」は、平成3年(1991年)に誕生した、福島県初めてのオリジナル酵母。低酸性で発酵力が強め、香りはバナナ・メロン系なのが特徴です。

ランキングで紹介した「會津ほまれ 山田錦仕込 吟醸酒」「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」などが「うつくしま夢酵母」を使用しています。

一方「うつくしま煌(きらめき)酵母」は、平成21年(2009)年に誕生(知事が命名)した福島県のオリジナル酵母。イチゴ・リンゴ系の香りを出すのが特徴です。

花泉酒造の銘柄「花泉 稲穂シリーズ 特別純米酒」などが「うつくしま煌酵母」を使用しています。

金賞銘柄から選ぶ

ランキングで紹介した中だけでも「廣戸川」「奥の松」「会津中将」「國権」といった銘柄が全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています。

日本トップクラスの味を楽しみたい方は、各銘柄の出品酒レベルの一本を選んでみるのがオススメ。値は張りますが"とっておきの酒"を知っておくと、何か大切な時のギフトの際に困りませんよ!

まとめ

福島県は、日本酒品評会において7年連続で金賞受賞銘柄数が日本一多いという栄誉に輝いています。

400年の日本酒造りの歴史を持ち、紡がれた技で各酒蔵は盛んに日本酒を製造。多くの銘柄が、華やかな香り、しっかりとした米の旨味と甘みを持っているのが特徴です。

「廣戸川」「奥の松」「会津中将」「國権」などが全国新酒鑑評会の金賞受賞銘柄。また、「写楽」「飛露喜」「楽器正宗」「ロ万」「天明」などが有名銘柄として知られています。

日本随一の米どころであり、酒米においては「夢の香」を育成。また、「うつくしま夢酵母」「うつくしま煌酵母」といったオリジナル酵母も作り上げています。

《nomooo》

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