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ゼロからの挑戦を成功させた!新進気鋭のスコッチウイスキー「アランモルト」の魅力に迫る

スコットランドのアラン島から生産されるスコッチウイスキー「アランモルト」。ウイスキー初心者の方にとっては、あまり耳馴染みのないブランド名かもしれませんね。

他のスコッチブランドに比べて、まだまだ歴史は浅いアランモルトですが、その魅力的なフレーバーにかなりのファンがついていることも事実。

今回はmそんな「アランモルト」の歴史などを掘り下げて紹介していきます。

ウイスキー アランモルトとは

アランモルトの味と香り

黄金色の透明感が強いウイスキーで、甘いバニラの香りが漂うのが特徴。
アルコール度数が高めなのでグラスに注いだ瞬間、強烈なアルコールが鼻をおそいます。

しかし、味は意外にもおマイルドで、後味にスモーキーさを感じます。癖のあるウイスキーかと思いきや、ラフロイグ等に比べれば優しい味わいだと言えるでしょう。

アランモルトのおすすめの飲み方

「アランモルト10年」はロックかストレートで楽しみながら味わい、香り、余韻をじっくり堪能するのがオススメ。また、「アランモルト ポートカスク」はロックかストレートで試していただきたいボトル。

冒頭でも前述したように、アランモルトはアルコール度数が高めなので、ちびちびとゆっくり味わうように飲んでくださいね。

アラン蒸留所とは

奇跡的な復活を遂げたアランモルトの歴史

蒸留所ができたのは、1995年。他の有名なシングルモルトの歴史と比べれば、「アランモルト」はまだまだ新しい部類の蒸留所だといえるでしょう

アランモルトの蒸留所は、スコットランドのアラン島にあるロックランザ村にあります。

1837年に、島唯一のラッグ蒸留所が閉鎖されて約150年間、スコッチウイスキーの生産がストップしていたアラン島。
そんな中、世界有数の酒造メーカーに勤めていたハロルド・カリーが個人の醸造所を設立したいとの思いから、アラン島に目をつけます。

資金の調達が問題でしたが、ハロルド・カリーの息子アンドリューがポンドを販売し、”購入してくれた人には数年後にウイスキーを優先して生涯ずっと割引価格で購入できる特典を付ける”、という手法でウイスキーを売り出します。

これは現在のクラウドファンディング的な発想ですよね。この方法によってアンドリューは資金の調達に成功、アラン島で約150年ぶりにウイスキー生産に向けて奇跡的な復活を遂げたのです。

ウイスキー作りに最適な環境

アラン島のロックランザという場所にあり、ハロルド・カリーとその息子が主導者となり1995年に建設を完了したアラン蒸留所。

西岸海洋性気候のため夏でも気温が比較的低く、冬もそんなに寒くありません。雨量は1年を通して安定していてウイスキーを醸造するのには最適な環境だと言われています。

アラン蒸留所の製造におけるこだわり

アラン蒸留所が目指したのはモルトウイスキーの製造で、オプティックと呼ばれる大麦麦芽のみを使用した純粋なものでした。この大麦の特徴はアルコールを作りやすい性質があり、風味を持たせるのに効果的だとされています。

次にこだわったのは水。ウイスキーの生産に必要な水や資源は、ロックランザ村が最適とされています。イーサンビオラック川から流れた湧水を使用していて、ロッホ・ナ・ダビーと呼ばれる清水になります。これが「アランモルト」のブランドを特徴付けている要となっているわけなのです。

さらに、原材料が持っている風味を色濃く残すために、単式蒸留機を採用。シングルモルトを目指すには最適な選択と言えるでしょう。

ウイスキーにとって重要な樽は、フレンチオーク材を使用しています。オーク材は高級ワインを熟成させる際に使われる木材ですが、キャラメルやココナッツの香りがつくとされ、アランモルトの醸造でも採用されています。

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