日本酒を嗜むようになると、銘柄や造りにこだわって選ぶようになりませんか?特に、大吟醸などグレードの高いお酒は上品で飲みやすく、プレゼントとしても喜ばれます。
しかしながら、吟醸とはどういったお酒なのかを理解している方は、意外にも少ないのでは?より理解を深めることで、選ぶ際も実際に飲む時も、更にお酒を楽しめること間違いなし。
今回は、純米大吟醸にスポットを当て、造りや味わい、選ぶ際のポイントなど解説!さらに、おすすめの銘柄をランキング形式で20商品ご紹介します。
吟醸造りとは?
国税庁による吟醸造りの定義は「吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造すること」と定められています。
では、何を吟味し、どう醸造すれば吟醸造りと言えるのでしょうか。
精米
日本酒の原材料は米と水。米の質や精米歩合は大きく関わってきます。
大吟醸は精米歩合50%以上と決められているため、お米を5割以上磨いて醸すという贅沢なお酒だということがお分かりいただけるでしょう。
米の表面に含まれている脂質が香り成分の生成を抑えてしまうため、米を磨くほど脂質成分が取り除かれ、香りが残りやすくなります。
大吟醸に華やかな香りがするものが多いのは、これが理由なのです。
香り
「特有な芳香(吟香)を有する」というのは、吟醸香がするように醸すこと。吟醸香とは、造りの工程で酵母が生み出す香り。発酵過程で様々な成分が生成され、その中の酢酸イソアミル、カプロン酸エチルなどが香り成分となります。
酢酸イソアミルは、バナナやメロンを例に出されることが多いほど甘い香り。カプロン酸エチルは、華やかでりんごやナシのようなすっきりとした甘みのある香りです。
発酵温度
「低温でゆっくり発酵させ」と記載されているように、低い温度で時間をかけて発酵させることは実に重要です。各蔵によって発酵温度は変わりますが、10度前後で約1ヶ月発酵させるところが多いようです。
低温で発酵させることにより香りが醪に閉じ込められ、吟醸香が残りやすくなります。しかし、温度が低すぎると蒸米が溶けにくく、麹や酵母の活動が抑えられ、旨みや味わいが少なくなってしまう場合があります。
温度管理は慎重でなければならず、杜氏(醸造責任者)が常に気を配る部分でもあるのです。
純米大吟醸酒・大吟醸酒など......それぞれの違いは?
キーワードは「精米歩合」と「アルコール添加」
日本酒のラベルに記載されている「吟醸」「本醸造」などは特定名称酒の呼称で、お米の精米歩合により分類されます。
精米歩合とは、原料の米を磨いた割合のこと。例えば精米歩合60%だった場合、40%を磨き残りの60%を使用して仕込んでいるということになります。
この精米歩合が、50%以下が大吟醸、60%以下が吟醸、70%以下が本醸造、と決められているのです。
では、純米大吟醸と大吟醸ではどう違うのか。精米歩合はどちらも同じですが、アルコール添加されているかどうかの違いになります。
米、米麹のみで仕上げられたものは純米大吟醸、醸造過程においてアルコール添加されたものは大吟醸となります。
純米吟醸と吟醸も同様で、アルコール添加されたものは吟醸、本醸造は全て精米歩合70%以下のアルコール添加されたお酒です。
好みの純米大吟醸を選ぶポイント
非常に繊細で時間をかけながら仕込む吟醸造り。だからこそ純米大吟醸は上品で上質なお酒なのです。
しかし、本醸造などと比べると、どうしても高価なイメージがあるのかもしれません。
