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大人気の定番カクテル「カシスオレンジ」とは?魅力やアレンジレシピをご紹介

定番カクテルの1つとして、高い人気を誇っている「カシスオレンジ」。居酒屋やバー、カラオケボックスなど、お酒を飲む場面で頼んだことがある方も多いのではないでしょうか。 カシスオレンジは、甘くてフルーティーな口当たりが特徴で …

お酒を選ぶ カクテル・サワー
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定番カクテルの1つとして、高い人気を誇っている「カシスオレンジ」。居酒屋やバー、カラオケボックスなど、お酒を飲む場面で頼んだことがある方も多いのではないでしょうか。

カシスオレンジは、甘くてフルーティーな口当たりが特徴で、アルコールが苦手な方でも飲みやすいカクテルとなっています。オレンジと紫色の色鮮やかなコントラストは特徴的。その美しい見た目から、女性からも高い人気を誇っています。

今回はそんなカシスオレンジについて、基本的な作り方やアルコール度数、おすすめリキュールなどをご紹介します。簡単なアレンジレシピもいくつかご紹介するので、ぜひご自宅でお試しください。

カシスオレンジとは?

カシスオレンジ

カシスオレンジとは、カシスのリキュールとオレンジジュースをブレンドしたカクテルのこと。略して「カシオレ」とも呼んでいる人も多いのではないでしょうか?

作り方はとてもシンプルで、ご自宅でも手軽に楽しむことができる定番のカクテル。以下では、カシスオレンジのテイストやアルコール度数、カクテル言葉についてご紹介します。

味わいやアルコール度数

まずは、カシスオレンジの味わいやアルコール度数、カロリーなど、カシスオレンジの基本情報について解説します。

カシスオレンジの味わい

カシスオレンジは、カシスを使った果実系のリキュールをベースに、オレンジジュースで割ったカクテルです。カシスのフルーティーで芳醇な香りと、オレンジジュースのさっぱりとした甘みがマッチし、口当たりのいい優しい味わいとなっています。

甘みが強く、まろやかな口当たりが特徴で、アルコールが苦手な方でも飲みやすいのが特徴。そのため、女性からの人気がとても高いんです!

カシスオレンジのアルコール度数

一般的なカシスオレンジのアルコール度数は、1杯あたり約4~5%。ビールやファジーネーブル、カルーアミルクと同程度です。

サワーやチューハイ、カンパリを使ったカクテルなどが7%前後であることを考えると、アルコールの中では、比較的アルコール度数が低い部類だといえます。

カシスオレンジのカロリー

一般的なカシスオレンジのカロリーは、1杯あたり180kcal前後です。

シャンパンがグラス1杯80kcal、ワインがグラス1杯85kcal、ハイボールがグラス1杯100kcalであることを考えると、カロリーはやや高めだといえます。

カシスオレンジの材料である、カシスリキュールとオレンジジュースには、糖分がたくさん含まれているので、やはりカロリーは高くなってしまいます。使用するオレンジジュースを変えたり、フレッシュオレンジを搾ることで、カロリーを少し抑えることができます。

カクテル言葉

花言葉のように、各カクテルにも「カクテル言葉」というものがあります。

しかし、実はカシスオレンジにはカクテル言葉がありません。

他にもファジーネーブルやピーチフィズなど、1980年代以降に作られたカクテルには、カクテル言葉が存在しないといわれています。

基本的なカシスオレンジの作り方

カシスオレンジ

<材料>
・カシスリキュール 30ml
・オレンジジュース 120ml
・氷

カシスオレンジの作り方は、いたってシンプル。
使用するグラスに氷を入れ、カシスリキュールとオレンジジュースを注ぎ、軽く混ぜ合わせれば完成です。

一般的にカシスオレンジは、グラスにそのまま材料を入れて作る「ビルド」という製法で作ります。初心者の方でも簡単に作ることができるので、ぜひ一度お試しください。

カシスリキュールとオレンジジュースの基本的な比率は、カシスリキュールが1:オレンジジュースが4。

しかしながら、カシスリキュールとオレンジジュースの割合は、お好みで変更してもOKです。

ワンランク上のカシスオレンジを作るには?

