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ウイスキーのアルコール度数ってどれぐらい?アルコール度数が高い理由を解説します

ウイスキーと聞くと、大人のお酒というイメージを持つ方も少なくはないと思います。バーでしっぽり一人でグラスを傾けながら、お店のマスターと言葉少なに男の会話を…。

ドラマや映画、漫画の影響が強いとは思いますが、こういったシーンが似合うのも、アルコール度数がほかの酒類に比べても高いということがひとつあるかもしれません。

アルコール度数が高いために少しづつ飲むべきお酒であり、その複雑性のある香味を時間をかけて楽しめることこそが、ウイスキーが大人のお酒と呼ばれる所以でもあるわけです。

さて、そんなウイスキーなのですが、なぜアルコール度数がここまで高いのでしょうか。今回、ウイスキーのアルコール度数が高い理由についてをお教えいたしましょう。

蒸留されているため

ウイスキーのアルコール度数が高い理由として、結論を言ってしまうと、「蒸留されているから」ということになります。

ワインやビールなど、こういった醸造酒を蒸留すると、沸点の低いエタノールが気化していくため、蒸留機の中はアルコールだけの蒸気となり、それらを集めて冷却して液体にすることで高いアルコール度数のお酒を手に入れることができます。

アルコール度数が高いということは、細菌などが繁殖しにくく、また再発酵を促すような酵母などは生きていけませんので、熟成向きのいわば安全なお酒ができあがり保存が利くのです。

ウイスキーの場合は、ポットスティルという独特の蒸留機を使用してこの蒸留工程が行われますが、これにも種類があるので覚えておくと良いでしょう。



アルコール度数を高めるために

蒸留方法には、単式蒸留と連続式蒸留という二つの種類がありますが、癖を無くした味わいをつくる場合には、連続式蒸留、原料となる醸造酒の個性を生かしたい場合には単式蒸留といったように、蒸留機の種類が使い分けられています。

この蒸留機の違いによって、でき上がるウイスキーの個性は変わってきますが、アルコール度数に関しては別に双方変わりはありません。

むしろ、アルコール度数を高めるか否かは、何度蒸留作業を行ったのかに影響されます。ウイスキーの種類によっては、1回だけの蒸留ではなく、2、3回を行われることがあります。

よりアルコール度数を高めたり、香気成分を手に入れるために行われており、その後につくられるウイスキーのスタイルによって使い分けられています。

アルコール度数を高くする理由

ウイスキーのアルコール度数は、原酒だと90%以上というものもあります。ただし、市販されているウイスキーの殆どは40%~60%程度のものです。

ウイスキーの場合、蒸留したての原酒はかなり荒々しい味わいのため、原酒として熟成させられることが殆どです。そして、樽熟成などを経てまろやかになった原酒をブレンドしたり、水でバランス良く割るなどして、市販品として市場に出されます。

アルコール度数が高いことにより、保存性が高まったり、ブレンドによってさまざまな味わいを生み出せたりと、アレンジを利かすことができるようになります。

同じ原料、醸造酒、蒸留方法でつくられるいくつもの原酒が当然存在しますが、ウイスキーはとても神秘的なお酒ですので、個々に味わいの個性が違い、それらを原酒として残してブレンドしていくことも、ウイスキーづくりが面白いといわれている所以です。

蒸留をしてアルコール度数を高めることで、こういった独特の酒づくりが長きに渡り続いているのです。

いろいろな飲み方を楽しむ

ウイスキーの場合、アルコール度数が高いからこそ、ストレート、ロック、水割りなどさまざまな飲み方が楽しめます。

ウイスキーそのものの味わいを楽しむのも良いですし、アルコール度数が高いという個性を活かした飲み方もいろいろとチャンレジしてみてはいかがでしょうか。

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