日本のインバウンド観光の活性化に向けた総合的な観光サービスの提供を目指す合同会社観光創造ラボは、運営する実験的な観光体験推進施設“Japonica Lodge(ジャポニカロッジ)”内において、KoboTea(代表:加島美佐子、所在地:京都府相楽郡)のオリジナルドリンク「酵母茶」の「醸造キット」を2017年8月26日(土)限定で、店頭販売します。
酵母茶とは
酵母茶はお茶(茶葉そのものではなくビバレッジ)を自然の酵母で発酵させた、弱炭酸で酸味の効いた発酵ドリンク「Kombucha」の新しいブランドです。Kombuchaとは自然由来のエナジードリンクとしてアメリカ、カナダを筆頭に健康志向の人々にはすでに定番となっている、お茶(海外では主に紅茶)を酵母菌で発酵させて造った発酵ドリンクの総称です。発酵の過程で酵母菌は砂糖を食べて育ち、その結果できあがった飲み物は、微炭酸とほんのりアルコール(1%以下)、プロバイオティックとビタミンの豊富な健康ドリンクとなります。
酵母茶は材料となる茶葉に八百年の歴史をもつ宇治茶の名産地、京都府和束町の高級茶「和束茶(わづかちゃ)」を使用して生まれた日本産のまったく新しいKombuchaです。特に紅茶以外の抹茶やほうじ茶を使用したKombuchaは日本初の試みです。甘すぎない、すっきりとした酸味と和束茶のもつ芳醇な香りが特徴の健康ドリンクに仕上がりました。冷やして飲むのが最も美味しく、スパークリングワインの感覚で食前酒やカクテルとして、またアルコール分はほとんどないので、ノンアルコールドリンクとしてペリエのように軽食や甘味に合わせてなど、従来のお茶と異なり洋食シーンにもすんなりとマッチいたします。
酵母茶醸造キットとは
酵母茶醸造キットとは、ご自宅で手軽に酵母茶を醸造できるスターターキットです。限定20セット(税込2,000円)の販売で酵母茶を醸造するのに必要な以下の内容物がセットになっております。
・和束茶で培養された酵母菌株
・発酵を促すための濃縮酵母茶
・200mlのガラスビン
・醸造のための説明書
濃縮酵母茶にはスタンダードな「和紅茶」を使用しておりますが、ご購入者のお好みに応じて緑茶やほうじ茶など別のお茶でも醸造できます。
ジャポニカロッジ内にて2017年8月26日(土)午後1時~4時までの期間限定販売です。
試飲メニュー
酵母茶は大量生産のできない手仕込みのクラフトティーです。そのため現在、完全受注生産となっており、和束町内の和束茶カフェを除いて味わうことができないのが現状です。そこで昨年8月より、和束茶専売店であるジャポニカロッジにて試飲限定のメニューとして販売することで対応しています。当日もこちらのメニューにて3種類の酵母茶を飲み比べることができます。
<ジャポニカロッジ限定メニュー>
酵母茶3種類飲み比べセット ¥650
・酵母和紅茶
・酵母抹茶
・酵母ほうじ茶
ジャポニカロッジとは
従来のカフェと異なり、ジャポニカロッジは日本のインバウンド観光に寄与することを目的としていることから、訪日旅行者への日本ならではの体験の提供を重視しています。そのため東日本唯一の和束茶の専売店として、その本格的な高級茶葉を各種販売するとともに、日本の伝統工芸品の茶器(常滑焼、有田焼、波佐見焼、九谷焼など)を用いて、お客様ご自身にお淹れいただく体験型カフェとして日本茶を提供しています。
酵母茶は和束茶を使用しているだけでなく、より多くの方にまずはその味を認知してもらう必要のある新商品のため、このたび東京・浅草にあるジャポニカロッジで試飲販売をしております。
詳しくはプレスリリースにて。