TOP / お酒を選ぶ / 日本酒 / その味わいは世界レベル!幻の日本酒「黒龍」の魅力とオススメの種類をご紹介

日本酒好きの方ならご存知のはず、「大吟醸」。
しかし大吟醸は技術的に造るのが非常に困難で、近年まで販売されることはありませんでした。

不可能と言われていた、大吟醸酒の流通。これを可能にしたのが黒龍酒造です。

日本酒の業界に爪痕を残してきた、そしてこれからも残そうとしている黒龍酒造とはどんな酒蔵なのでしょう?

「黒龍」とは?

「黒龍」は福井県で製造されている日本酒です。

キレイで膨らみのある味は、黒龍酒造が選んでいる「仕込み水」と「米」の質に支えられています。

九頭竜川の清澄な水を使用

黒龍には福井県最大の河川「九頭竜川」の清澄な水があります。
九頭竜川は霊峰白山系の雪解け水が流れ、山の滋養という濾過をへて湧いた銘水。
鮎やサクラマスなどが生息していることからも、川の品質がとても良いことがわかりますよね。

山から大地へ下り、自然の層を越してきた澄み切った九頭竜川の伏流水は、酒を醸すのに持ってこいの特徴を持った口当たりの良い軟水です。

米は酒造好適米を使用

黒龍の酒造りは、米にもこだわります。
兵庫県東条産の山田錦、地元・福井県大野産の五百万石など、すべて酒造好適米を使用。

さらに良い米を求めて、「フロンティア東条21」というグループを結成し、より良い米づくりを目指しています。
ちなみに「フロンティア東条」の東条とは、山田錦特A地区に指定されている、兵庫県東条地区の田園地帯に由来しています。

黒龍は酒の味の源となる米、米に詰まった育て上げる人々の心、米が育つ整った環境の上に成り立っているお酒と言えます。

水と米が揃って初めて日本酒を製造できる。黒龍は非常に恵まれた環境で醸されているお酒なのです。

「黒龍酒造」とは?

黒龍酒造は1804年に創業し、初代蔵元・石田屋仁左衛門以来、ずっと日本酒を醸し続けてきました。

そして全国に先駆けて大吟醸酒を商品化した酒蔵が、黒龍酒造です。

黒龍の名前は、「九頭竜川」の古名「黒龍川」が由来です。創業以来、8割のお酒が吟醸酒という日本酒に対する強いこだわりは、昭和初期頃からさらに高級な路線へシフトしていきます。

市販化が難しいとされていた大吟醸に挑戦。そして生まれた大吟醸「龍」は「日本一高価な日本酒」として注目を集めました。この挑戦をきっかけに、黒龍酒造は高品質で少量生産を行うようになりました。

「まさか商売にはならないだろう」と考えられていた大吟醸酒ですが、黒龍酒造は酒造業界のそんな常識をひっくり返したのです。

黒龍が人気の理由

黒龍は長い間、多くの人から愛され続けている人気の日本酒です。

では、多くの人を虜にし続ける黒龍の魅力とは一体なんなのでしょうか?

飲みやすいキレイな味わい

黒龍の味わいはクセがなくスッキリとした味わいが特長。そのためどんな料理とも相性がよく、非常に使い勝手が良い日本酒といえるでしょう。

華やかな吟醸香とほのかな甘み、そして旨味が感じられ、日本酒初心者でも飲みやすい味わいが魅力の一つなのです。

ブランド力

獺祭や久保田など、言わずと知れた日本酒の有名銘柄たちはその酒造のブランド力が強いことが挙げられます。そして、黒龍を製造している黒龍酒造もその一つ。

1804年(文化元年)、初代蔵元・石田屋二左衛門が創業してから手造りの日本酒を製造してきた黒龍。全盛期には17を超えた酒蔵でしたが、現在石田屋の屋号をもつ酒蔵はもう1蔵と黒龍酒造のみになってしまいました。それでも黒龍酒造はあくまでも伝統を守り続け、今日まで丁寧な酒造りを行なっているのです。

そんな黒龍酒造がつくる黒龍は、人気銘柄として高い評価を受け続け、「日本酒好きなら一度は飲んでみたい銘柄」としてその人気を高め続けています。伝統を守り続けた結果、今もなおそのブランド力を高め、多くの人から愛され続けている黒龍となっているのですね。