TOP / お酒を選ぶ / カクテル・サワー / ロマンチックなカクテル「サイドカー」の魅力と美味しい飲み方・作り方

甘酸っぱい味わいと、フルーティーな香りが魅力の「サイドカー」。
定番のブランデーカクテルの1つで、とってもロマンチックなカクテル言葉もあるんです。

今回はサイドカーの特徴や名前の由来、美味しい作り方まで、サイドカーの魅力を徹底的にご紹介いたします。

◼︎「サイドカー」とは

サイドカー

サイドカーは、ブランデーカクテルの定番で、100年近く前に誕生した歴史あるカクテルです。「ホワイトレディ」のバリエーションカクテルとしても有名です。

サイドカーはレシピが非常にシンプルなため、作り手の個性が出やすいとされています。サイドカーの味でバーテンダーの腕がわかる、とまで言われることも。

ブラウンに輝く華やかな見た目と、ロマンチックな雰囲気が魅力のカクテルです。

◻︎サイドカーの味の特徴

サイドカーは、柑橘系の甘酸っぱい味わいとフルーティーな香りが魅力のカクテルです。
飲み口は非常にさっぱりとしていて、アルコール特有の口当たりが苦手な方や女性からの人気があります。

ブランデーの深いコクと、ホワイトキュラソーの華やかなオレンジの香りを同時に楽しむことができる、定番のカクテルです。

◻︎サイドカーのアルコール度数

一般的なレシピで作ったサイドカーのアルコール度数は、約25〜30度と高めです。

さっぱりとした口当たりで飲みやすいですが、アルコール度数の高いブランデーをベースにしているため、飲みすぎには注意が必要です。

◻︎サイドカーのカロリーと糖質

気になるサイドカーのカロリーですが、一般的なレシピで1杯あたり約130〜180kcalです。カクテルの中では平均的なカロリーですが、ウイスキーやワインと比べるとやや高めです。

糖質は一般的なレシピで約8g。ベースとなるブランデーは糖質ゼロですが、ホワイトキュラソーとレモンジュースを使用しているため、糖質が含まれてしまいます。

◻︎サイドカーの名前の由来

サイドカーという名前の由来は諸説ありますが、バイクのサイドカーにちなんで名付けられたという説が有力です。ここではその中で有力な2つの説をご紹介します。

◎戦争中にサイドカーで退却していた将校が飲んでいた?

第一次世界大戦中、退却命令を受けたフランス軍将校がサイドカーに乗って退却する際、レモンをかじりながらブランデーとキュラソーを飲んでいたという説。

この説によると、退却の際にお酒を飲んでいたのは、敵軍から逃亡する恐怖を紛らわせるためといわれています。

◎いつもサイドカーに乗っている常連客のために作られた?

パリの「ハリーズ・ニューヨーク・バー」の経営者、ハリー・マッケルホーンによって作られたという説。

この説によると、常連客の将校がいつもバイクのサイドカーに乗って来店していたことから、サイドカーと名付けられたそうです。

◻︎サイドカーのカクテル言葉

サイドカーのカクテル言葉は「いつもふたりで」です。すごくロマンチックですね。

意中の相手に思いを伝えるもよし、恋人同士で仲良く飲むのもよし。大切な人と一緒に飲みたいカクテルです。

◼︎サイドカーはこう飲む!美味しい飲み方を解説

カクテルを作るバーテンダー

サイドカーは「ショートカクテル」の1つで、比較的短い時間で飲むのがよいとされています。特に決まりはありませんが、15分ほどの時間で飲み干すのが一般的です。

ただし、無理に短時間で飲み干す必要はありません。

ショートカクテルの多くは少量でも満足できるよう、アルコール度数が高めに作られています。無理して飲むと身体に負担がかかってしまうので、自分にあったペースで楽しみましょう。

◼︎美味しいサイドカーの作り方・レシピ

カクテルレシピ

□サイドカーの作り方

材料

・ブランデー 30ml
・ホワイトキュラソー 15ml
・レモンジュース 15ml

シェイカーを用意し、氷とブランデー、ホワイトキュラソー、レモンジュースを入れ、よくシェークします。冷やしたカクテルグラスに注げば完成です。

ご自宅にシェイカーがない場合は、蓋付きのカップや小さめの水筒でも代用することが可能です。

□サイドカーを美味しく作るコツ

カクテルグラスは冷蔵庫または冷凍庫で冷やしておきましょう。

より本格的に作りたい方には、アイシングという方法がオススメ。アイシングとは、カクテルグラスに氷を入れ、バースプーンで氷を回して冷やすという方法です。カクテルを注ぐ直前に氷を捨て、水気をさっと拭き取れば完了です。

◻︎サイドカーに使用する材料について

ホワイトキュラソーとは、キュラソーというリキュールの1種です。オレンジから作られているので、香りが強く、柑橘系の甘みがあるのが特徴です。

サイドカーに使用するホワイトキュラソーは、「コアントロー」という銘柄がおすすめです。オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴で、そのまま食前酒や食後酒としても楽しむことができます。
カクテルだけでなく、トリュフやガトーショコラなど、スイーツに使用されることもある、人気のリキュールです。

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◼︎サイドカーに適したお酒の選び方

ブランデー

サイドカーはウイスキーをベースとしたカクテルです。サイドカーに使用するブランデーは、他の材料とシェークするので、特別高級なものを選ぶ必要はありません。

◻︎サイドカーにおすすめのブランデーの種類

サイドカーに使用するブランデーの種類に特に決まりはありませんが、バーやレストランではコニャックが使用されることが多いです。

コニャックとは、定番のブランデーの種類の1つで、ぶどうを原料としているのが特徴です。熟成年数によって等級が分かれており、サイドカーには熟成4〜7年の「V.S.」または、熟成7〜10年の「V.S.O.P」がオススメです。

