日本酒って、無地に筆で描いたような黒い文字でお酒の名前だけ書いてあるようなイメージがありますよね。厳つい感じがして、可愛さとは体協にあるように思えます。
しかし、意外にもかわいいラベルの日本酒があるんです。SNSでの評判も良さそう!
ということで今回は、かわいいラベルの日本酒をご紹介します。
山川光男
山川光男シリーズは山形県内の酒蔵である、「男山酒造」・「水戸部酒造」・「楯の川酒造」・「小嶋総本店」の4つで結成されたユニットによって造られています。
それぞえの酒蔵の銘柄から1字ずつ取って生まれた「山川光男」。
擬人化された酒である「山川光男」は日本酒業界、そして日本の農業を輝かせるためにワクワクや面白さを追いかけるキャラクターになっています。
各蔵交代制で、毎年3本ずつ新しい商品を発売しているんだとか。
どの日本酒のラベルにも山川光男のイラストが描かれていて、とってもかわいいんです!このゆるキャラ感がたまりませんよね。
味わいは蔵によって少しずつ個性が出てきますが、共通しているのは山形らしい綺麗な酒質であるということ。
酒米はもちろん、山形県産を100%使用しています。
完売してしまうほどの人気商品なので、気になる方はぜひお早めに…!
ちなみに山川光男のLINEスタンプも発売されていました。
うすにごりの上善如水 純米大吟醸
人気銘柄「上善如水」の夏限定バージョンである「うすにごりの上善如水 純米大吟醸」。
夏に1回だけ出荷する日本酒なので、見かけたことがない方も多いかもしれませんね。
こちらは角のないまろやかな味わいとフルーティーな香りが特徴。
冷やして飲むとおいしいタイプの日本酒なので、暑い日にもピッタリです。
ラベルは白くま!
サングラスと麦わら帽子がよく似合っていますね!
ロック酒の上善如水 純米
こちらも「上善如水」シリーズから発売されている、「ロック酒の上善如水 純米」。
日本酒度‐70度と甘口の日本酒ですが、酸味もしっかりあるので、フルーツのような味わいでさっぱりと飲むことができます。
氷をたっぷり入れてオンザロックにすると、今まで味わったことのないような新しい日本酒に!
暑い夏の日に氷をコロンコロンと鳴らせながら飲む日本酒…最高ですね!
ラベルはペンギン。
しっかり氷を入れてワイングラスで同商品を楽しんでいるようです。
みなさんもぜひラベルのペンギンさんを真似して、新感覚の日本酒を飲んでみては?
I LOVE SUSHI 辛口純米酒
「I LOVE SUSHI」…直球なネーミングですね。
名前の通り、お寿司と合う日本酒として造られています。
こだわりは酵母、なんとお花の酵母を使っているんです!
香りが立っていながら、スッキリとしたコクのある辛口は、お寿司以外の料理でも魚のおいしさを引き立ててくれます。
ラベルは日本酒とは思えないかわいらしさ。
外国人観光客からの人気も高いかも??
LOVEずっきゅん 純米吟醸無濾過生原酒
アイドルの曲名になってそうな銘柄、「LOVEずっきゅん 純米吟醸無濾過生原酒」。
徳島県・三芳菊酒造と未来酒店のコラボレーションで生まれた限定酒です。
名前も驚きですが、ラベル・瓶の形も日本酒らしさゼロ!
女性受けしそうな、漫画チックなイラストがかわいらしいですよね。
味わいもパイナップルのような刺激と香り、酸味でとってもフルーティーです。
日本酒の常識を覆すような衝撃的な日本酒。ぜひ味わってみては?
近江ねこ正宗 純米酒 HACHIWARE
猫が1番かわいいと思っている、日本酒が1番おいしいと思っている、猫好き日本酒好き社長が並々ならぬ思いで思いで商品化した「近江ねこ正宗 純米酒 HACHIWARE」。
温和で人懐っこいといわれている“はちわれ”(毛色が白黒で、額の真ん中で色が分かれているもの)をイメージした、奥深い味わいになっているんだとか。
ラベルもシンプルでありながらネコの可愛さが溢れています。
特にピンク色の鼻には思わず触ってみたくなる魅力がありますよね。
ちなみに猫を抱っこした時のような温かさにして味わうのがオススメなんだそう。
45℃で湯煎して、程よい温かさにして楽しんでみては?
