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ワニやラクダが食べられる!?ジビエ・レア肉のお店「パンとサーカス」に行ってきた

こんにちは! 突然ですが、みなさんは“なに肉”が好きですか? 牛肉?豚肉? 私は何となく高価そうなので、牛肉が好きです! 冬になると鍋も食べたくなりますが、がっつりとスタミナをつけるためにお肉も食べたくなるもの!!特に最 …

飲みに行く 訪問
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こんにちは!

突然ですが、みなさんは“なに肉”が好きですか?


牛肉?豚肉?

私は何となく高価そうなので、牛肉が好きです!

冬になると鍋も食べたくなりますが、がっつりとスタミナをつけるためにお肉も食べたくなるもの!!特に最近寒さにやられて風邪気味なので「おいしいお肉が食べたいなあ~」とお店を探していたところ......何やら面白そうなお店を見つけました。

なんでも、ワニやラクダなどの珍肉や、鹿、猪、熊などのジビエが食べられるお店なんだとか。

ジビエとは、狩猟した“天然の野生鳥獣”の食肉のこと。つまり、人間が育てた豚や牛ではなく野山を駆け回る、野生の動物たちのお肉のことなんです。

牛や豚など、王道な肉しか食べたことがない私としては未知の世界......。よし、これは行くっきゃない!

新宿肉区 パンとサーカス

今回お邪魔したのは「新宿肉区 パンとサーカス」。新宿三丁目駅から徒歩1分のところにあります。


ユニークな看板が目印です!

ビルのエレベーターを上がり、一歩お店の中に入ると、、


「肉」と書かれた提灯がお出迎え!


怖い・・(笑)。


中は異空間!!まるで秘密基地のようです。


▲カウンターには虫のようなものを漬けている瓶が並べられています・・。


店内にはカウンター席と、


テーブル席が用意されています。

それだけではなく、階段を上がると......


大人8人は座れるであろうロフト席も!!


ロフトスペースがあるなんて、本当に秘密基地みたいですよね・・。

メニュー表は予習してきたけれど、まさかこんな雰囲気の内装でジビエ肉が食べられるのはちょっと驚きです。


そして、まるで華麗なマジックを披露してくれそうな格好をしたこちらは団長の辻さん(パンとサーカスでは店長ではなく”団長”と呼ばれるらしい)。

お店に入る前はちょっと不安だったけど、だんだんワクワクしてきました!!!早く肉食べたい!!!

あの"獰猛な動物"のカルパッチョを食べてみる

前菜ということで、まずは「カルパッチョ盛り合わせ(1,500円/税抜)」をいただきます。

カルパッチョといっても、もちろん普通のカルパッチョとは違いますよ!


左から「ワニ」「カンガルー」「エミュー」のカルパッチョです。

文字面もみると何とも凶暴なイメージですが........笑


こちら、ワニの肉。ワニって白いんですね......。

口にするまでは不安でしたが、意外や意外!!!変な臭みがなく、一般的なカルパッチョのサーモンや牛肉に比べると歯ごたえは強め。普通に食べやすいお肉ですね!!

カンガルーも柔らかく、肉の旨味が感じられる味です。どちらかというと、普段食べているカルパッチョの味に近く、一番食べやすい!

団長の辻さん曰く、カンガルーは脂肪燃焼効果と筋肉増強の効果が期待できるそうなので、鍛えている方やダイエッターにもオススメです!

そしてエミュー!

エミューって日本ではあまり聞きなれない動物ですよね。ちなみにこんな動物です。


オーストラリアに生息する鳥類で、現在は1種を除く全ての種類が絶滅した鳥なのだそう。

(パンとサーカスで提供しているエミューは、日本で養殖されているものです。)

そんなエミューのカルパッチョは、お肉にしっかりとした弾力があって臭みもなし。

なんだ!名前にビビってたけど全部普通に美味しいじゃないですか!!!

もっと獣臭かったり生臭かったりするものだと思っていましたが、パンとサーカスのお肉は臭みがなくとっても食べやすい。

これはジビエ・珍肉初体験の方にもオススメ!

本当に飲めるの......?〇〇のレモンサワー

NOMOOO読者が一番気になるであろう、お酒のメニューもとってもユニーク!

メニューを見ていて一番気になった「サソリのレモンサワー(750円/税抜)」を注文してみました。


あれ??思っていたよりも普通のレモンサワー?と思って安心しましたが、、

左の瓶がやばい......(笑)。


こ、これは、、!


虫が入ってる!!!しかもぎっしり!!!


「それ、虫じゃなくてサソリですよ!(笑)当店のサソリレモンサワーは、サソリ入りのウォッカをベースに作っています。隠し味として、サソリの毒をイメージしたタバスコが入っています♪

と説明してくれた辻さん。心なしか嬉しそうな表情なのはなぜなんだ・・(笑)。

気になるそのお味は、サソリのクセが思っていたよりも感じないスッキリとしたレモンサワー。ウォッカの見た目とは裏腹に、味はとてもスッキリして飲みやすい!!どんなお食事と合わせても楽しめそうなので、食中酒としてオススメです。

それにしても、サソリ入りのお酒を普通にオススメするとは思いもしませんでした......笑

グリル肉盛り5種をいただく!

そして今日のメインディッシュ、パンとサーカスの名物料理「グリル肉盛り5種(5,000円/税抜)」をいただきます!


