TOP / 飲みに行く / 訪問 / 二郎系ラーメンが食べられるスナック!?赤羽で話題の「スナック雪子」に行ってきた

“異色の組み合わせ”…。

そう思うモノを目の当たりにし、衝撃を受けてしまった経験は誰でも1度くらいはあるはず。

小林幸子さんがニコニコ動画でフィーバーしたときや、(トマト嫌いの筆者が)トマトに砂糖をかけたときの革命的なウマさが筆者のそれである。

ただ、それらは“異色の組み合わせ”とこちらが勝手に判断していることであって、じつは“必然の出会い”のかもしれない…。

…てことで、今月のnomoooの特集は「スナック」。

赤羽にある「スナック雪子」には、この“異色の組み合わせ”が存在するのです。

なにが?ってことですが、あえて先に言ってしまうと......

スナックでありながら、なんとあの二郎系ラーメンが食べれるお店として話題!

テレビやネットなど各種メディアから注目を集めており、全国からお客さんが集まってくるスナックなんですよ。

スナック名物・雪子ママと、マスター・太郎さんの作る二郎系ラーメンという“異色の組み合わせ”はいかにして生まれたのか?

スナック雪子は他のスナックと何が違うのか?…など

雪子ママにもお話を聞きながら、お店の魅力に迫ってきましたよ〜。

いざ、入店!!

入店!…そして名物ママとご対面

店内はこんな感じ。

夕方18時30分くらいに伺いましたが、すでに常連さんが数名イイ感じに出来上がってらっしゃいましたよ〜。

こちらが当スナックの名物ママの雪子さん。

かなりやり手のママさんで、こちらのお店を始める前にもスナック・居酒屋店舗の運営を11店舗もされていたのだそう。

飲食経験25年以上を誇る業界を知り尽くした、敏腕経営者さんでもあります。

テレビなど各種メディアで取り上げられてから、同業者さんの視察も多いんだとか。

石井

本日はよろしくお願いします。

ママ

はい、よろしく〜。

飲んで・歌って・食べまくれる!

着席し「飲み放題・食事付き・歌い放題(男性1,980円/女性1,680円)」コースを注文!

飲み放題メニューには「ハイボール」をはじめ、生ビール、ウーロンハイ、ウーロンハイ・緑茶ハイ・レモンサワーなどラインナップ!

ボトルキープも用意されており、お店オリジナルラベル焼酎“雪子ボトル”もあるんだそう。

スナックといえば、お酒を飲んでホロ酔い気分で歌うカラオケがたまりませんよね。

スナック雪子では、1曲〇〇円という設定はなく、コース料金として含まれてるから心おきなく歌いまくれるっていうのも魅力です。

常連さんも気持ち良さげに歌っておられます。。。

そうこうしてるうちに......噂の料理たちが出てきた出てきたぁ〜〜〜!!!

飲食経験25年以上の雪子ママが作る、手作り料理は家庭的なメニューがズラリ!

この日は、ホタテのエビチリに

鶏と大根の煮物

あま〜く味付けされた卵焼きなど、温かみと懐かしさを感じるホッとする味わい。

うまい。

たしかにうまいのだが、料理のボリュームがスゴい…しかも、歌い放題で、飲み放題…。

とりあえず、ここは1つ探りを入れておこう。

石井

あの〜、これ大丈夫ですよね?料理こんなにもらっちゃってますけど?

ママ

こんなの普通ですよ。大丈夫。よく食べる人にはもっと出すこともあるから気にしないで〜。

石井

はぁ。あの〜、まさかとは思うんですが、知らない間に料金かさ増しされてるってこともないですよね??

ママ

そんなのあるはずないじゃない笑。そんなことより、さあ、あなたも歌いなさい!

ガンガン相席!結果…誰でも常連さんと打ち解ける!

酒を飲んで歌を歌えば、誰でも心が開放される。

心が開放されれば、お客さん同士も仲良くなりやすいっていうのもスナックの特徴であろう。

スナック雪子では、お客さんがいっぱいになってくるとガンガン相席しちゃうらしい。

それは、例え私のように1人で来店した者であっても。

雪子ママによって、常連さんの輪の中に放り込まれる。

ちなみに選曲したのはブルーハーツの「情熱の薔薇」。

う〜〜ん。いい気分。。。

歌い終えると常連さんから拍手喝采!!そのまま常連さんテーブルに着席し…

「まあ、飲みなさいよ」なんて、キープボトルのおすそ分けをいただきましたぁ。

ちなみにキープボトルを注いでくれてるのは、お店に10時間滞在することもあるという超常連のきみさん。

ママが気さくで話しやすいということはもちろん、スナック雪子は常連さんにもイイ人が多いそう。

例えばこちらも、超常連のヤマちゃん。

「あっ、こっち氷ないからちょうだい」なんてお客さんが言ってたら......

自分でカウンター内に自ら氷を取りに行ってくれたり、お店が忙しいときは、皿洗いなども手伝ってくれるんだそう。

このように、ママやお客さんなど店全体がとてもアットホームな雰囲気です。

ついに、二郎系ラーメンとご対面!

そして、雪子ママと並んでこのお店の名を知らしめているのが、マスター太郎さんの作るラーメン。

ドドーン!!と登場

豚太郎スペシャルラーメン

料理がボリューミーだったので、控えめに“小”をおねがいしました。

ラーメンでありながら、麺が一切見えない“逆さ富士”。

チャーシューや、提供直前に焼き上げられた熱々の豚バラ・野菜・たまごなど具材がたっぷり!山頂にはニンニクおろしの雪山が伺える。

まさに二郎系と呼ぶにふさわしいフォルム!!

