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ウマすぎてリピーター続出!?新潟県で醸される日本酒「山間」の魅力

日本酒は口に含んだときの、旨み・甘み・酸味・香りのハーモニーによって独特の世界が作り上げられます。 その日本酒独特の世界を極めたのが、新潟第一酒造が造る「山間(やんま)」です。 新潟の日本酒「山間」は、どのようにして"究 …

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日本酒は口に含んだときの、旨み・甘み・酸味・香りのハーモニーによって独特の世界が作り上げられます。

その日本酒独特の世界を極めたのが、新潟第一酒造が造る「山間(やんま)」です。

新潟の日本酒「山間」は、どのようにして"究極の味わい"にたどり着いたのでしょうか。

"究極の味わい"を目指した先の「山間」


「山間」は四代目・武田良則氏が理想とする酒造り、「究極の味わい」をコンセプトに造られた新潟県の日本酒です。

武田氏がひそかに試醸すること8年間、遂に理想の味にたどり着きます。2007年に発売され、瞬く間に人気を博し、たちまち入手困難な日本酒となりました。

この"究極の味わい"と武田氏自ら認めた日本酒「山間」はどのような味なのでしょうか!

「山間」の味

山間は一口含んでみれば、あなたは"究極の味わい"とは何かを理解できます。

まず舌に触れた瞬間、亀口直詰ならではのガス感。すかさず果実を感じさせるみずみずしくて爽やかな香りが広がり、優しくて強い甘みがフレッシュに舌を刺激します。

旨みと旨みがの合わさったこの組み合わせが、独特な風味となってあなたを山間の世界観に引きずり込んでいくでしょう!

一度飲んだ人は必ずリピーターになってしまうと言われるほど、魅力的な味わいを堪能できます。
また、人気銘柄で入手困難であることから「見かけたら買うしかない!」という声もあるんだそう。

ラベルに書いてある「9号」って?

山間のラベルをよく見てみると「H29BY 9号」といった文字が書いてあります。

"BY"というのはBrew Yearのことで醸造年度を指します。「H29BY 9号」の場合だと、平成29年に醸造されたということ。
一方、「9号」とは醸造タンクの番号を意味し、その年の9番目タンクで仕込まれた日本酒を指します。

山間はタンクによって香りや味わいが異なります。
そのため醸造年度やタンクを見極めて、飲み比べてみるのも楽しみの一つとなりそうですね。

杜氏がいない酒造!?「新潟第一酒造」について


"究極の味わい"の山間を醸すのが「新潟第一酒造」です。

次に新潟第一酒造について紹介していきましょう。

杜氏・蔵人が居ない酒蔵

新潟第一酒造は、1922年(大正11年)に亀屋酒造として創業。
亀屋酒造が1963年に近隣の3つの蔵と合併、1965年にはさらにもう一つの蔵と合併してできたのが新潟第一酒造です。

100年弱の歴史を持っている新潟第一酒造ですが、驚くべきことに蔵には杜氏・蔵人がいません
「同じ志をもつ仲間」で一丸となってつくる一滴をモットーに、年間雇用の社員のみで酒造りを行っているからです。
そのため、酒造りの陣頭指揮は「醸造責任者」が担当。

また、11月~翌年3月までノンストップで酒を仕込み続けている他、営業・配送・経理・事務・精製・詰口・ラベル貼り・包装・出荷など数多あるすべての業務を社員で分担して行っています。

「お客様のこぼれる笑顔が見たい」という社員の共通の目的意識があるからこそ、杜氏を中心にしたトップありきの酒造りではなく、チームワークを発揮して、自信をもって「飲んだらわかる、プロ集団に負けない酒」を造ることができるのです。

「安らぎと喜びと感動を伝える酒造り」というモットー

山間を飲んだ人たちがくつろいで楽しんでほしい、という思いを込めて酒造りをしているのが「新潟第一酒造」です。
妥協せず、自分自身で納得いくまでこだわり抜くというストイックな姿勢を持ち続け酒を醸しています。

究極にたどり着いてもなお、さらなる究極を目指す武田氏の謙虚さ、ストイックさは愛さずにはいられませんね。

「山間」おすすめアイテム

最後に、山間のおすすめ商品を紹介します!ぜひチェックしてみてくださいね。

山間 純米吟醸 仕込み1号 中採り直詰め 無濾過生原酒

山間 純米吟醸 仕込み1号 中採り直詰め 無濾過生原酒3,834 円(税込)商品詳細はこちら

平成30年の1番目に仕込まれた山間。搾ってる最中の中採り部分を直詰めした純米吟醸の無濾過生原酒です。中採りの特徴は、開けてからもさらに味が増してくること。みずみずしさとバランスの良い甘みと旨味が感じられます!

山間 純米吟醸 仕込み1号 中採り直詰め 無濾過生原酒 [1800ml] [新潟第一酒造] [新潟]

まとめ

度重なる研究の末に武田氏が生み出した"究極"の日本酒「山間」。
その人気はすさまじく各酒屋でも入荷してすぐ売り切れてしまうほどなんだとか。

一度飲んだら忘れられない、山間の味わいをぜひその舌で体験してみてくださいね!

《ハタヤマ シンノスケ》

ハタヤマ シンノスケ

専門学校を卒業後、銀座の有名料亭で修行。複数の飲食店を経て、現在はフリーランスの料理人として調理以外にも執筆も行なう。各種料理免許の他、利酒師の資格も保有。日本酒、ビール、焼酎、泡盛......なんでも大好き!!

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