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人気の「ワインセラー」おすすめランキングTOP10【ソムリエ監修】

家飲みが充実してくると欲しくなってくるのがワインセラー。 「ワインセラーを持っている人ってお金持ち」と思っている方もいるようですが、じつはリーズナブルに手に入るワインセラーもあるんです。今回はワインの保管方法から、ワイン …

お酒を選ぶ ワイン
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家飲みが充実してくると欲しくなってくるのがワインセラー。

「ワインセラーを持っている人ってお金持ち」と思っている方もいるようですが、じつはリーズナブルに手に入るワインセラーもあるんです。今回はワインの保管方法から、ワインセラーの選び方までを解説しつつ、人気のワインセラーをソムリエがランキング形式でご紹介していきます。

これを読めば、あなたもきっとワインセラーが欲しくなってくるはず!

自宅での正しいワイン保管方法とは?

ワインセラー

ワインを保管する上で重要なポイントは「温度」「湿度」「光」この3つに気を配る必要があります。

ワインはボトル詰めされた後もゆっくりと熟成を続けているので、適切な環境下でワインを「眠らせる」のが大事です。

ポイント1:温度

ワインは温度変化に非常に敏感な飲み物。特に気温が30度以上を越す夏の季節に常温で保管するのはNGです。

日本は四季による気温の変化が大きいので、例年通して温度を適切に保てる場所が必要になってきます。

ポイント2:湿度

こちらはスクリューキャップのワインには関係ありませんが、乾燥した環境下ではコルクが縮んでしまい、ワインの風味や香りが損なわれてしまいます。

長期保管の際は新聞紙やサランラップでボトルキャップの周りを優しく巻いてあげましょう。

ポイント3:光

ワインは光が苦手です。直射日光はもちろんのこと、蛍光灯の灯りもじつはあまりよくありません。光に含まれている「紫外線」は、有機物を劣化させる力があります。長い期間紫外線にあてていると、味わいやアロマも劣化してしまうので、ワインセラーがない場合、まず探すのは「暗い場所」です。

ワインセラーがない場合は冷蔵庫での保存が○

温度、湿度、光。この3つを全てカバーするには、ワインセラーがベスト。ただワインセラーをまだ用意できていない方は、やはり「冷蔵庫」での保管をオススメします。

注意点は、においの強い食べ物のそばで保管しないこと。コルクににおいがうつりやすくなるので、距離をとって保管するのがポイントです。

品質にこだわるならワインセラーでの保管がおすすめ


デイリーに飲む安価なワインで、かつ長期熟成が必要ないワインに関しては、冷蔵庫でも十分です。ただ、年代物のワインや、長期熟成型のワインで、今後何年も自宅で保管しようというワインが一本でもあるのなら、ワインセラーでの保管をオススメします。

冷蔵庫だと温度が低すぎるので、せっかくの熟成を止めてしまう懸念も。

ワインセラーなら、先述した温度、湿度、光とデリケートなワインを適切な環境に保てる上、ワインは「振動」にも弱いので、頻繁に開け閉めする冷蔵庫に比べると、ストレスも少なくすみます。

ワインセラーの種類


ワインセラーにはペルチェ式とコンプレッサー式と2種類あります。

ペルチェ式ワインセラー

ペルチェ式は金属が電流を吸収することによって冷却するやり方です。作動音がわりかし静かで、お値段もリーズナブルなのが特徴。

デメリットは冷却力がコンプレッサー式と比べると弱いため、ワインの収容量が少なめです。試しにコンパクトサイズを導入したいという方にはオススメです。

コンプレッサー式ワインセラー

一方、コンプレッサー式は冷蔵庫と同じつくりでセラー内を冷やすので、冷却能力が強く、かつ省エネなのがポイント。

多くのワインを保管したい方や、本格的にワインを長期熟成させたい愛好家にオススメです。

ペルチェ式と比べると作動音が大きくなるので、寝室には不向きです。

自分にあったワインセラーの選び方とは?


まず最初に考えるのが、「何本入りを購入すべきか」です。自分がどれくらいワインを所有しているのかで判断してみましょう。10本以上ある方は、16本入り、24本入りサイズを買っても良いかと思います。常に2,3本だという方は8本入のワインセラーがコンパクトでオススメです。

ただ、「空いたスペースを見つけると、埋めたくなってしまう」のが人間の性。所有したい本数以上の大きいセラーを買ってしまうと、その分たくさんのワインを買いたくなってしまう衝動にかられてしまうので、あくまでも居住スペースや飲む頻度に合わせてセレクトしましょう。

また、廊下や広いリビングに置く場合は問題ありませんが、ベッドルームやリビングなど、生活圏内の近くに置く場合は、作動音にも注意が必要ですね。

人気ワインセラーランキングTOP10

10位:ワインセラー 家庭用 小型 8本 PWC-251P-B


まずは音が静かなペルチェ式の小型ワインセラーをご紹介。モーターがないので、寝室に置いても気にならないほど静かです。サイズもコンパクトでアンダー1万円。まずはお手軽にはじめてみたいというワイン初心者の方にオススメです。