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◼︎サイドカーのアレンジレシピ

ピンクレディー

サイドカーはブランデーをベースとしたカクテルですが、ベースを別のお酒に変更することで、簡単にアレンジすることもできます。

◻︎ホワイトレディ

材料
・ジン 35ml
・ホワイトキュラソー 15ml
・レモンジュース 15ml

作り方
氷の入ったシェイカーに材料をすべて入れ、よくシェークします。カクテルグラスに注げば出来上がりです。

「サイドカー」のオリジナルカクテルで、すっきりとした味わいが人気のカクテルで。
度数はやや高めですが、ホワイトキュラソーとレモンジュースのほどよい酸味が効いているので、非常に飲みやすいです。

◻︎バラライカ

材料:
・ウォッカ 30ml
・ホワイトキュラソー 15ml
・レモンジュース 15ml

作り方:
シェイカーを使って、ウォッカ、ホワイトキュラソー、レモンジュースをよくシェークします。カクテルグラスに注いで完成です。

映画「ドクトル・ジバゴ」で登場したことでも有名な「バラライカ」。
クセの少ないウォッカをベースとしているので、柑橘系の酸味をストレートに楽しむことができます。

◻︎X-Y-Z

材料
・ラム 40ml
・ホワイトキュラソー 15ml
・レモンジュース 15ml

作り方
シェイカーに氷を入れ、ラム、ホワイトキュラソー、レモンジュースを入れます。よくシェークした後、カクテルグラスに注げば完成です。

X-Y-Z(エックス・ワイ・ジー)は透き通った美しい白色と、飲みやすい口当たりが魅力のカクテルです。
ホワイトキュラソーの程よい甘みと、レモンジュースの爽やかな酸味がマッチした、すっきりとした味わいが特徴です。

◼︎サイドカー以外のブランデーを使ったカクテル5選

アレキサンダー

◻︎アレキサンダー

材料
・ブランデー 30ml
・カカオリキュール 15ml
・生クリーム 15ml

作り方
材料をすべてシェイカーに入れ、十分にシェークします。カクテルグラスに注げば出来上がりです。お好みでナツメグを振りかけると、甘みを調整することができます。

アレキサンダーは、ミルキーで柔らかい口当たりが魅力のカクテルです。
カカオリキュールと生クリームを使用しているため、甘みが強く、チョコレートケーキのような味わいが特徴です。

◻︎ニコラシカ

材料
・ブランデー 30ml
・砂糖 1tsp.
・レモンスライス 1枚

作り方
リキュールグラスの9分目までブランデーを注ぎます。レモンスライスの上に砂糖を盛り、グラスを覆うようにレモンスライスを置いて完成です。

ニコラシカは、ブランデーのコクのある風味とレモンの酸味、砂糖の甘みを口の中で楽しむカクテルです。
グラスの上に置かれた砂糖とレモンスライスを頬張り、ブランデーを一気に流し込むようにして飲みます。口の中で完成する、一風変わったカクテルです。

◻︎ホーセズ・ネック

材料
・ブランデー 45ml
・レモンの皮 1個分
・ジンジャーエール 適量

作り方
レモンの皮を螺旋状にむき、1つの渦巻き型の皮にします。レモンの皮の一端をタンブラーの縁にかけ、内側にたらします。タンブラーに氷を入れ、ブランデーを注ぎ、ジンジャーエールで満たします。

ホーセズ・ネックは、華やかな見た目と爽やかな酸味が魅力のカクテルです。
レモン1個分の皮を贅沢に使用しており、フルーティーなレモンの酸味を存分に味わうことができます。

◻︎カフェ・ロワイヤル

材料
・ブランデー 10ml
・ホットコーヒー 100ml
・角砂糖 1個

作り方
コーヒーカップにホットコーヒーを注ぎ、その上に角砂糖をのせたスプーンを置きます。角砂糖にブランデーを染み込ませ、火をつけます。角砂糖が溶けたら、スプーンごとコーヒーの中に入れて軽くかき混ぜます。

味はもちろん、目で見て楽しむこともできる「カフェ・ロワイヤル」。スプーンの上で燃える火が幻想的で美しいと人気です。
コーヒーの香り高い風味が、ブランデーのコクをマッチして、奥行きのある深い味わいを楽しむことができます。

◻︎ジャックローズ

材料
・ブランデー 30ml
・レモンジュース 20ml
・グレナデンシロップ 10ml
・シュガーシロップ 1tsp.

作り方
シェイカーに材料をすべて入れ、よくシェークします。カクテルグラス注げば出来上がりです。

ジャックローズは、美しいバラ色の見た目が魅力的なカクテルです。
ベースとなるブランデーには、アップルブランデーの「カルバドス」という銘柄が使用されることが多いです。フルーティーですっきりとした、甘酸っぱい味わいを楽しむことができます。

◼︎まとめ

サイドカー

ブランデーカクテルの中でも根強い人気を誇る「サイドカー」。
大人っぽくブラウンに輝く見た目と、柑橘系の甘酸っぱい風味がその人気の秘密です。まさに「目でも舌でも楽しめる」カクテルですね!

ご自宅でも簡単に作ることができるので、カクテル好きの方はぜひお試しください。