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2019.12.26
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“しじみ出汁”のおでんだから酒を飲んでもプラマイゼロ説。六本木「おでん屋 ずぶ六」で熱燗グイッと一人呑みしてきた

今月のnomoooの特集は「おでん」。

酒呑みの冬はこれがなくては、はじまりません。
この3文字を脳内再生するだけで、日本酒が何杯呑めることか。

最近オープンしたばかりの進化系おでん屋さんで、一人呑みしてきました。

六本木に一人呑みもじっくり呑みもできる大衆酒場誕生

六本木駅から5分ほど、六本木交差点の路地裏にある「おでん屋 ずぶ六」は、10月にオープンしたばかりのお店。

赤提灯に、縄のれん。このあたりでは、なかなかない大衆酒場の雰囲気を醸し出しています。
ビニールカーテンのかかった畳敷きのテラス席もあるぞ。

さむ〜い!と中に入れば、カウンターに湯気立ちのぼるおでん鍋が鎮座。

カウンターは立ち飲みと座り席があり、おひとり様でも入りやすい雰囲気です。奥にはテーブル席があり、グループでも訪れても楽しめます。

六本木の名店「びぃすとろ 汁べゑ」の系譜を継ぐ、大衆酒場「おでん屋 ずぶ六」

おでん鍋をのぞくと、お出汁が真っ黒!
しみっしみのおでん種たちが、おしくらまんじゅうをしています。

こちらのお店、実は黒おでんが有名な「びぃすとろ 汁べゑ」の系列店。
出汁に鰹、煮干し、しじみを使用した、ずぶ六オリジナルで進化させた黒おでんなのだそう。

鍋の真ん中の大ぶりな大根を見てだ、大根は絶対だ。と心に決め、席につきます。

ほろ酔いを超えた”ずぶ六”になっても大丈夫!

「今日は、ずぶ六になるまで楽しんでいってくださいね!」と店長さんとスタッフのお姉さん。

店名の”ずぶ六”は江戸時代の酔っ払い番付に由来していて、ぐでぐでに酔った状態を意味します。

ご迷惑をかけない程度に酔っ払うぞ!
しじみ出汁のおでんなら、プラマイゼロのはず……!!

ずぶ六のお通しにどぶろくを

まずは「お通し(500円/税込)」を4種類の中から選びます。
今日は、わかさぎの南蛮漬け、ホウレン草と木の子のおひたし、のどぐろのみりん干しと、どぶろくの中から……

えっ、どぶろく!?

御存知の通り、どぶろくはお酒。お通しにお酒が飲めるお店ってあるんかいな。
しかも、ずぶ六でどぶろくってダジャレやないか!!

いや、一刻も早くお酒を喉に通したいタイプとしては嬉しい、美味しい。
銘柄は山口酒造場の「庭の鶯 鶯印のどぶろく」。甘酸っぱくて、爽やかな呑み心地です。

フルーツの”まるごとすりおろしサワー”で乾杯!


「まるごとすりおろしサワー みかんサワー(700円/税別)」

1杯目は、旬のフルーツを丸ごとすりおろしたサワーを注文します。今の時期は、「みかんサワー」がおすすめ。
甘酸っぱくて、ジュースのようにゴクゴク飲めてしまいます。

厚切りの本マグロ!豪華なお刺身3種盛り


「お刺身3点盛り(1380円/税別)」

ずぶ六はおでんに加えて、本マグロも名物。まずは本マグロと旬のお魚が盛られた「お刺身3点盛り」をいただきます。

この日は真鯛、ボタンエビがご一緒。おひとり様サイズから注文できるのもうれしいですね。

おわかりいただけるだろうか。絶対美味しいタイプの赤身のキメ。

本マグロらしい旨味とじわっとくる脂身に、日本酒が欲しくなってきました。

おでんと本マグロで燗酒を一丁!

燗酒を頼むと、お猪口を選ばせてもらえます。ちょっとえっちな春画のものも。


「玉川(1合780円/税別)」

木下酒造「玉川 やんわり」は山廃仕込みの純米酒です。燗酒向けに開発されたお酒で、口当たりはやさしいけれど、旨みはしっかり。滑りこむような呑み心地で、スイスイ進んでしまいます。

じんわり染みわたる黒おでん

おでんの注文は「びぃすとろ 汁べゑ」のシステムを受け継いで紙に書いて注文します。
今日は欲張って、盛り合わせに決めた!

お待ちかねの「おでんの盛り合わせ(6品1,000円/税別)」が登場。

何度も言いますが、おでん種の色が物語る出汁のしみしみ加減。
大根・ちくわ・玉子・玉ねぎ天・五目がんも・じゃこ天。どれもが某歌手のしげるより色黒です。

茶色い食べものは正義っていうけど、ここまでの正義はあまり見られませんよ。

たっぷりと入ったしじみ。これを言い訳にずぶ六になれるわけですから、ありがたい。

鰹粉と青のり、からしをつけていただく、静岡おでんスタイル。
大根はひと噛みするだけで、じゅわーっと出汁が溢れる幸せ味です。

おでんをいただいていると、お刺身を食べ終えたあたりで攫われていった海老の頭がバージョンアップして帰還。
お刺身で有頭のエビがあるときは、サービスでカラリと揚げてくれるんですって。

こんなに美味しくパリパリと頭まで食べてもらえれば、エビも幸せであろう。

脂が流れ出る「本マグロ脳天トロ串」


「本マグロ脳天トロ串 (1本580円/税別)」

数量限定!と聞いて注文した「本マグロ脳天トロ串 」は、希少部位のマグロの脳天を使用した1品。江戸時代のネギま串をイメージしていると聞き、江戸っ子気分で豪快にかぶりつけば、上質な脂が口に広がります。

私のほっぺたごととろけていきました。

串をふと見ると「あたり」の文字が。わ〜い!!

「おめでとうございます!!」とクーポン券のくじ引きを引かせてもらいました!いただいたのは、ドリンク一杯無料券。
これはまた来るっきゃないです。

(帰り際、もしやあれは全部あたりのくじなのでは??と思い至りました。)

全メニューがサービス精神の塊!「おでん屋 ずぶ六」は六本木の良心だった

今回は一人呑みだったので、食べきれませんでしたが他にも最強メニューが盛りだくさん。

特に2人以上で来るのならば、うに・白子・あん肝・いくら...といった酒飲みがよだれを垂らして喜んでしまう食材の盛り合わせ「痛風盛り」がおすすめです。

これからも寒い日が続きますが、「おでん屋 ずぶ六」立ち寄れば、おでんとお酒とお店のサービス精神があなたをガンガンに温めてくれるはずです。

店舗詳細

店舗名 おでん屋 ずぶ六
住所 東京都港区六本木4-5-13 岩渕ビル1F
電話番号 03-6812-9240
営業時間 18:00〜23:30 (LO 23:00)
定休日 日曜日
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この記事を書いた人 Writer

ふくい

ふくい

兵庫県出身。コの字酒場大好き、老舗の塩対応にグッとくるライター。 下町に暮らし、商店街で酒を飲む毎日。たまにイベントで居酒屋をやります。

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