株式会社マーケティングアプリケーションズは、2026年10月の酒税改正を前に、家庭でお酒を飲む習慣がある全国の男女600人を対象に意識調査を実施しました。同改正では発泡酒・新ジャンルの税優遇がなくなりビールとの価格差がほぼ解消する一方、ビールはわずかに値下がりし、チューハイ・サワー類は値上がりします。値上げと値下げが同時に起きる今回の改正が、家庭内の酒選びにどう影響するかを聞いたものです。
改正の認知度は、内容まで詳しく知っている人が24.2%にとどまり、聞いたことはあるが内容は知らないが42.3%、今回初めて知ったが33.5%でした。ふだん飲む酒による差もあり、ビールをよく飲む人は詳しく知っている割合が32.5%だったのに対し、値上がりするチューハイをよく飲む人は15.0%にとどまりました。

値上がりする発泡酒・新ジャンルをよく飲む人の行動意向では、今と同じ発泡酒・新ジャンルを飲み続けるが37.5%、まだわからないが26.5%で、合わせて6割超が現状維持か様子見という結果です。実際に別の酒へ乗り換えると答えたのは合計で2割程度で、内訳はビールが16.0%、チューハイが5.0%、ノンアルが1.5%となり、乗り換え先ではビールが最多でした。その理由としては、もともと味はビールの方が好きだったからが44.4%で最も多く挙げられています。

同じく値上がりするチューハイ・サワー類をよく飲む人は、カテゴリ自体を変えない継続が量も変わらないで37.5%、量を減らして継続するが37.0%となり、合わせて74.5%が同一カテゴリ内での対応にとどまりました。値下がりするビールをよく飲む人は、今と同じ銘柄を飲み続けるが44.5%と中心で、プレミアム・クラフトビールを試したいとする回答が11.5%と、より安い銘柄に変えたいの5.0%を上回りました。

このほか、値上がりする発泡酒・新ジャンルとチューハイをよく飲む400人に聞いたところ、値上がり前のまとめ買い意向は積極的にまとめ買いしたいと少し多めに買っておくかもを合わせて45.6%にのぼりました。一方で値上がりをきっかけにノンアル・微アルへ移りたいと答えた人は10.8%にとどまり、改正が大きな移行の後押しにはなっていない状況がうかがえます。







