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シカゴ発!オーガニックウイスキー「KOVAL」の魅力に迫る!やさしい味わいは女子にも人気!

素材提供:KOVAL みなさん、ウイスキー飲んでますか?冬の夜は、あたたかいお部屋でまったりと飲むウイスキーが殊のほかおいしく感じられます。本日ご紹介するのは、アメリカはシカゴ発のウイスキー「KOVAL」。現地でウイスキ …

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素材提供:KOVAL

みなさん、ウイスキー飲んでますか?冬の夜は、あたたかいお部屋でまったりと飲むウイスキーが殊のほかおいしく感じられます。本日ご紹介するのは、アメリカはシカゴ発のウイスキー「KOVAL」。現地でウイスキーづくりに携わる日本人女性、小嶋冬子さんにもお話を聞きました。

シカゴ発ウイスキー「KOVAL」とは

KOVAL_2014-Group-Whiskey素材提供:KOVAL

まずご覧頂きたいのが、こちらのボトル。多くの蒸留所でつくられるウイスキーのラベルはクラシックなものが多い中、KOVALのボトルはスタイリッシュで洗練されたモダンなイメージが湧いてきませんか?アメリカ禁酒法が廃止されて以来、2008年にシカゴに初めて誕生した蒸留所がKOVALでした。

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以降、「オーガニック」「独自の製法」にこだわり、世界中にファンを獲得してきたKOVAL。創設者のロバート・バーネッカー、ソナット・バーネッカー夫妻は自社での製造のみならず、知識や経験に裏付けられたウイスキーづくりの技術を若者に伝授する活動を行い、クラフトスピリッツ、上質なウイスキーづくりへの情熱をアメリカ中へ広げています。

独自設計の「ハイブリッドスチル」

newkothestill素材提供:KOVAL

ひと口ごとに穀物の豊かな風味が感じられる、KOVAL蒸留所のウイスキー。それを生み出すのが、KOVALの創設者ロバートが独自設計したハイブリッドスチルです。伝統的な単式蒸留のポットスチルに、クリアな原酒を生み出すコラムスチルを搭載したハイブリッドスチルは、全工程がiPadなどで電子制御された先端的な精密機器。写真はそのハイブリッドスチルのものですが、なんだかこのまま宇宙空間に飛び立ちそうですね。

原料を厳選したオーガニックスピリッツ

c3cb1fe3222cc07adb502b3785cc1756_m出典:Photo AC
*イメージ

近年、食品の分野で注目される「オーガニック」には、ウイスキーやビールなど酒類業界からも関心が集まっています。KOVALのウイスキーの原料となるのは、オーガニックの中でもアメリカで最も安全な食品基準といわれる「コーシャ」の認定を受けた厳選素材。穀物だけでなく酵母や酵素までオーガニックにこだわり、「最高級のスピリッツは最高の原材料から作られる」という信念を貫いています。

穀物の風味豊かなKOVALのウイスキー

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KOVALのウイスキー、「バーボン」「フォーグレーン」「ミレット」「ライ」をいただきました。ミレット(=きび)を100%使用した「ミレット」は、きびの持つ独特の穀物風味と甘みが感じられるやさしい口あたり。地元の女性たちに大変な人気というのも頷けます。いずれのウイスキーも、穀物を直接口に入れて噛み砕いているような、それぞれの穀物の特徴がはっきりと感じられる深い味わいとても丁寧につくられているなという印象を受けます。

Gin_attribute to David Michaels素材提供:KOVAL

もう1つ、その多彩な味わいに驚かされたのがこちらの「ドライジン」。鮮やかなジュニパーベリー、柑橘系のフレッシュなアロマ、コショウのようなスパイシーさなど、さまざまな風味が幾重にもなって次から次へとあらわれます。なんだかエンターテイメントショーを観ているみたいステキなボトルはプレゼントにもぴったりですね。

KOVALの魅力を伝えたい― 小嶋さんの挑戦

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KOVAL蒸留所で活躍する日本人女性、小嶋冬子さん。小嶋さんは、スコットランドの大学に留学中ウイスキーに魅了され、大学修了後はアメリカに渡りKOVAL蒸留所で働くことを決意します。現在は日本市場の開拓などをしながらウイスキー製造にもかかわる日々。

KOVAL-3素材提供:KOVAL

「KOVALでは17時になると仕事を終えて、家族と過ごしたり地元の酒場に飲みに行くよう促されます」。ウイスキーの技術だけでなく、人生の楽しみ方をも若者たちに伝えようとする創設者夫妻。ウイスキーづくりの情熱とともに人生を貪欲に楽しむ仲間たち。「最高の人たちに囲まれて仕事できることが幸せ」と語る小嶋さんの表情には、あふれんばかりの充実感がありました。

電子制御された機器で緻密な計算に基いてつくられると聞けば、無機質なイメージを抱くかも知れません。しかしその実、KOVALのウイスキーはあたたかでやさしい味わい。それは、人生を丁寧に生きる魅力的な人たちがつくっているからにほかなりません。今宵はぜひ、内側からじんわりあたたまるKOVALのウイスキーで、くつろぎのひとときをお過ごしください。

《TOMO》

TOMO

お酒の神様とロックの神様を信望するフリーライター。お酒の周りに集う美味いツマミや巧い音楽、すてきな人たちとの出会いを求めて世を遍く。「ビール」と「乾杯」という言葉をいち早く覚えた一女児の母。ジャパンビアソムリエ協会認定ビアソムリエの資格を所有。

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