タッチパネル式でスタイリッシュなデザインも好印象。温度設定は8~18℃までなので、スパークリングを飲む際は1時間前には冷蔵庫にうつして更に冷やすと良いでしょう。

9位:ワインセラー ルフィエール『LW-S12』

こちらもペルチェ式の小型ワインセラーです。温度設定が4~22℃まで可能なので、スパークリングから赤ワインまで幅広く収容できます。

12本収容ですが、縦長でスタイリッシュなデザイン。ベッドサイドに置いても馴染むのが嬉しいポイント。

加温機能はついていないので、冬の寒い時期は庫内の温度が外気温と同じく冷えていくので、注意が必要です。

8位:ワインセラー 家庭用 アイリスオーヤマ 18本

アイリスオーヤマ社がリリースする、ペルチェ式の静かなワインセラー。18本収納で2本ずつ×9段あるものの、縦長のデザインのため床面積を圧迫しないのが良いですね。

居住空間があまり広くないけれど8本や12本じゃ物足りない...という方にはベストなサイジングです。庫内にはライトもついているので、暗い場所でもワインのエチケットをしっかりと判別できます。

7位:さくら製作所 SAKURA WORKS

品質の高いセラーをつくる「さくら製作所」のワインセラー。温度設定が0~22℃まで可能なので、スパークリングやビールもキンキンに冷やしておけます。

中のラックを外せば日本酒の一升瓶も入るので、ワインだけでなく、ビールや日本酒とオールマイティに収納したい方にオススメです。

さらに棚の間隔を90mmにあけているので、スパークリングワインのような太いボトルでも無駄なく収納できるのも◎。

6位:さくら製作所 長期熟成型ワインセラー(24本・右開き)「FURNIEL SMART CLASS」

床面積の狭い日本の住宅事情に合わせて設計されたコンパクトなボディなのに、24本収納できるのが嬉しいポイント。コンプレッサー式のワインセラーなので、冷却能力が強く、ワインの長期熟成に必要なスペックがしっかりと備わっています。

ワイン中級者になると、24本入りくらいがちょうどよいのではないでしょうか。ビギナーを卒業して、本格的にワインセラーを置きたいという方にオススメです。

5位:フォルスタージャパン ワインセラー(2温度タイプ

こちらは2つの温度にわけて管理できる万能型ワインセラー。それぞれ別の温度で保管できるので、例えばスパークリングや白ワインの飲み頃温度と、赤ワインの保管温度に分けて収納できます。

また、ラックを外せば、シャンパンのマグナムボトルや日本酒の一升瓶を立てて収納することも可能です。最大で34本収納できるので、デイリーにワインを飲まれるワイン中級者の方にオススメです。

【基本設置料金セット】 フォルスタージャパン ワインセラー(2温度タイプ 酷暑対応) ホームセラー アーモンドホワイト FJH-108GD-A [34本 /右開き] FJH108GDA 【お届け日時指定不可】

4位:さくら製作所 SB75 ワインセラー ZERO CLASS Premium ブラック 75本

ワインラバーにオススメしたい、75本収容できる大型ワインセラー。コンプレッサー式で冷却能力は抜群な上、コンプレッサー式の最大のデメリットである作動音をおさえています。

遮音対策と吸音対策をしているのでリビングに置いても気にならない静音性が嬉しいですね。鍵がついているので、防犯対策もバッチリ。高級ワインをお持ちの方はぜひご検討ください。

3位:ワインセラー 家庭用 32本 78L ハーフミラー ワインクーラー

ペこちらはルチェ式のワインセラーなので、振動や音がなく、長期熟成すると瓶内にでてくるオリもきちんと沈殿してくれます。ペルチェ式は冷却力が高くないので、8~12本収容のセラーが多いですが、こちらは32本収容。

ラックの取り外しが簡単にできるので、一升瓶やマグナムボトルを縦に収納することもできます。お値段もリーズナブルなので、大容量でたくさん収納したいという方にオススメです。

2位:ワインセラー70-90本用 Cachette Secrete(カシェットシークレット)

ハイパワーコンプレッサー式の大容量ワインセラー。店舗でつかわれていることが多いですが、上級のワイン愛好家やソムリエの方にオススメです。上段はスパークリングや白ワイン、下段は赤ワインといったように温度調節ができるので、多種多様なワインの保管に最適。

垂直に収納しても奥行きにもゆとりがあるのでたくさんはいるのが嬉しいポイント。ドアガラスの部分に曇り止めのヒーターがついているのも◎。私もできるならこのクラスのワインセラーがほしいです...。

1位:ワインセラー 家庭用 32本 78L 上下段別温度調節タイプ

今回1位に選出したのはペルチェ方式で価格もリーズナブル、かつ32本収容のコスパが高いワインセラー。

フロンガスを使わない環境に優しい作りが嬉しいですね。そしてこちらも、上下段別に温度設定が可能です。赤ワインと白ワイン両方適切な温度で管理できるユーティリティさと、シンプルなデザインでインテリアの邪魔をしないのがとてもいい!

32本入を25000円で買えるコスパの高さから、1位に選出しました。

長く使うものだからこそ慎重に選びたい!ワインセラーで宅飲みライフがさらに豊かになる

ワインセラー

ワインセラーのある生活を手軽に始めたい方は、まずはペルチェ方式の少ない本数のセラーがおすすめ。

しかし、今後もワインを沢山楽しみたいという方であれば、もう少し踏み込んだ本格的なセラーを買うのも手ですね!。予算感や日々のライフスタイルに合わせて、この機会にぜひワインセラーを検討してみてください。

《吉川大智》

吉川大智

40ヶ国200都市の酒場とワイナリーを転々と放浪した元バーテンダー。現在は複数のメディアにてコラムやエッセイを書く文筆家。 日光浴と散歩を愛してやまないJSA認定ソムリエ。

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