なかなか買いづらい…と躊躇している方は、純米大吟醸の選び方を参考にしてみてください。
精米歩合で選ぶ
純米大吟醸というと必ず注目するのが精米歩合。大吟醸を名乗れるのは精米歩合50%以下と定められていますが、それ以下であればどれだけ磨いても大吟醸なのです。
現在は精米技術が非常に向上していて、驚くほど米を磨くことが出来、精米歩合1%というお酒も発売されたことがあるほど。
磨けば磨くほど良いお酒と断言できるわけではありませんが、精米歩合が小さい数値の方が雑味が少なく綺麗なお酒に仕上がっているものが多いと言えます。
米で選ぶ
日本酒の原材料である米ですが、日本酒醸造を目的として作られた「酒造好適米」は普段、私たちが食用としているお米とは違い、心白と呼ばれる米の中心部分が大きいことが特徴。
この心白にはデンプン質が多く含まれており、麹造りに大きな役割を果たします。
<山田錦>
好適米の王様と呼ばれる山田錦。心白が大きく、雑味の出やすいタンパク質が少ないお米です。良質な麹を造るには最適なため、米と麹のみの純米大吟醸にはよく使用される品種です。
<五百万石>
新潟で生まれた好適米で、新潟県の酒蔵では多く使用されています。新潟を始め、富山や福井などの北陸で作付けされていて、麹が造りやすいと言われています。
<雄町>
山田錦も五百万石も、雄町を元に品種改良されたもの。心白が大きく球状で、醪の中で米が溶けやすい性質を持っています。
酒造好適米は100種類以上ありますが、まずは、これらポピュラーな品種を選んでみるのも良いでしょう。
好きな銘柄で選ぶ
日本酒を飲んでいるうちに、印象に残る銘柄や、好みの味が分かってきませんか。自分の好きな銘柄を造っている蔵はもともと傾向が好みであるため、純米大吟醸でも満足できると思います。ハズしたくない時は、好きな銘柄に決めてしまうのがおすすめ。
自分へのご褒美にも 贈り物にも最適 純米大吟醸 20選
天狗舞 山廃純米大吟醸 / 車多酒造 (石川県)
白山の麓、加賀平野で能登杜氏が上質の酒を醸す老舗蔵。創業当時、蔵の周りは森に包まれていて、夜中に天狗が太鼓を鳴らす音が聞こえるという言い伝えから、天狗舞という銘柄になったといいます。
自社精米、精米歩合45%の山田錦で仕込まれた「天狗舞 山廃純米大吟醸」は、伝統的な造りで手間のかかる山廃仕込み。
穏やかな吟醸香、山廃らしい複雑な酸、芳醇な米の旨みと甘みを味わえます。
鍋島 純米大吟醸 特A山田錦 / 富久千代酒造 (佐賀県)
佐賀県の中でも酒どころと知られる鹿島市。酒蔵ツーリズムをいち早く開催し、酒蔵だけでなく地域の持つ文化や歴史も含めて情報発信をしています。
鹿島地域活性化の立役者である富久千代酒造は、地元でも愛される存在。「鍋島」は、2011年に世界的権威のあるコンクールIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ」でチャンピオン・サケに輝きました。
こちらの「鍋島 純米大吟醸 特A山田錦」は、山田錦を栽培するのに最適な特A地区から収穫された米を45%精米で醸した贅沢な日本酒です。
新政 NO.6 X-type / 新政酒造(秋田県)
6号酵母の発祥である新政酒造。2008年に蔵へ戻った8代目は、「秋田県産米のみ」「6号酵母のみ」「生酛酒母のみ」「木桶仕込み」という新政酒造の明確なコンセプトを確立させ、革新的な蔵として知られています。