チャーシューの下には、もやし、ニラなどの野菜がてんこ盛り

具材の下から掘り出すと、極太麺が顔を出します。

コシがあり、小麦の風味をダイレクトに感じる麺はなんと自家製!

 

この道40年のマスター太郎さんが作る渾身の一杯。

以前は、このラーメンを食べたいという人が行列を作っていた名物メニューです。(現在はスナック利用の方に提供しているメニューです。)

 

二郎系と呼ばれていますが、ガツンとくるパンチは控えめで、意外にあっさり食べれた印象。

コース注文の人は、800円で食べれるので、ぜひ試してみてね。

 

にしても、スナックとは思えないコースの安さといい、このド迫力ラーメンといい。

スナック&二郎系…とブームを取り入れて、他店との差別化を図るその手腕。さすが11店舗を運営されていただけのことはある。

…とママにいろいろ聞いてみると意外な答えが返ってきた。

二郎系ラーメンを提供する理由が意外過ぎ…

石井

さっきも言いましたが、…料理の内容がちょっと多すぎじゃないですか?

ママ

こんなのまだ序の口。モリモリ食べそうな人にはもっと料理を出すこともあるし、風邪引いてる人には、おかゆやうどん作ったりもしますよ。

石井

にしても値段の割にサービスし過ぎなのでは??

ママ

私って“おせっかい”なのよね。なんとかしてあげたいってなっちゃうの!

お腹が空いたって言われたら、どんどん料理出したくなるし、コレが食べたいって言われたら作ってあげたくなっちゃうのよ。

石井

でも、男性は1,980円、女性1,680円で食べて・飲んで・歌い放題ってやっぱヤリ過ぎなのでは???

ママ

料金1つにしてもそう。おせっかいなのよ。このくらいの値段ならお客さんもお店に来やすいんじゃないかと思ってね?

石井

そもそもなんですが、どうしてこのコンセプト(二郎系ラーメンを提供する)のお店にしたんですか?

ママ

どうしてって…?そんなの特に理由なんてないですよ。

石井

えっ?理由ないってなんですか?戦略的に経営されているんですよね?

ママ

いえいえ、違いますよ。そもそもこのラーメンを“二郎系”だって言ったのはお客さんのほうで。スナックでガッツリものといえば、焼きそばとかじゃないですか普通?

でも、お客さんが「ラーメン食べたいなぁ」って言って出したのがコレなんです。

 

…という、まさかの答え。話をまとめると…もともと、この道40年の太郎さんと雪子ママは旧知の仲。

ママがスナックをはじめて、お客さんの「ラーメン食べたい」って思いと、太郎さんの「自分のラーメンを食べてもらいたい」との思いを繋げた結果なのだとか。

戦略的にとか、そういうテクニック的なことではないようで、お客さんが求めるものを素直に提供しただけ、とのこと。

ママ

だから今では、ラーメンだけじゃなく、カレーとか......

▲ホテル風カレーライス

ママ

タピオカミルクティーまで出してるんだから(笑)

石井

…もはや何でもありのお店ですね(笑)

スナック雪子は常に「お客さん」ファーストの居心地の良い空間だった

石井

では、スナック雪子が他のスナックと違うところは?

ママ

やっぱり、相席にしちゃうところかな〜。それで知らないお客さん同士が仲良くなるのよ〜!!

石井

でもお客さんによっては、難しいこともあるのでは?

ママ

お客さん同士の間に立って、“結び付ける”のが私の仕事。例え1人で来たお客さんでも、店を出る時にはなぜか楽しんで帰っていってもらてるんですよ。

石井

ママがお店やってて良かったなぁって思う瞬間は?

ママ

やっぱりお客さん同士で一体感が生まれるときかなぁ。飲んで歌ってお客さんが「明日からもまた頑張るよ〜!」って言ってくれるとこっちも元気になるよね。

石井

じゃぁ......ママ的にはどんなお客さんに来て欲しいとかありますか?

ママ

私のモットーは、来るもの拒まず、去るもの追わず。地位とか年収とか、そんなの関係なく誰でも来て欲しい。

この価格(コース男性1,980円/女性1,680円)にしているのは、そういう意味も込めてのことなの。

その代わりへべれけとか泥酔いはお断りよ?だって、お店がどうこうってことより、その人の身体が心配だもの。

…とNG客についても、身体を気遣うママさん。

取材を通じてわかったことは、あくまでママの目は「お客さん」にしか向いていないということ。

とにもかくにも、居心地よく気分よくお店を利用できるのは、常にお客さんファーストで雪子ママが動いてくれるから。

団体の人もお一人さまもママに心を開けば大丈夫!その場を仕切り・盛り上げ・ときには放っておいてくれることもあるでしょう。

雪子ママ・太郎さん・お客さんという“必然の出会い”がなければ誕生しなかった二郎系ラーメンも味わいにぜひ、遊びに行ってみてね〜☆

店舗詳細

店舗名 スナック雪子
住所 東京都北区赤羽2-20-5
電話番号 03-5249-2511
営業時間 [火~金]14:00~翌7:00
[土・日・祝]12:00~翌7:00
定休日 月曜日
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13227701/