TOP / お酒を選ぶ / ウイスキー / ウイスキー専門家がガチでセレクトするペアリング!「ふるさと納税」を最高に楽しむ方法

実質2,000円の負担でお礼の品がもらえる「ふるさと納税」。全国各地の名産品がラインナップに加わっており、その中には地域限定の珍しいお酒や地酒など、お酒好きにとってもたまらない品物が多いんです。

今回は、nomoooでウイスキー記事を監修してくださっているウイスキーエキスパートの西さんに、上限50,000円というルールの中で最高にふるさと納税を楽しむ方法を伺ってきました!

今回取材に協力してくれる専門家のご紹介

西さん

ウイスキーエキスパート:西 勇輔さん

国内でまだ1,900名程しか保有していない「ウィスキーエキスパート」の資格を保有。THE GLENLIVET公式ブランドアンバサダー、JSA認定ソムリエやWSETなど、資格に裏付けられたお酒に関する様々な深い見識を持つ。フードアナリスト協会の認定講師も務め、食情報の専門家として食を通じたコミュニケーションの魅力を最大限に伝えてくれる。ワインバー 「西麻布 KEYAKI」 支配人。

コロナの影響で家飲み需要が急増中!ウイスキーのプロがおすすめする宅飲みにピッタリのお礼の品とは?

nomooo編集部

西さん、今回はよろしくお願いいたします!早速なのですが、西さんは「ふるさと納税」の制度を利用したことはありますか?

西さん

いえ、実はまだ利用したことがないんですよ。もちろん制度自体は知っていましたし、気になっていたのですが機会がなくて。

nomooo編集部

なるほど、そうでしたか!nomoooの編集部でも今すごく話題になっていて、編集部員たちがこぞって利用していますよ(笑)全国各地のご当地商品がお礼の品としてもらえるので、お酒やおつまみを希望して宅飲みを楽しんでます!

西さん

いいですね!確かに、最近はこのご時世ということもあり「宅飲み」がかなり主流になってきてますからね。お礼の品を有効活用することで、バーなどで楽しめるお酒を家でも気軽に楽しめそうですね!

これまで「ふるさと納税」未体験という西さん。まずは「ふるさと納税」がどのような制度なのか、そして今回の企画趣旨を伝えて商品のセレクトを行ってもらいました。

nomooo編集部

ざっと、「ふるさと納税」の制度を説明させていただきましたが、いかがですか?なかなか興味深い制度だと思いません?

西さん

はい!これはすごく魅力的な制度ですね!控除上限額内なら、実際の負担額はたった2,000円になるというのは知りませんでした。もっとハードルが高い制度なのではないかと漠然と感じていたのですが、これならすごく簡単だし、誰でもできそうです。

nomooo編集部

ありがとうございます!ということで、今回は西さんに上限金額50,000円という制限の中で、自宅でウイスキーを最高に楽しめるペアリングのセットを作って頂きたいと思っています!

西さん

上限50,000円というと......。実際にどの程度の年収の方の上限金額になるんでしょう?

nomooo編集部

簡単シュミレーションによると、家族構成等によっても異なりますが450万円くらいですかね。

西さん

なるほど、家族構成によっても変わるんですね。面白い。

簡単シュミレーションの詳細はこちらから

nomooo編集部

それでは、ウイスキー専門家として西さんが考える最高に魅力的な50,000円の使いみちをご提案してください!

西さん

はい!任せてください!

国内最大級!「ふるさとチョイス」のお礼の品の多さに衝撃を受ける西さん

西さん

「ふるさとチョイス」さんのサイト初めて拝見させていただいたのですが......。お礼の品の数半端ないですね(笑)

nomooo編集部

そうなんですよ!「ふるさとチョイス」さんは、全国の約85%となる1500以上の自治体のお礼の品に申し込めるんです!お礼の品の数は、なんと30万点以上もあって、*日本一の品数なんです。

*2020年9月 JMRO調べ

西さん

これは選び甲斐がありますね!!ウイスキーを含めたお酒の豊富さに加えて、ご当地ならではの食事やおつまみもたくさんあるんで、ペアリングの候補が無限に浮かんできます(笑)これなら、本格派バー顔負けの素敵なペアリングを自宅で簡単に楽しめちゃいますよ。

西さんが50,000円以内の寄付金で選ぶ最高にウイスキーを楽しむお礼の品の組み合わせ

 

西さん

ものすごい数のお礼の品があったので迷ってしまいましたが......。最高のチョイスができたと思います!今回のテーマは、ずばり「手軽さ」です。自宅で楽しむということもあり、手の混んだ難しい調理は一切不要のものを中心に、なおかつ本格的なペアリングができる組み合わせを考えています。