このNO.6シリーズで使用される米は、農家毎の出来を重視しているため、品種は一定していません。しかし、高品質のものしか使用しないというこだわりがあるのです。
ハーブのような香りとフレッシュなフルーツの香り、高めの酸が印象的。
作 槐山一滴水 / 清水清三郎商店 (三重県)
モータースポーツの聖地と言われる、三重県鈴鹿市で唯一の酒蔵・清水清三郎商店。
「作(ざく)」が誕生したのは2000年11月、経営が厳しかった蔵の生き残りをかけた新ブランドです。しかしこれが、ガンダムファンから「ザクという日本酒があるらしい」と徐々に話題になり、蔵元も予想しなかった展開で大ヒットに。以来ロングセラーとなっているのは、話題だけでなはく実際に美味しいから。
「作 槐山一滴水」は、まさに神聖な木として扱われてきた槐(えんじゅ)のように、気品と上品さがあり、美しい余韻のあるお酒です。
南部美人 純米大吟醸 / 南部美人(岩手県)
岩手県最北端、そして2つの国立公園を有する自然に囲まれた場所に蔵がある「南部美人」。南部美人の酒質は、国内だけでなく世界が認めるもの。2017年のIWCでチャンピオン・サケにも輝き、「SAKE COMPETITION」、全国新酒鑑評会など、数々のコンテストで受賞している実力蔵です。
「南部美人 純米大吟醸」はJAL国際線のファーストクラス機内酒として採用されたこともある、甘く華やかな香りと滑らかな口当たり、味わい深い極上のお酒です。
醸し人九平次 純米大吟醸 Human / 萬乗醸造(愛知県)
1789年創業、愛知県名古屋市にある萬乗醸造。その中でも、フランスの3つ星レストランで提供されてから、欧州でも高い評価を得ているのが「醸し人九平次」。
日本酒の可能性を求めてフランスのパリへ渡り、ワイン造りの観点から日本酒造りへのヒントを得たり、南仏にて米の栽培も行うなど積極的に活動しています。
「醸し人九平次 純米大吟醸 Human」は、梨やグレープフルーツのような華やかで爽やかな香りが広がり、滑らかな口当たりと米のふくよかさが出てきながら爽やかにフィニッシュするという、綺麗なお酒です。
飛露喜 純米大吟醸 / 廣木酒造本店(福島県)
福島県会津坂下町にある、歴史ある蔵・廣木酒造本店。現9代蔵元が戻ってきた時は、廃業の危機という状況でした。追い討ちをかけるように、杜氏が高齢のため引退、父が急逝という非常に困難な場面に直面します。
そこで、自分の理想の酒を求め研究を重ね、米の大切さ、原料処理の重要性にたどり着き、起死回生となる「飛露喜 無濾過生原酒」が誕生しました。
「飛露喜 純米大吟醸」は2014年より通年販売となった飛露喜唯一の四合瓶。上品でリッチな含み香、ふくよかな旨みがあり、バランスの良い酸で綺麗にキレていきます。
田酒 純米大吟醸 / 西田酒造店(青森県)
常に酒質の向上を目指し、効率化をはかり、そして楽しみながら仕事をするという西田酒造。そんな蔵が発売する、青森を代表する銘柄「田酒」。
「日本酒の原点に帰り、風格ある本物の酒、田んぼの味をそのまま届けるような酒を造りたい」と発起し、1974年に誕生。発売から数年を経て広く知られるようになりましたが、今ではあまりの人気で “幻の酒”と言われるほど。
「田酒 純米大吟醸」は、そんな西田酒造の最高峰クラス。柔らかい吟醸香、丸みのある口当たり、芳醇な旨みのあるお酒です。
久保田 萬寿 自社酵母仕込み / 朝日酒造(新潟県)
2020年5月、朝日酒造は会社設立100周年、そして「久保田」発売35周年を迎えました。これを記念して発売されたのが「久保田 萬寿 自社酵母仕込み」。
