ホーム > コラム > 知識・雑学 > これぞ黒ビールの王道!ギネスビールの美味しい飲み方を教えます!
2019.9.9
ビール

これぞ黒ビールの王道!ギネスビールの美味しい飲み方を教えます!

皆さん、黒ビールは飲んでますか?あの独特の味わいと香りが癖になってしまうのが黒ビールの魅力です。
しかし、「どれから飲んでいいかわからない…」という方も多いのではないのでしょうか。

今回は、そんなあなたにまずお勧めしたい絶対的エースな黒ビール、ギネスビールをご紹介します!!
さらに!もっとおいしく味わうための方法も伝授しちゃいますよ~~!

ギネスビールとは?

そもそも、ギネスビールとはどんなビールでしょうか?

ギネスビールは、アイルランドで1759年より生産されている黒ビールです。
1759年といえば、日本はまだ江戸時代。田沼意次とか杉田玄白といった方々が現役で仕事をしているような時代です…そんな時代からもうギネスビールは生まれていたんです。

創業者はアーサー・ギネス氏。
アイルランド・ダブリンの醸造所と賃貸契約を結び、創業が始まりました。
現在ではダブリン市内観光の目玉のひとつになっているこちらの賃貸契約書の契約期間はなんと…9000年!

最初は小さな土地から始まり、黒ビールのヒットで徐々に工場を大きくしてきたギネスですが、現在も敷地のどこかはこの1759年の賃貸契約が続いているというわけですから驚きですよね!

今では世界各国で生産・販売がなされており、アフリカの風土に合わせた高アルコール度数のギネスがアイルランドへ逆輸入されるなど、各地毎に特色があるのも特徴です。

このような黒ビールは「スタウト」と呼ばれるスタイルですが、スタウトビールとしては世界で最も飲まれているブランドとしても有名。

ギネスビールのこだわり

View this post on Instagram

GUINNESS

A post shared by Takamasa Yamashita (@takamasa_y) on

こんなにも長い間飲まれ続けているギネス。
その製法は、創業当時からの先駆的な製法を継承した伝統的なものでした。

●ギネスの要「麦芽」

ギネスビールの要はなんといっても「麦芽」。
使用する大麦はアイルランドの地で育ったものを使用しています。仕入れ農家さんとの付き合いはもう三世代目になるんだとか。
何年にも渡る農家さんとのやり取りの中で強い絆を築いてきたんでしょうね。

仕入れた大麦は焙煎し、麦芽にしていきます。
この時に重要になってくるのが温度。

華氏232度(摂氏111度)。 これがギネスをギネスたらしめる温度なのです 出典:ギネスHP

ギネスでは焙煎温度にこだわり、完璧な麦芽を作り上げます。
丁寧な焙煎こそがギネスらしい美しい黒色と、コク深い味わいを生み出すポイントになっているのです。

●代々受け継がれているビール酵母

ビールは発酵食品。
大麦を麦芽にすることで糖を生み出したら、今度は酵母がこの糖を分解し、アルコールを作り出します。

この時の酵母はギネスが代々受け継いでいるもの。

もしもの時に備え、鍵のついた倉庫で常に予備が保管されている程重要なものです。

発酵したあとは手を加えません。
そのかわり焦らずじっくりと熟成させます。

●出荷前の官能試験

ギネスビールは、缶・樽・ボトルなど様々なタイプのものが発売されています。
どのタイプでも最高のギネスビールをお届けするために行っているのが官能試験。

醸造科の意図した味でなければ、決して工場外から出さないという徹底ぶり、納得していないものは世に出荷されることはありません。

厳しいチェックを無事に通過したものだけが私たちの手に届く仕組みになっているので、私たちはいつでもおいしく味わうことができるのです。

ギネスビールの特長

black_beer

そんなギネスの造る黒ビールはいくつか味わいに特徴があります。

1つは色。
グラスの向こうが見えないほどの濃厚な黒色をしています。
光にかざすと深いルビー色のようにも見えてとても美しい…
まずはその色合いを目で見て楽しんでみてください。

2つ目は味わい。
ギネスのように真っ黒なビールは「スタウト」と呼ばれるビールタイプでなんとなくすごく苦いもののように思えますが、そんなことは全くありません。
もちろん、ビールらしい苦味はありますが、後味の仄かな甘さが印象的
黒糖のような深いコクも感じられます。

3つ目は泡。
ギネス最大の特長ともいえるかもしれません。
とにかくギネスの泡は繊細でクリーミー。この極上の泡の虜になってしまう方も多いんだとか。

ちなみにアルコール度数も4~5%で日本の一般的なビールと変わりません。
濃い味わいでありながら、アルコール度数低めで飲みやすいことも人気の理由の1つかもしれませんね。

ギネスビールを美味しく飲むポイント

では、皆さんお待ちかね!
ギネスビールを美味しく飲むポイントをご紹介しましょう!