地の物で合わせる!北海道の魅力がつまったペアリングセット

西さん

この組み合わせは、真っ先に頭に浮かびました。日本ウイスキーの原点とも言える、北海道のウイスキーを北海道の特産品と共に味わうペアリングです。

お酒は、北海道・札幌市のお礼の品「サッポロウイスキーSS 43% 2本セット」。札幌酒精さんが造る、札幌のご当地ウイスキーですね。ブレンデッドウイスキーですので、ハイボールにするのにもぴったり!麦芽の甘みも感じつつ、フルーティーなさっぱりとしたニュアンスも感じ取れる飲みやすいハイボールとして楽しむことができると思います。

西さん

そして、ペアリングの食事として選んだのは北海道・紋別市のお礼の品「本ズワイガニしゃぶしゃぶセット」。甘めで爽やかな味わいのハイボールと、カニ独特の甘味は非常に相性がいいと思います。また、そのご当地で作られているものを合わせるのはペアリングの基礎中の基礎。両者共に北海道で作られているものですので、この法則にも則っています。

カニしゃぶなら、特にしっかり料理をする必要もないし、手軽なのがいいでしょ?ウイスキーも2本セットになっているので、家族みんなで楽しんだり、気の合う仲間たちと久しぶりの再会をしながら鍋を囲むのも良い。秋冬のパーティーシーンにおすすめしたいペアリングですね。

ビールもウイスキーもいいとこ取り!注目の餃子ペアリングを楽しむセット

西さん

こちらは、長野県・駒ヶ根市のお礼の品「本坊酒造ウイスキー&南信州ビール」。このお礼の品で特筆すべきなのが圧倒的なコストパフォーマンスですよね。ウイスキー3本にビール8本もついてくるので、お酒だけでも長期間楽しめるのが嬉しい(笑)

本坊酒造は日本のウイスキー界の中でも名門と言える醸造所で、クラシックなジャパニーズウイスキーの味を体現しています。このセットの中にも入っている「岩井」というウイスキーが最もスタンダードな1本で、穀物の芳醇な香りが特徴的。ハチミツ等の甘やかな香りもありながらも、フィニッシュで柑橘系の爽やかさも感じる非常にバランスが取れたウイスキーです。この「岩井」を基軸にしながら、「ツインアルプス」「信州」と少し毛色の違う味わいのウイスキーを飲み比べてみてほしいですね。

西さん

そして、ペアリングの料理として選んだのが京都府・宇治市のお礼の品「餃子3種セット ガーリック プレーン レモン」。近年、餃子をシャンパンと合わせて楽しんだりするペアリングも流行していますが、個人的にはビールやハイボールと合わせるのが良いと思っていて、このお礼の品の組み合わせではその両者のペアリングがどっちも楽しめるんですよね。

スタンダードな餃子はもちろん、このセットには「レモン」フレーバーの餃子も入っています。レモンが含まれていることで、ハイボールとしてウイスキーを楽しむ時にレモンを加えるかのような口内調味が楽しめますし、ハイボールにレモンを入れていればその香りがより豊かに感じられます。最初の1杯はビールで乾杯して、2杯目以降はウイスキーを楽しむ。そんな晩酌の流れも考えられる素敵なセットですね。

南信州ビールもウイスキーも、どちらも中央アルプスの雪解けによって生まれる美しく上質な水を使っているので、ご当地の美しい風景を想像しながら、「水質の良さ」も意識して体感してほしいペアリングです。

自宅バーで良質な時間を楽しむ!チビチビやりたい大人なペアリングセット

西さん

次のペアリングは少し趣向を変えて、ゆったりとした大人な晩酌タイムに楽しみたいペアリングをご提案します。

まず、ウイスキーは兵庫県・明石市のお礼の品「シングルモルト江井ヶ嶋シェリーカスク」をチョイスしました。江井ヶ嶋酒造は、日本酒やワインも造っている昔ながらのお酒のプロフェッショナル。「明石」など海外でも人気のウイスキーを造っている実力派です。シェリー樽でフィニッシュしている贅沢な造りで、甘やかながらピート香がしっかりと感じられるウイスキー好きが好みそうな味わいだと思います。コンペ等でも入賞経験があるなど、やはり高価なだけの価値が感じられる1本ですね。

西さん

これにあわせたいおつまみは、島根県・益田市の御礼の品「やみつき釜炊塩漬燻製豆腐」。良いウイスキーを楽しむときこそ、シンプルで無駄のないおつまみを選んだほうが良いというのが私の持論なのですが、このペアリングはまさにその典型。クリームチーズのような旨味が濃縮されているであろう、このおつまみを少しずつ切りながらチビチビ楽しむのって晩酌タイムの醍醐味だと思いませんか?