1985年に発売された「久保田」は、創業当時の屋号「久保田屋」にちなんで名付けられ、販売も地元から東京へと広がり、淡麗辛口という方向性を示しました。
新しくなった「久保田 萬寿 自社酵母仕込み」は、長岡市越路地域産の五百万石、自社でプログラムした「原形精米」、自社開発の酵母というこだわり。深くまろやかでありながらキレの良さは久保田らしいといえるでしょう。
黒龍 火いら寿 / 黒龍酒造(福井県)
黒龍酒造は、福井県・曹洞宗大本山永平寺の近くに位置し、「黒龍」や「九頭龍」を醸す蔵。
1994年には効率的な造りが出来るという3階建ての「龍翔蔵」を、2017年には独自の技術を活かし様々な事に挑戦できる「正龍蔵」を新設。伝統と最新技術を融合させ、常に高品質な酒造りを追求しています。
「黒龍 火いら寿」は、生酒らしく青々とした印象。滑らかな口当たり、とろみのある舌触り、全体のバランスがとにかく絶妙です。
楯野川 十八 純米大吟醸 / 楯の川酒造(山形県)
自然に恵まれた庄内地方、山形県酒田市で1832年から酒造りを行っている楯の川酒造。2010年から全量、精米歩合50%以下の純米大吟醸に切り替えました。
酒米にも徹底的にこだわり、有機栽培米を積極的に取り入れたり、単一農家で品種を揃えたりと、品質と安全性を保っています。
「楯野川 十八 純米大吟醸」はその名の通り精米歩合18%。この驚異の数字を出せるのも、自社精米機を持っているからこそ。華やかでフルーティーな香り、スムースな口当たり、透明感のある味わいです。
雨後の月 純米大吟醸 山田錦 / 相原酒造(広島県)
広島県呉市にある蔵・相原酒造。瀬戸内海の土壌から得られる水は超軟水。かつては硬水が酒造りには向いていると言われてきましたが、広島の吟醸が全国に知られるようになってからは、超軟水で醸す銘醸地とされています。
その県内でも、相原酒造は銘醸蔵。幅広く愛されていて、リピーターが多いのも雨後の月の魅力。
「雨後の月 純米大吟醸 山田錦」は、特A地区の山田錦を使用した贅沢な1本。華やか過ぎず落ち着いた吟醸香、ふくよかでボリュームのある味わい、フィニッシュはすっきりという、食中酒にぴったりなお酒です。
勝山 純米大吟醸 暁 / 勝山酒造(宮城県)
仙台の中心地、青葉区上杉にあった蔵を2005年、仕込み水の水源地である泉区福岡に移転させた勝山酒造。新蔵にするにあたり、伝統技術と最新設備による工程の両立を考え、一から組み立てたと言います。これにより、より高品質で綺麗なお酒ができるようになったのだそう。
「勝山 純米大吟醸 暁」は、遠心分離機で搾るという贅沢さ。お米の甘みとコク、程よい酸でまとまりのあるお酒。
ワイン界の巨匠ロバート・パーカーによるパーカーポイント95点という高得点を獲得しています。
風の森 純米大吟醸 無濾過生原酒 / 油長酒造(奈良県)
元は製油業の油屋長兵衛と名乗っていたため、それが社名の由来となっているという油長酒造。1719年に酒造業に転じ、以来酒造り一筋の老舗蔵。近くに旧高野街道“風の森峠”、風の神を祭る風の森神社があり、「風の森」という名はここから取られました。
風の森は、全て無濾過・無加水・生というこだわり。開栓時は栓が飛ぶことがあるほどガスが発生していて、ピチピチとしたアタックでフレッシュ感を存分に感じられます。
心地よい吟醸香、透明感のある酸と「風の森」ならではの味わいは、一飲の価値あり!
