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2019.9.29
インタビュー

大衆酒場の魅力ってなんだろう?お酒好きタレント・今野亜美さんとサシ飲みして聞いてきた

nomoooの9月の特集は「大衆酒場」。

そもそも大衆酒場の魅力って?楽しみ方って?

まだまだ入り口でためらっている読者も多いはずです。

そんな初心者の方に向けて、今回は酒場を巡りに巡っているお酒好きタレントの今野亜美さんに”大衆酒場の楽しみかた”を伺ってきました。


今野 亜美(いまの あみ)
神奈川県横浜市出身
2017年に解散したアイドルグループ「清 竜人25」の元メンバー。
アイドル時代に書いていた「1000円で居酒屋を旅するブログ」が話題になったのをきっかけにお酒関連の仕事が増え、コラム執筆やイベント出演などを中心に活動。
企画・出演全て一人でプロデュースするトークイベント「スナック亜美」が好評。東京を中心に神奈川、大阪、沖縄でも開催。

今野 亜美さんオススメの「味珍」でサシ飲み

今野さんオススメの酒場「味珍」で、お話を聞きました。横浜駅西口からすぐの飲み屋横丁、狸小路へ。

「味珍」は、豚料理の専門店。豚の舌や耳、尾などをアテにお酒を楽しめるお店です。

1階はカウンター、2階にはテーブルもあり、おひとり様でもグループでも楽しめます。


まずは、お酒とおつまみを注文!

今野

最初の一杯は、やっぱり名物の「ヤカン」(400円/税込)です。

ヤカンに入った焼酎を注いでくれるという。

今野

ここに梅シロップを好きなだけ入れます。
私は、ほぼ焼酎の状態で飲んでますね。

ふくい

おお!!!一発目から、いきますね。

今野

当然です!

今野

これが、いつも頼んでるスタメンのおつまみです。
豚の頭をチャーシューみたいに巻いた「猪頭肉 豚の頭」(720円/税込)、豚のしっぽを煮込んだ「猪尾 尾」(720円/税込)「辣白菜 白菜の漬物」(310円/税込)

ふくい

ではまず乾杯!
今日は飲みながら色々と聞かせてください。

2019年事務所を退所してフリーに!お酒好きタレントの今野亜美さん

▲ カラシとお酢と特製タレを合わせてつくるツケダレ。店長さんと今野さんにやさしく教えていただいた

ふくい

さっそくなんですが、今野さんフリーになられたんですよね?

今野

アイドル時代を含めて5年在籍した事務所を退所しました。
フリーになるのは、以前から考えていて。
自分のやりたいことを地道に進めるために、やっと踏み出したって感じですね。

ふくい

やりたいことって、どんなことなんですか?

今野

今までやってきたことの延長線上として、お酒に関する活動はもっとしっかり形にしたいと思っています。酒場巡りについての本を出すのはひとつの夢です。

トークイベントを開催したりもしているのですが、文を書いたり、話したり、色々なスキルをきちんと磨いて、お酒に限らず活動の幅を広げていきたい、と思っています。

ふくい

最近、Vログも配信されてますよね!いつも楽しく拝見しています。

今野

独立してから、いくつか新しいことにもチャレンジしています。
動画は、撮影も編集も大変で苦戦しながら。笑

他にもトークイベントとか、記事執筆とかで、これまで続けてきたお仕事も少しずつアップデートしています。

ふくい

けっこう、堅実派ですね。

今野

いや〜、そうですね。ひとつひとつを着実に進めていきたい、っていう思いは強いかな。
バッと勝負するタイプではないので、少しずつ試行錯誤を繰り返していきます。

酒場巡りのはじまりは「巣鴨」からだった。

ふくい

大衆酒場はいつごろデビューしたんですか?

今野

大学生時代、学校の駅近くに飲み屋街があったんです。
そこでホッピーを初めて飲んだのが最初です。

今思えば、けっこう早い段階で大衆酒場デビューしているかも。

ふくい

大衆酒場を巡るようになったのは、いつですか?

今野

元々居酒屋は好きだったのですが、アイドル時代にグループの解散が決まり、次の進路のひとつとして「お酒に関する仕事ができたらな…」と、ブログを使って発信活動を始めたのがきっかけです。

街を巡って最後に1000円分飲む、っていうブログだったんですけど、それが色々な方に見ていただけるようになって。

朝7時集合で飲みに行く?酒場巡りのマイルール2つ

ふくい

大衆酒場を訪ねるときのマイルールってあります?

今野

そうですね。基本楽しむことが一番ですが。

・なるべく早めに訪問
・店主や常連さんと仲良く

この2つを大事にしています。

ふくい

おお、基本だけど、すごく大事なポイントですね。
詳しく聞かせてください!

オープンしてすぐに訪問!朝7時集合で飲みに行く

今野

最近、一人のときは早い時間にお店を訪ねます。
なるべくなら、品切れも少ない開店後すぐに尋ねます。

この前は早朝飲みをしました。
朝の7時はじまり、10時解散。超健康的じゃないですか?

ちょっと優越感もありますね。
みんなの一日がはじまる時に、こっちはもう1幕目が終わっているぞ、みたいな。

周辺情報もゲット!? 店主や常連さんとは仲良く

▲ 2杯めはビールで乾杯

今野

あと、お店に行ったら、店主や常連さんと仲良くする!
お店の雰囲気を満喫するならこれに尽きます。

コミュニケーションをいろんな話が聞けて、楽しいですからね。
近くのオススメ店を教えてもらうことも少なくありませんし。

いいお店を探す極意

▲ 夏季限定の「ハチノスのからし酢味噌あえ」(550円/税込)も追加。プリプリで美味しい!!

