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貴重な紫芋を使った希少な焼酎!本格芋焼酎『春雲紫』ってどんなお酒?

紫のボトルが目をひく焼酎、『海童 春雲紫(しゅんうんむらさき)』。

目にしたことがあるという人はなかなかいないのではないでしょうか。
それもそのはず、今年の立春(2月5日)に発売された、季節限定商品だからです。

今回はこの春雲紫について、ご紹介します!読めばきっと飲みたくなるはず!

春雲紫(しゅんうんむらさき)ってどんなお酒?

春雲紫にはいくつかの特徴があります。順にご紹介しますね。

◆希少な紫芋『頴娃紫(えいむらさき)』を使用

春雲紫は鹿児島県産の希少な頴娃紫(えいむらさき)という紫芋を使用した本格芋焼酎。

芋焼酎では、使用する芋によってその味わいがかなり異なってきます。大きな分類としては、白系、赤系、紫系、橙系など、色による分類があります。 一般的によく使用されているのは「黄金千貫」という品種で、その名の通り白に近い黄金色をしています。

一方、春雲紫で使われているのは、紫芋の一種。紫芋には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれており、赤ワインのような甘酸っぱい香りがするのが特徴です。春雲紫は、紫芋の中でも「頴娃紫」という品種を使用しています。これは鹿児島県南部のサツマイモ産地、頴娃町で獲れる希少な紫芋で、上品でクセのない甘さが特徴です。

◆白麹を使って作られた焼酎

焼酎作りにおいて麹は重要な要素です。麹とは良いカビ菌の一種で、酒造りにおいては、デンプンを糖化させる働きをします。この麹にも色による分類があり、黒麹、白麹、黄麹に分けられます。焼酎に使われるのは、主に黒麹と白麹です。

春雲紫は、白麹を使って作られています。白麹の焼酎は、黒麹が使われている焼酎に比べ、味や香りが穏やかで、優しい口当たりであることが多いようです。芋らしい甘みがありつつ、穏やかでマイルドな味わいなので、女性や普段焼酎を飲まない人にも飲みやすいでしょう。

さらに春雲紫では、この麹の原料に全量国産米を使用しているそうです。麹にこだわった焼酎なんですね。

◆芋焼酎本来の旨味を活かす粗濾過仕上げ

意外かもしれませんが、蒸留したての焼酎は白濁しています。これは液体中に、原料に由来する油性成分が含まれているためです。

通常の焼酎はこれを取り除くため、しっかりと濾過をされます。余分な油性成分を取り除くことができる一方で、華やかな香りが損なわれたり、旨味成分まで除去してしまいます。

春雲紫は、この濾過を最小限にとどめているので、焼酎の個性や旨味成分をそのまま味わうことができるのです。

肝心の味わいは?


上品でクセのない甘さが特徴の紫芋「頴娃紫」、マイルドな味わいになる白麹を使用し、焼酎の旨味成分をそのまま残した粗濾過仕上げの焼酎。

そんな春雲紫は、紫芋特有の華やかな香りと、濃厚な味わいが特徴です。まろやかで舌触りが良く、優しい甘みが感じられます。

いかがでしょう。一度は飲んでみたくなりませんか??

濵田酒造って?

出典:濵田酒造公式HP

濵田酒造グループは、明治元年、鹿児島県いちき串木野市に蔵を構えました。

現在3つの焼酎蔵があり、それぞれ異なる特性の焼酎を造っています。伝兵衛蔵・傳藏院蔵・金山蔵それぞれが、『伝統』、『革新』、『継承』という、酒造の焼酎づくりの理念を体現しているそうです。 春雲紫は、『革新』を掲げた傳藏院蔵で作られています。

傳藏院蔵は他の2つの蔵と異なり、広大な敷地で大きな機械を使い、コンピューター管理によって焼酎を製造しています。しかし、すべてをコンピューター任せにせず、各フィールドで社員が目を光らせ、もろみの微細な変化に対応しています。出来上がった焼酎の官能評価や、出来上がった焼酎のサンプルの検査など、人の力による焼酎造りが行われているのです。

また、蔵のあるいちき串木野市は、山や海、そして歴史と文化を誇る地です。明治維新を支えた串木野金山や薩摩藩士たちが英国留学に旅立った羽島など、薩摩の歴史とも深い関わりがあります。

そうした地域の歴史・文化を継承していくこと、そして『本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ』と、社長は掲げています。かつて羽島から世界へ出て行った薩摩藩士のように、いちき串木野市から全国へ、そして世界中へ、濵田酒造の焼酎が広がっていく日も近いかもしれませんね。

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