森嶋 雄町 純米大吟醸 / 森嶋酒造(茨城県)
茨城県日立市に蔵を構える森嶋酒造。「大観」という銘柄で長く愛されてきました。6代目となる現蔵元は、受け継がれてきた伝統を守ると同時に酒質向上のための設備投資もし、茨城県出身としては初の南部杜氏に合格するなど意欲的に取り組んできました。
そして、令和元年という節目の年に発表したのが新ブランド「森嶋」。ラベルデザインのモチーフは、蔵に使われていた大谷石。震災で崩れたこの石はどんな困難も乗り越えようとする思いが込められているのでしょう。
気品のある吟醸香とふっくらとした甘み、シャープな切れ味のあるお酒です。
澤屋まつもと Ultra / 松本酒造(京都府)
1791年、東山の八坂弓矢町にて商号を「澤屋」として創業。1922年に名水を求めて、現地の伏見に酒造場を増設した松本酒造。木造の酒蔵とレンガ煙突など美しい光景は、2007年に近代化産業遺産の認定を受ました。
松本酒造は「一、蒸し 二、蒸し 三、造り」という指針で、米を大事に扱うという基本的な考え方で酒造りを行っているといいます。
こちらの「澤屋まつもと Ultra」は、まさにウルトラな味わい。兵庫県加東市東条産特A地区の特等山田錦を使用。瑞々しく、旨みがあり、程よい酸と苦みが味を引き締めています。
開運 純米大吟醸 / 土井酒造場(静岡県)
静岡県の日本酒を語る上で、避けて通ることは出来ない土井酒造場。能登杜氏四天王のひとり、故波瀬正吉氏が長年杜氏として指揮を執ってきたことでも有名。静岡酵母の開発へ貢献するなど、日本酒業界としても大きな存在です。
こちらの「開運 純米大吟醸」は、兵庫県産特A地区の山田錦を40%精米で使用。軽やかなフルーティーさ、優しい甘み、米の旨みを存分に感じられるお酒。
波瀬正吉氏亡き後もその技は現杜氏に受け継がれており、社長の酒造設備の改善にも余念がなく、安定の酒質となっています。
紀土 純米大吟醸 / 平和酒造(和歌山県)
勢いのある蔵と言っていいほど、革新的なことをやり遂げてきた平和酒造。現4代目蔵元は、蔵へ戻る前にベンチャー企業へ就職し、営業から人材派遣、人事コンサルなど様々なことを学びます。その経験があるからこそ、平和酒造は若い人材が集まり、高いモチベーションを持って酒造りが出来ているのでしょう。
「紀土 KID」という銘柄は、紀州の風土からと、これから子供のように育てていきたいという思いから名付けられました。
こちらの「紀土 純米大吟醸」は華やかで甘い香り、ふんわりとした旨み、優しい酸のあるお酒です。
仙禽一聲 / せんきん(栃木県)
1806年、栃木県さくら市に創業した蔵・せんきん。「仙禽(せんきん)」とは、仙人に仕える鳥である鶴を意味し、この蔵の名前として代々受け継がれて来ました。
こちらで使用される米は、全てさくら市で栽培されたもの。テロワール重視の酒造りがコンセプトで、原料米を蔵の仕込み水と同じ水脈上にある田んぼから収穫するドメーヌ化を実現しています。
まさに鶴の一声を意味する「仙禽一聲」は、ドメーヌさくら山田錦を35%精米で使用。控えめながらもフルーティーな香りを放ち、エレガントで上品。美しい甘さを表現していて、品格のある味わいです。
獺祭 純米大吟醸 / 旭酒造(山口県)
「獺祭」という銘柄は、誰しも一度は聞いたことがあるのではないかと思うほど、その名を轟かせている旭酒造。
日本酒業界は、1975年を境にほぼ1/3まで消費量が下がりました。全国の酒蔵数も今や半減。こうした衰退ムードの中で快進撃を見せたのが旭酒造の醸す「獺祭」です。
旭酒造も廃業寸前ではありましたが、味わう酒を求めて杜氏制度を廃止し、社員で大吟醸を造ることを決意。市場開拓に社長自ら営業をし、ここまで広く知られるようになりました。
洗練された吟醸香とほのかな甘みのある「獺祭 純米大吟醸」。純米大吟醸の定番と位置付けても良いでしょう。
まとめ
まさに吟味されて醸される純米大吟醸。華やかな香り、柔らかい口当たり、上品な後味。一度口にしたらその魅力にハマってしまうことでしょう。ハレの日には純米大吟醸でお祝いをしてみてはいかがですか。きっと思い出深い日になるはずです。