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クラダシが北関東の酒類小売「酒の中村」運営会社を完全子会社化、仕入れ・販売チャネルの両軸を強化

クラダシは北関東の酒販売会社を子会社化し、仕入れと販売チャネルを強化。

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クラダシが北関東の酒類小売「酒の中村」運営会社を完全子会社化、仕入れ・販売チャネルの両軸を強化
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フードロス削減を掲げるソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシは、2026年7月1日付で株式会社中村商事の全株式を取得し、完全子会社化しました。同日開催の取締役会で決議し、株式譲渡契約の締結と株式譲受を同時に実行しています。

株式会社中村商事は、有限会社中村商事が運営する酒類・飲料等の小売事業を会社分割(新設分割)により2026年6月16日に設立された法人です。資本金は1,000万円で、所在地は群馬県館林市です。

有限会社中村商事は1980年5月設立で、40年以上にわたり群馬県館林市を拠点に酒類・飲料の小売事業を展開してきました。北関東エリアにリアル店舗「酒の中村」を3店舗構え、大手酒類・飲料メーカーや卸売事業者との強固な取引関係を持っています。

クラダシは2024年8月に公表した中期経営計画(2025年6月~2027年6月期)で、EC事業の拡大、サプライチェーンの機能拡張、M&Aを含む新規事業の三本柱を掲げています。今回の買収はこの戦略の具現化と位置づけられています。

本件の意義として、クラダシは仕入れと販売の両面での強化を挙げています。仕入れ面では、Kuradashiユーザーから需要の高い「お酒・飲料」カテゴリにおいて、中村商事が持つ酒造メーカーや卸売事業者とのネットワークを活用し、安定的かつ大量の調達を可能にします。

クラダシの仕入れ・販売強化の概念図

販売面では、北関東の「酒の中村」3店舗を活用し、これまでのEC中心・都心部中心の展開からリアル店舗という新たな販売チャネルを獲得します。フードロス削減商品の「新たな出口」としての機能拡張を目指す方針です。

クラダシの河村晃平代表取締役社長CEOは、今回の参画を「非連続な事業成長を実現するための非常に重要なマイルストーン」と述べています。中村商事の中村茂美代表取締役は、クラダシの先進的なECプラットフォームやマーケティング力との掛け合わせで新たな価値を創出できると語っています。

なお、クラダシの2026年3月末時点の累計実績は、フードロス削減量37,951トン、経済効果約184億6,465万円、CO2削減量100,607t-CO2、社会貢献団体への支援総額は約1億8,767万円に達しています。

《杜野 凛》

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