ふくい

お気に入りのお店を見つける方法ってあるんですか?

今野

さっきも少し話しましたが、お店の常連さんに周辺のオススメ店を聞くのは、いい方法だと思います。
ネットの情報だけだと限界があります。

逆に口コミがないところは、お店の人や常連さんが雰囲気を守りたいがために何も書いてなかったりとかしますからね。そういうところは、独特の空気感があって良店なことも多くて。

やっぱり人に会って、生の情報を聞くほうが良い情報が多いんですよね。

ふくい

常連さん情報大事ですよね。リアルに会話して聞く情報が一番為になります。

今、一番気になる街はここ!

ふくい

飲み屋をめぐる中で、注目しているエリアはありますか?

今野

このところ、飲屋街として栄えている街も増えてきていて、ちょっとハズしてローカル駅に行き着くことが多いです。

野性味が残っているというか......まだ、大衆向けに整えられていない街は、探求する楽しみもあります。

今は、雑色・溝の口・十条あたりが気になっていますね。

ふくい

いいですね!私も溝の口は気になってます。線路脇の飲屋街だけ、ちょっと異世界ですよね。

もし差し支えなれば、そこで見つけた良いお店を教えてください。

今野

私の思う良い店って、美味い、安いだけじゃない要素が強くて、ベクトルが違っちゃうんですけど。

こないだ見つけた雑色のお店は、おばあちゃんが切り盛りしていて。それだけで、ちょっと嬉しいじゃないですか。

カウンターに常連さんが集っていて。しかも、串の仕入れはおばあちゃんが毎日市場で仕入れてるらしいんですよね。もう最高じゃん!ってなりました。

また行きたいなぁ。

▲ 焼酎たっぷりの「ヤカン」と「キリンレモン」(150円/税込)を注文して、キリンレモンハイを作る。

ふくい

やっぱり、味がある店がお好きなんですね。

今野

そうですね。グルメな味とは違った、初めてでも安心する味と空間に出会えると、つい興奮してしまいます。

個人的には、実家みたいな雰囲気があると最高。ちょっと変わった店主が切り盛りしているパターンとかもいいな。

ふくい

個性的な店主も好きなんですね?

今野

好きですね〜。それが全てではないのですが、ビジネスライクじゃなくて「あ、適当なところ出ちゃったな」っていう人間味を感じるのがいいんです(笑)

普遍的に愛する地元・横浜の飲み屋街

▲ キリンレモンハイを作る今野さん。

ふくい

好きな街はどこですか?

今野

地元になっちゃうんですけど、やっぱり横浜が誇る飲屋街「野毛」ですかね。

でも、横浜が好きになったのは大人になってからなんですよ。

お酒が飲めるようになって、野毛が好きになって、やっと地元愛が湧いてきた感じです。

ふくい

お酒を飲みはじめてからなんですね。

今野

う〜ん、自分の居場所を見つけたからですかね?
酒場を巡る中で、コラムで書いたお店の方が応援してくださったり、常連さんと話をしたり、地元の方との出会いがありました。

やっぱり人に会いに酒場に通うんですよね。

酒場で出会う、身内より距離の近い赤の他人

ふくい

人に会いに行くっていうのはすごくわかります。酒場で出会う人との関係って不思議で。

今野

すごく近い第三者ですよね。別に深い仲ではないけど、身内よりも距離が近い感じ。

酔っ払って、親に言っていない事も相談してる気がします。

ふくい

ぽろっと本音が出てしまいますよね。

今野

SNSなどを使えば繋がるのってすごく簡単だけど、超アナログにつながるのもアリだと思うんです。

酒場は、昔の親戚やご近所さんみたいな人間関係が息づいています。

普通に暮らしていたら出会わないようなタイプの人とも話せるので、とにかく楽しいし勉強になる。

今野亜美にとっての居酒屋とは?

ふくい

今日は本当にありがとうございました!!最後に、今野さんが思う、大衆酒場一番の楽しみ方ってどういうところなんでしょう?

今野

酒場に飛び込めば、きっと自分なりの楽しみ方が見つかるはずです。

コミュニケーションが得意でない、って人にもいいかもです。前は私もそういうところが結構あったのですが、だいぶ鍛えられた気がします。(笑)

酒場は癒しの場でもあり人として成長の場でもあるかも…!?

 

今野さんは、酒場で人に出会う楽しさを熱量たっぷりに語ってくれました。

酒場の楽しみ方は人それぞれですが、そこには普段の生活では味わえないような深い人間模様があるんですね。

確かに、趣のある佇まいに最初はちょっとためらってしまうかもしれませんが、入ってしまえばそこはお酒好きにとっての天国!

これを読んだあなたも、大衆酒場に足を踏み入れて、新しい世界のトビラを開いてみてください。

▲ お店の皆さん。この笑顔で、大衆酒場のあたたかさを感じてほしい。

店舗詳細

店舗名 豚の味珍(まいちん)
住所 神奈川県横浜市西区南幸1-2-2
電話番号 045-312-4027
営業時間 16:30~22:30
定休日 日曜・祝日
HP http://www.maichin.jp/
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この記事を書いた人 Writer

ふくい

ふくい

兵庫県出身。コの字酒場大好き、老舗の塩対応にグッとくるライター。 下町に暮らし、商店街で酒を飲む毎日。たまにイベントで居酒屋をやります。

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