製法を変えたり、違うカシスリキュールを使用することで、まったく違うカシスオレンジを楽しむことができます。いつものカシスオレンジに飽きたら、ぜひ試してみてください。

シェイクして作る

カシスオレンジは、グラスにそのまま材料を入れて作る「ビルド」という製法で作られることが多いですが、シェイカーを使って「シェイク」することで、さらにまろやかなカシスオレンジを作ることができます。

「シェイク」とは、シェイカーという道具を使って、材料を混ぜる製法のことです。シェークする場合は、材料をシェイカーに入れたあと、氷をシェイカーの8分目まで詰め、ストレーナー、トップの順で蓋をします。

しっかりと蓋をしたら、液体に空気を含ませることを意識して、シェイカーを振ります。

<材料>
・カシスリキュール 30ml
・オレンジジュース 60ml
・レモン 1/8(スライスレモンで代用可能)
・レモンピール 少量
・ミントの葉 1枚

カシスリキュールとオレンジジュースをシェイカーに入れてよくシェークし、大きめの氷を1つだけ入れたグラスに注ぎます。グラスにカットレモンとミントの葉を添え、レモンピールを折り曲げて香りをつければ完成です。

最後に添えるミントの葉は、軽く叩いてから添えると、より爽やかな香りを楽しむことができます。

果実量の多いカシスリキュールを使う

カシスリキュールは世界中で様々な種類のものが販売されていますが、リキュールに含まれている果実量や味わい、香りはそれぞれ異なります。

果実量の多いカシスリキュールを使うことで、よりフルーティーで芳醇な味わいを楽しむことができます。

材料をしっかりと冷やす

ワンランク上のカシスオレンジを作るためには、材料をしっかりと冷やしておくことが重要です。可能であれば、すべて同じ温度に冷やしておくことが理想。

違う温度の液体が混ざると希釈熱という現象が起きるため、出来上がったカクテルがぬるくなってしまいます。ぬるくなったカクテルを氷が入ったグラスに注ぐと、氷が溶けるのが早まり、水っぽいカクテルになってしまうので注意しましょう。

おすすめカシスリキュール

使用するカシスリキュールによって、カシスオレンジの味わいは大きく変化します。カシスオレンジを作る上では、カシスリキュール選びはとても重要となります。

今回は、コスパ重視のカシスリキュールや、ワンランク上のカシスリキュールなど、おすすめのカシスリキュールを3つご紹介します。

ボルス

ボルス クレーム・ド・カシス [ リキュール 700ml ]

日本で特に高い人気を誇っているのが、「ボルス」というカシスリキュールです。
おしゃれなボトルが特徴的で、様々な種類のリキュールが発売されています。

中でも、ボルスとアサヒビールが日本人向けに開発した「クレーム・ド・カシス」は、カシスの甘みと酸味の絶妙なバランスを楽しむことができます。

カシスオレンジはもちろん、白ワインやシャンパンとのミックス、果実ピューレを使用したドリンクなど、カクテルのベースとしておすすめです。
割り材とブレンドすることで、ご自宅で手軽にカクテルを楽しむことができます。

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ボルス
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ルジェ

サントリー ルジェ クレーム ド カシス [ リキュール 700ml ]

元祖カシスリキュール「ルジェ」は、1841年に生まれてから、愛され続けてきた銘品です。
厳選した良質なカシスのみをたっぷりと使用し、保存料・添加物を一切使用していないため、カシス本来のフルーティーな味わいと香りを楽しむことができます。

カシスリキュールの中では定番の商品の1つで、インターネットや店頭で、簡単に手に入れることができます。そのため、自宅で簡単に本格的なカクテルを楽しみたい方から、高い人気を誇っています。

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フィリップ・ド・ブルゴーニュ クレーム・ド・カシス

フィリップ ド ブルゴーニュ クレームドカシス

ワンランク上のカシスリキュールといえば、「フィリップ・ド・ブルゴーニュ クレーム・ド・カシス」です。
バーテンダー御用達の逸品で、カシスオレンジに対する考え方が変わること間違いなしです。

最高級のカシスをふんだんに使用しており、濃厚な味わいと芳しいカシスの香りを楽しむことができます。
深みのある美しい色合いが特徴的で、カシスオレンジはもちろん、カシスウーロンやカシスソーダなど、いろいろなカクテルを美しく仕上げることができます。

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まとめ

カシス

鮮やかで美しいカシスオレンジは、まろやかで優しい口当たりと、フルーティーで芳醇な香りが人気の定番カクテルです。フルーツの甘みが強く、女性やアルコールが苦手な方からも高い人気を誇っています。

作り方はとてもシンプルで、材料も揃えやすいものばかりなので、初心者の方でもご自宅で手軽にお楽しみいただけます。

少しのアレンジで様々な味わいを楽しむことができるので、何度飲んでも飽きることはありません。ぜひ一度、ご自宅で自分だけのカシスオレンジをお試しください。

《ハタヤマ シンノスケ》

ハタヤマ シンノスケ

専門学校を卒業後、銀座の有名料亭で修行。複数の飲食店を経て、現在はフリーランスの料理人として調理以外にも執筆も行なう。各種料理免許の他、利酒師の資格も保有。日本酒、ビール、焼酎、泡盛......なんでも大好き!!

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