みなさんこんにちは。
ビール好き女子大生のまりんです。
「とりあえずビール」文化が根付いている日本。
居酒屋では大抵の人がビールを飲んでいる他、我が家のお父さんも毎日宅飲みでビールを飲んでいます。
そんなビール好きが多いイメージ日本ですが、世界の壁はまだまだ高かった…!?
というわけで今回は日本が大好きな私が珍しく世界に目を向けて、世界のビール事情を探っていきたいと思います!!
ビールは世界でどのくらい飲まれているの?
皆さんはこの地球上で年間どのくらいビールが飲まれているのか想像したことはありますか?
1000万?5000万…??
なんと…
約1億8689万キロリットル!!
キリン大学 2016年のデータより
果てしない数すぎて全く想像がつきませんね。
もう少しわかりやすく言うと東京ドーム1杯分で約124万キロリットルなので、約151杯分。
う~ん、これでもあまりイメージがわかない…とりあえずものすごい量ってことだけわかりますね。
日本だけでなく、世界の皆さんも飲兵衛が多いみたいです(笑)
これでも実は2015年よりも減っているんだとか。
たくさんの種類のお酒が登場してきたことや若者のビール離れが進んでいることが原因となっているのかもしれませんね。
ビール消費量トップ3を大発表
世界のビール消費量が分かったとことで、ここからはビール好きな国トップ3を発表していきます。
ビールといえば思い浮かぶドイツやイギリス、アメリカはランクインしているのでしょうか…!?
今回は真のビール好きな国を探りたい!!
ということで人口に左右されない“1人当たりのビール消費量”を発表します!!
●第3位 オーストリア
第3位にランクインしたのは「オーストリア」。
オーストリアといえば、アルプスの山々や、牧草地、美しい湖など、大自然のイメージが頭に浮かびます。
ウィーンなどは音楽の街としても有名ですよね。
そんなオーストリアは1人当たり年間で約106.0リットルのビールを消費しています。
缶ビールで換算すると年間で約303本飲んでいることになります。
なかなか飲んでいますねぇ。
大自然に囲まれながら外飲みでついつい飲みすぎちゃうのかもしれませんね!!(※勝手なイメージ)
この消費量でまだ3位......。第2位、第1位はどれだけの量のビールを飲むんでしょうか!!笑
●第2位 ナミビア共和国
第2位にランクインしたのは「ナミビア共和国」。
世界最古とも言われるナミブ砂漠を持つナミビア共和国。食事はドイツ風のパンやソーセージなど、ドイツの影響を強く受けているので、日本人の味覚にも合いやすいんだそう。
そんなナミビア共和国は1人当たり年間で約108.0リットルのビールを消費しています。
こちらも缶ビールで換算すると年間で約309本飲んでいる計算になります。
食文化がドイツと似ていることもあって、ビールとの相性がいいのでしょうか??
ソーセージがあったらビールが飲みたくなってしまう気持ち、わかります。
●第1位 チェコ共和国
栄えある第1位にランクインしたのは…「チェコ共和国」
14世紀にローマ帝国の首都として栄えたプラハがあるなど、歴史を感じるような街並みが残っています。
世界遺産の町である他、カルロヴィ・ヴァリなどの温泉保養地もありますよ。
そしてビール造りが盛んな町でもあるんです。ビール好きなら1度は行きたい街ですね!
そんなチェコ共和国は1人当たり年間で約143.3リットルのビールを消費しています。
ぶっちぎりの1位、強すぎる。
缶ビールで換算すると年間で約409本飲んでいる計算になります。
1年って365日なので、単純に1日1本以上飲んでいることになってしまいますね…。
ぶっちぎりの1位、強すぎる。(大切なことなので2回言った)
そんなビール大国チェコ、実はピルスナービール発祥の地でもあるんです。
ビール好きな人が多いのも納得!!
またチェコはビールをとても安く飲める国でもあります。
レストランでは300ミリリットルで約100円、スーパーでは500ミリリットルで約150円で購入出来ちゃいます。
なんて優しい国なんだ…!!
そんな理由もあって、ビールはチェコでよく飲まれている飲み物となっているんですね。
最初に予想したドイツやイギリス、アメリカはランキング外でしたね…意外な結果です。
ちなみにドイツは第4位にランクインしています。
これらはすべてキリン大学2016年のデータです。
ビール好きな国民が作る!チェコのビールを楽しんでみよう
さて、今回はそんなビール大消費国チェコ共和国のおすすめビールを2本紹介しちゃいます!!
ピルスナーウルケル
世界中で飲まれているビール市場の80%以上を占めるピルスナービールの元祖となるのがこの「ピルスナーウルケル」。
この“ウルケル”というのは“元祖”という意味を持っているんですよ。
黒褐色の濃色ビールしかない時代に生まれた淡色のビール。
当時、ガラス製のグラスが普及し始めており、その色の美しさも人気となり世界中に広まるようになりました。
日本で多く普及しているビールが生まれたのも、このピルスナーウルケルが誕生したおかげなんですね。
ピルスナーウルケルは現在も伝統的なデコクションという糖化方法を繰り返す醸造法を採用しており、昔からの味わいを守り続けています。
味わいはとってもスッキリしていて、優しい苦味とやわらかな香りを楽しむことができます。
どんな方でも飲みやすいビールになっていますよ!!
ブドヴァイゼル・ブドバー
ブドヴァイゼル・ブドバーはチェコ南部にある、チェスケー・ブディェヨヴィッツェという街の醸造所で造られています。
チェスケー・ブディェヨヴィッツェって日本人だと発音が難しいですよね、噛みそうです。
「ブドヴァイゼル・ブドバー」はチェコ産のザーツホップとこだわりのモルト、地下300mの良質な地下水を使用しています。
味わいはかなりしっかりとしていて、パンやバターのような香りを感じることもできます。
お肉料理と合わせて楽しむことがオススメですよ!!
まとめ
世界のビール事情に詳しくなれたでしょうか。
“とりあえずビール”な文化が根付いている日本よりもビール好きの多い国はたくさんあるんですね。
そんなビール大国のビールは......美味しいに決まっていますよね!!!!!
ぜひ、世界のビールにも目を向けて、もっとお酒を楽しんでみてくださいね!!