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ビール好きなら覚えておこう!ビールの“泡”が持つ役割と上手な注ぎ方

ビールのクリーミーな泡。
キレイな泡は美味しいビールの象徴ですよね。
ふわふわの泡が口に付く瞬間の幸せ、ビール好きな方なら共感してくれるはず…!!

そんなビールの泡には、実は見た目や美味しさ以外にも重要な役割があることをご存知でしょうか?

今回はビールの泡の秘密から綺麗な泡を作れる注ぎ方まで、詳しく解説していきます!!

ビールの“泡”の正体とは?

ビールといえばあのきめ細やかな泡を思い出しますが、この“泡”は何からできているか知っていますか?

あの白い泡の正体は、麦芽に含まれている「たんぱく質」と、ホップに含まれる苦味成分の「イソフムロン」などが、炭酸ガス(つまり二酸化炭素)と結びついたものです。

ビール中に含まれている炭酸ガスは、炭酸を後付けするコーラなどの炭酸飲料とは違い、酵母が発酵する際に発生したものなんですよ。

泡ができる理由

では、なぜビールには泡ができるのでしょうか?

炭酸ガスの性質として、圧力が高くなるほど液体中に溶けやすくなります。
ビールの瓶や缶の中は密封状態のため圧力が高く、多くの炭酸ガスがビールに溶け込んでいます。

しかし、瓶や缶を開けることで容器内の圧力が低くなり、溶け出していた炭酸ガスが一気に気体となって出てきて、これが泡となって湧き出してくるんです。

またビールをグラスに注ぐ際、液体に衝撃が加わることで泡が発生しやすくなり、液体よりも軽い泡がビールの上層となります。

ちなみにビールの泡がなかなか消えないのは、炭酸ガスの周りにたんぱく質やイソフムロンが集まって膜を作るから。
ビールの泡が苦いのも、この苦味成分が泡の周りに集まっているからなんですって!

ビールの泡の3つの役割

【①ビールに蓋をする】

私たちは生きていくために酸素を使いますが、ビールにとって酸素は最大の敵!!

ビールは酸素と触れてしまうことで『酸化』してしまいます。
酸化してしまうと、ビールの成分が変化して本来の美味しさを味わえなくなってしまうんです。

泡があることでビールが空気と触れるのを防ぎ、酸化を防止しています。

また、泡がビールに蓋をすることで、炭酸も抜けにくくなり、ビールのキレを持続させる役割も果たしています。

【②苦味や雑味を抑える】

ビールの泡には「たんぱく質」や「イソフムロン」だけでなく、「タンニン」や「不飽和脂肪酸」なども含まれています。

先ほど少しご説明しましたが、ビールの泡って苦いですよね。
でも逆に言うとそれは“ビールの中に含まれる苦味成分を泡が吸収してくれている”ということ。

苦くて飲みにくいビールも泡の力によって苦味を抑えることができるんですね。
また、泡の成分である「タンニン」や「不飽和脂肪酸」はビールの雑味の成分とされていますが、ビール中に含まれていたものが泡となることで雑味の少ないビールにすることができます。

【③口当たりの良さ】

やはり、ビールのふわふわの泡が口に触れた時の口当たりの良さを作っています。

冒頭でもお話ししましたが、泡が触れる瞬間の幸せといったら…言葉にできないですよね。

ビール好きな方ならご存知かもしれませんが、ビールの黄金比率は「7:3」と言われています。
この比率こそ、飲んだ時の爽快感と泡のクリーミーさのバランスが良いとされています。

しかし、それぞれの好みもあるかと思うので、ぜひ自分にとっての「黄金比率」を見つけてみてくださいね!!

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