言わずもがな、燻製料理はウイスキーとの相性が抜群ですし、これは豆腐の甘い部分がウイスキーのアルコールと上手く調和して、大豆本来の旨味もしっかりと楽しめそうですし、非常にヘルシー。まさに大人なペアリングです。もちろん、ハイボールでグイっと爽快に楽しむのもいいですけど、ストレートやロックスタイルでチビチビやってほしいですね(笑)

機会があれば現地に訪れて欲しい!ふるさと納税の醍醐味を体感するペアリング

西さん

最後は、「ふるさと納税」らしさを意識したペアリング。地方の魅力を知るという面で少し珍しいウイスキーをセレクトさせていただきました。

これは滋賀県・長浜市のお礼の品「AMAHAGAN World Malt Edition No.1」。今最もホットな日本の蒸留所といっても過言ではない長浜蒸留所で造られている1本です。ウイスキー好きなら見て気づくかもしれませんが、ラベルからしてスコッチのような渋いカッコよさがありますよね。見た目だけでなく味わいもスコッチを意識して造られているのですが、モルトの甘味を感じバニラのようなテイストもある。いわば「スペイサイド」系のウイスキーに近い1本ですね。元々はビールを造っていた蒸留所なので、やはり麦の使い方が上手いなと感じますよ。

この蒸留所は蒸留釜が非常に面白いんです。日本で最も小さいポットスチルを使っているので、お酒好きの方は蒸留シーンをみているだけで面白いはず。「ふるさと納税」の醍醐味の1つでもある“地域を知る”という意味でも、このウイスキーが気に入ったら、ぜひとも蒸留施設を見学してみて欲しいですね。

西さん

そんな魅力的なウイスキーに合わせるのは、福岡県・宗像市の御礼の品「お米で育てたむなかた牛 塩もつ鍋セット」。米を食べさせて育てているブランド牛なのですが、お酒に使用されている素材と同じ系統の食べ物で育てられた食材は相性が良いというペアリングの基礎にも合致しています。味噌ベースの味わいだと、ハイボールにした時にウイスキーが少し負けてしまう可能性もありましたが、これは塩ベースの味付けなのでウイスキーの個性も楽しみつつ、さっぱりと味わえます。もつ独特の脂の甘味とウイスキーの芳醇なモルトの甘味が相乗効果となり、豊かな風味を感じることでしょう。

お鍋ですから、これからの季節を考えても丁度いいですよね!家族や友達とホームパーティーをする際にも良さそう。良質なウイスキーですから、良い氷と良いソーダを揃えて贅沢な宅飲みを楽しみたいですね!

実際に体験してみてわかった、西さんが感じた「ふるさと納税」の魅力とは?

西さん

まず、率直に感じたのは“非常にお得な制度”だということですね。仕組みを知らなかったから躊躇していましたが、実際に使ってみるとものすごく簡単だし、実質の負担金が2,000円というのには驚きです。お酒好きでもそうでなくても、魅力的なお礼の品がたくさんありますし、サイトをみているだけでワクワクしてきますよね!

また、各地域を知ることができるのも「ふるさと納税」の魅力の1つだと思います。「この土地ではこういう名産品があるのか」「こういった取り組みをしているんだ」と、新しい発見ばかりでした。そして、その地域の方々の想いがダイレクトに伝わってくるようで、より一層地域のことを知りたくなりましたよ!

ペアリングって、実際のところ正解がないものなので、自分が美味しいと思えばそれでいいと思うんです。今回の組み合わせを参考に「ふるさとチョイス」さんの膨大な量のお礼の品の中から、迷いながら自分なりのペアリングを探し出すのも、「ふるさと納税」の醍醐味だと思いました!

お酒のプロも絶賛!「ふるさと納税」を最大限に活用して素敵な宅飲みを楽しんで!

ウイスキー専門家が選んだ、ふるさと納税お礼の品のペアリングはいかがでしたか?ここで示したのはあくまでも一例で、お礼の品数*日本一のふるさとチョイスには魅力的なペアリングができる可能性がまだまだたくさんあります。

*2020年9月 JMRO調べ

コロナの影響で外出を控えるのがスタンダードとなった今、お酒好きにとっては宅飲みを少しでも豪華なものにしたいですねよ!

今回西さんがセレクトしてくれた組み合わせを参考に、気になった自治体を支援すると共に、各地方の特産品やお酒などをお礼の品としてもらい、宅飲みを豊かにしてみてはいかがでしょうか?

※提供:ふるさとチョイス