その1:ギネスビールは缶を用意すべし!

ギネスビールは、必ず缶のものを用意しましょう。
これには理由がありまして、缶のギネスビールの中に「フローティング・ウィジェット」と呼ばれる、独自の丸い球体が入っていて、これがあのクリーミーな泡を作り出してくれるのです。

実はこのボールの中は空洞で、表面には無数の小さな穴が開いています。
穴には缶内の圧力でビールが入り込んでいますが、缶を開けると同時に内部の圧力が通常に戻り、ボール内のビールが小さな穴から噴出。
このような仕組みによって、缶を開けるだけで自然と繊細な泡がたつようになっているのです。

試しに缶を回してみると、コロコロコロと小さく中で何かが回っているような音がしますよ。

ちなみに、缶ビールは冷蔵庫で3時間程度冷やすのがオススメです。
買いたてだと、ビールがガスの圧力で噴出してしまう恐れがあるので、それを防ぐためにもしっかり冷やしておきましょう。

その2:必ずグラスに注ぐべし!

View this post on Instagram

Join us today for the release of our celebration brew: 1st Anniversary Barrel Aged Grand Cru! This decadent brown beer is a must-try, with aromas of cinnamon raisin and caramel apple, and sweet butterscotch and ripe dark fruit flavors! Check out what Head Brewer, Hollie Stephenson had to say about it: “Historically, the Grand Cru was often brewed and blended to mark special occasions, so it felt like an appropriate style for our anniversary. We carefully blended this Grand Cru using bourbon barrel aged stout and a rum barrel aged Belgian-style golden ale to embody that experimentation, and as a thank you to our supporters and community”. #GuinnessBmore #GuinnessBaltimore #GuinnessMD #GuinnessBreweryUS #MDBeer #Guinness

A post shared by Guinness Open Gate Brewery US (@guinnessbreweryus) on

そして、ギネスビールのクリーミーな泡と味わいを存分に味わうには、必ずグラスに注ぎましょう。

できればこのようなギネス専用のグラスがオススメ。
なければ少し大きめのグラスに注いでくださいね。

また、グラスは冷やさず常温で、きれいに洗って自然乾燥させたものを使用しましょう。
汚れや水滴などがついたままだと泡立ちに影響してしまいます。

その3:焦らずゆっくり注ぐべし!

いよいよ、ギネスビールをグラスに注ぎますが、ここで焦ってはいけません。
グラスを傾けて、ゆっくり、ゆっくりと注ぎましょう。
くれぐれも、泡を立てようとして高いところから注いだり、勢いよく注いではいけませんよ!

また、1度に注ぐのではなく2回に分けて注いでも◎。
より、綺麗な泡を作ることができます。

その4:注いだ後にしばらく待つべし!

ここが一番大事なところです。ここがすべてを左右します!グラスにギネスビールを注ぎ終わったら、1分半~2分程度口をつけずに待ちましょう!

サージングといって、ギネスビールの泡が表面に集まってくる現象が発生します。

2分ほどたって、泡が表面に集まり切ったら後はグイッとギネスビールを飲みほすだけです。
2分経つまでは、たとえ周りが乾杯を始めてもじっと待ちましょう(笑)

泡のクリーミーさと、濃厚でパンチのある味わいが口いっぱいに広がります。
手間暇かけた分だけおいしさも倍増すること間違いなしです!

まとめ

いかがでしょうか。
ギネスビールは手軽に変えて、美味しい黒ビールの代表格です。

皆さんも、この機会にギネスビールとの、ひいては黒ビールとのお付き合いをなされては?

この記事をシェアしてね

この記事を書いた人 Writer

きんぼー

きんぼー

お酒を心から愛する「そうしょく」系ライター。
趣味はお酒のラベル収集とお店巡り。
体はビールと日本酒で出来ています。
休肝日は週2日、3日置き派です

色即是酒空即是酒。煩悩が明日への活力。髪の毛なんて飾りなのです。

関連キーワード

この記事を読んだ方にオススメ Recommendation