すごいボリューム!これを私1人で食べられるなんて、とっても贅沢じゃないですか?(笑)(ちなみにパンとサーカスの料理は、男女2人組が食べて大体ちょうど良い量だそうです。)


私はラクダをオーダーしましたが、グリル肉盛り5種は、カモ・牛・鹿・豚の4種類とプラスしてお好きなお肉が1つ選べます。各お肉にはイラスト付きの札がついているので、わかりやすいですよね!

ちなみに、ラクダの他にもウサギやダチョウ、ウズラ、ツチノコなどもあるのだそう!(ツチノコ気になる...笑)

季節によっておすすめのお肉は変わるので、オーダーする際はスタッフの方に聞いてみてくださいね。


▲左からクリスマス島産の塩、ディジョンマスタード、ドライトマトをバルサミコ酢と混ぜたもの。

肉の味をそのまま味わいたい方は、お塩で。
味にアクセントが欲しい場合は、まろやかで肉の風味を邪魔しない上品な辛さのマスタードが◎。
ラクダなどのクセがあるお肉には、バルサミコ酢とドライトマトをブレンドしたソースがオススメです。

肉自体に軽く下味が付いているので、ソースをつけずにそのまま食べても美味しいですよ!

ラクダ

では早速、ラクダからいただきます!


ちょっとレアな焼き加減がたまりません......。

ラクダはとにかく肉の弾力がすごい!食べごたえ抜群で、噛めば噛むほど肉の味が広がっていきます。また、赤身なので脂っこさは一切ありません。

子牛や馬肉に近い味わいです!


バルサミコ酢とドライトマトのソースをつけて食べると、バルサミコ酢の酸味とドライトマトの甘みが口に広がり、肉のクセを少し打ち消してくれます。

しかし肉の味わいを全て消しているわけではなく、むしろ引き立てているような味の濃さ。
お肉の味をさらに引き上げてくれる魔法のソースです!

鹿


こちらの鹿は北海道産のエゾシカ。脂身が少ないのに肉はとっても柔らかい!ラクダに比べると弾力はかなり控えめで、ナイフで簡単に切れてしまいました。

牛肉をさらに淡白にしたような、クセのない味わい。シカの体は細いから肉が硬いイメージでしたが、きめの細かい柔らかな食感だったので感動・・(笑)。
サッパリしたお肉が食べたい!という方におすすめです。

その他カモ・牛・豚も、ジューシーで美味しい!ソースをつけなくても、十分楽しめる濃厚な肉の味。比較的食べ慣れたお肉だったので、ちょっとした安心感がありました(笑)

ちなみに、今回私がオーダーした肉5種盛りはジビエ・珍肉中級者向けの料理なのだそう。

私はジビエ・珍肉初体験の超初心者ですが、とっても美味しくいただけたので、初めて食べるという方でも比較的チャレンジしやすいのではないのでしょうか?


ちなみに、11月15日から狩猟解禁となった今の時期は「熊」が旬なのだそう!

2月中旬までの期間限定メニューで、5種のジビエ盛り(9,800円/税抜)が登場中です。ラインナップは鹿・猪・青首鴨・穴熊・熊の5種類!

「この中でも穴熊は特に脂がのっているため、ジビエ上級者向けだと思います。でも、他ではなかなか食べられないものなのでぜひ味わっていただきたいですね。」と団長の辻さん。

確かに熊はおろか、穴熊なんて東京ではなかなかお目にかかれないお肉一日限定3食なので、気になった方はお早めに!

店全体が非日常!!パンとサーカスでドキドキを体験してみて!

最後に、お店に来る前から気になっていた「なぜジビエ肉や珍肉を中心に取り扱うのか?」を団長の辻さんに聞いてみました。


辻さん「最近、野生の動物たちが人間たちの住処に現れていますよね。もし動物たちが人里に降りてきたらどうなるか?害獣として銃で殺されてしまいます。害獣駆除された動物の肉の多くは流通せず、そのまま廃棄されてしまっているのが現状です。

そこで、少しでもフードロスをなくすために私たちはあえて熊をはじめとする”害獣”動物の肉も有益な食料と考え、美味しく調理して提供しています。みなさんに美味しく食べてもらうことで、命の繋がりを少しでも感じていただけたらと考えております
日常では味わえない体験をより多くの方に、楽しく味わってもらうことが私たちのモットーです!」

なかなか食べることがないお肉を通して、日本が抱えている害獣問題を改めて考えさせてくれる「新宿肉区 パンとサーカス」。

ジビエや珍肉、珍しいお酒だけではなく、お店の内装やスタッフの接客雰囲気などあらゆる部分から感じる非日常感にドキドキすること間違いなし!

“日常では味わえない体験”をしてみたい方、珍しいお肉が食べてみたいという方はぜひとも「新宿肉区 パンとサーカス」に足を運んでみてください。



ちなみにこちらのトイレは、内装が全て赤!しかも鏡張りという・・。

これもまた非日常空間でした!(笑)

店舗詳細

店舗名新宿肉区 パンとサーカス
住所〒160-0022
東京都新宿区新宿3-3-7 三慶ビル4F
電話番号03-6457-8532
営業時間ランチ:11:30~15:00 (L.O.14:30)
ディナー:17:00~24:00 (L.O.23:00)
定休日無休
公式HPhttp://miyashitakikaku.com/store/pancircus/

お酒の情報サイト「NOMOOO(ノモー)」は「今日の飲みたいを見つける」をコンセプトに、お酒に関する情報を更新しています。

《タナカナコ》

タナカナコ

埼玉生まれ埼玉育ちのホッピーとハムカツと白子ポン酢をこよなく愛するライター。飲酒時のBGMはユーミン。ダイエット中なので締めのラーメンは食べません。生まれ変わったら山田孝之になりたい。

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