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新鮮な生牡蠣、生ウニが自由に選べて1,000円均一?東北の肴と地酒が味わえるアメ横の「魚草」に行ってきた

上野東京ラインの開通で東京の城南エリアや神奈川県からのアクセスがぐんと改善された上野駅。その周辺は昔からアメ横と並んで巨大な飲み屋街が広がっています。上野というと動物園や博物館のイメージ。そしてアメ横といえば年末の買い物 …

飲みに行く 訪問
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上野東京ラインの開通で東京の城南エリアや神奈川県からのアクセスがぐんと改善された上野駅。その周辺は昔からアメ横と並んで巨大な飲み屋街が広がっています。上野というと動物園や博物館のイメージ。そしてアメ横といえば年末の買い物で…という人も多いかと思いますが、ここは飲みに行くだけでも楽しい街なんです。

お花見の季節がすぎて少し落ち着いてきた上野の街に飲みに行ってみませんか?

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今回ご紹介する「魚草」は飲み屋街のあるJR線路の東側ではなくアメ横の真ん中に位置しています。魚屋が始めた立ち飲みというフレーズがぴったり当てはまるお店。

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アメ横にはたくさんの魚屋がありますが、店内でお酒を飲みながら海産物を楽しめるお店は実は皆無でした。そこに登場した魚草は、いまではアメ横散歩や上野梯子酒ではなくてはならない存在に。価格も千円で肴を購入し、プラスしてビールや日本酒を一杯楽しんでいくという使い方だとリーズナブル。

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ホタテや生牡蠣などの魚介類の多くは東北地方で水揚げされたもの。それにあわせるお酒も東北が中心で、常時20種類以上が並びます。

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ビールは小瓶のみでサッポロ黒ラベルが氷水の中で水冷されています。小瓶というサイズがふらりと立ち寄る飲み方ではちょういい。

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それでは、黒ラベルの小瓶で乾杯です。明るい時間からやっているので、太陽光を浴びながら行き交うアメ横の人々を眺めて飲むビールが最高です。

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生牡蠣4個や生ウニにホタテなどを組み合わせたセットなどが選べ、いつでも1,000円均一です。

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生牡蠣は見るからに新鮮なものが目の前で殻剥きされてでてきます。肉厚でおおぶり、これでこの価格設定は立ち飲みとはいえお得でしょう。

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さて、生牡蠣とビールもよくあいますが、せっかくなので自慢の日本酒もいただいてみましょう。

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魚草限定日本酒や岩手県大槌町の浜娘など、普段の飲み歩きでは目にしない銘柄も多数。

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日本酒は温度管理が必要な繊細なものなど多くは業務用の冷蔵庫でしっかり保管されています。田酒が定番酒ということで常に用意されていますが、それ以外は売り切り御免も多いそうです。お気に入りの銘柄があるかなー?

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肴は牡蠣やホタテだけでなく、モウカの星(モウカサメのハツ)や煮魚、塩辛といった小皿も多く揃います。まずは牡蠣を楽しんで、二杯目にあわせる肴として別のものをという流れが自然かな。頭まで食べられる秋刀魚の燻製など東京では見かけないものが多くて楽しいです。

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魚草 路上の銘酒は生原酒。

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ここでしか飲めない銘柄なので、日本酒の銘柄で悩んだらぜひ試してみてください。しっかり濃い味ですが牡蠣の旨味を邪魔しない余韻のすっきりとしたお酒です。

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路上の魚屋店頭で立ち飲む魚草、魚好きでしたらぜひ一度お試しください。空いているときは席も用意されていますのでショッピングの休憩に軽く一杯という使い方もオススメです。

店舗情報

店舗名魚草
住所東京都台東区上野6-10-7 アメ横プラザ
電話番号03-3836-0839
営業時間10:00~19:00
定休日水曜日
食べログhttp://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13164551/


《塩見 なゆ》

塩見 なゆ

飲み屋案内人。フリーで飲食系のコンサル・執筆・広報。お酒と飲み屋を愛して、年間1,000軒はしご酒。 大酒飲みで作家の両親に育てられた生粋の飲兵衛。

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