千代寿 月夜の眠り 黒猫ボトル
こちらも日本酒と猫が大好きな方におすすめの「千代寿 月夜の眠り 黒猫ボトル」。
山形県産の美山錦を原料とし、精米歩合50%とかなり本格派な日本酒。
お食事ともよく合うので、食中酒としてもおすすめです。
今回ご紹介したのは黒猫ボトルですが、白猫ボトルの販売もしています。
2つ並べて飾っておくとかなりの可愛さ!
インテリアとしても大活躍すること間違いなしです!
WiWi(わいわい)
日本酒らしくないネーミングが特徴的な「WiWi(わいわい)」。
この日本酒最大の特徴は酵母。
なんと、日本酒酵母ではなく、ワインを醸すときに使用するワイン酵母を使用しているのです。
これにより、白ワインを超えるフルーティーさを実現したんだとか。
日本酒との食べ合わせにイメージのないカルパッチョやピザなどにもよく合うので、ぜひ白ワインのような感覚でペアリングを楽しんでみてくださいね。
ラベルもワインのような繊細でオシャレな印象。
プレゼントや手土産にも良さそうです。
おまち売りの少女 純米大吟醸
アニメキャラクターのような女の子の描かれた「おまち売りの少女 純米大吟醸」。
寛政8年に創業した矢野酒造が醸しています。
矢野酒造は長い歴史を誇っていながら、新しいことにチャレンジし続けている注目の蔵元で、各種コンテストでも多くの賞を受賞しています。
こちらの「おまち売りの少女 純米大吟醸」は“雄町米”という原料米を使用した商品。
なんと上質な雄町米を仕入れられた時にしか造られない、貴重な日本酒なんです。コクがありながらキレのある、透明感あふれる酒質が特徴です。
純米 カンタービレ
高畠町にある米鶴酒造が醸す「純米 カンタービレ」。
蔵を構える高畠町の文化遺産に「犬の宮」「猫の宮」があることから、動物とのつながりのある酒蔵の商品として誕生したんだそう。
ラベルにはチェコの人気絵本作家Gabriela Dubska(ガブリエラ・ドゥプスカー)の「たれめのねこたち」を使用しています。
ゆるっとした、いわゆる“ブサカワ感”に癒されますよね。
味わいはさらっとした甘みとハーブのような爽やかな香りが特徴。
まさに“唄うように、なめらかに”を意味する「カンタービレ」を冠すのに相応しい日本酒です!
仙禽 かぶとむし
7色のかぶとむしが目を引く「仙禽 かぶとむし」。
かわいいラベルですが、雄町という原料米を使った本格派・純米大吟醸のお酒です。
味の方もフルーティーで、香りも豊かな華やかなものとなっています。
さらに酸が強めなので、かなりすっきりと飲めるところもポイント。
アルコール度数も低めなので、気軽に楽しめる点も魅力的ですね。
純米大吟醸 たてにゃん vol.7
楯の川酒造が生み出した、オリジナルキャラクターたてにゃんの純米大吟醸第7弾が「純米大吟醸 たてにゃん vol.7」。
楯の川酒造の地元の酒田に伝わる「酒田舞娘」の衣装を身にまとっています。
はんなりとした雰囲気でかわいいですよね。
味わいもラベルに負けない華やかさや上品さを追求したんだとか。
日本酒があまり得意ではないという方にも楽しめる味わいに仕上がっているでではないでしょうか。
また、このたてにゃん、ツイッターカウントやLINEスタンプもあります。
気になる方はこちらも併せてチェックしてみてくださいね!
まとめ
かわいいラベルの日本酒、いかがでしたでしょうか。
思わず欲しくなってしまうようなラベルもありましたね。
本格的な純米酒だけでなく、度数も低めの日本酒もあったので日本酒が好きな人にも苦手な人にもプレゼントしやすいのではないでしょうか。
これからは、日本酒のラベルまでチェックして買ってみると、もっと日本酒を楽しめるかもしれませんね。