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2019.3.3
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愛すべき十条の謎店「やきとり 神ちゃん」を訪問!精肉店出身の72歳店主が作る「月見ポケットつくね」は絶品

こんにちは、ふくい(@fukufukufuku_00)です。

今日訪ねるのは、マイホームタウンの十条にある愛してやまないお店!食べログでは、なぜか閉店扱いされている「やきとり 神ちゃん」です。

ここは店構えに味がありすぎて、最初見つけた時に店前を5回往復ぐらいウロウロした記憶があります。

24年間、愛され続ける「やきとり 神ちゃん」

十条駅線路脇のあまり人目につかない通り。ちょっと気後れしてしまうかもしれませんが、ビビらずお入りください。幸せになれるから。

もう扉を開ければ、勝利は約束されていますので。

「やきとり 神ちゃん」は、24年間北区の飲兵衛に愛されているお店。十条のスナック文化がもっと元気だった頃は夜通し営業していて、華やかなお姉さまもいらしていたそう。

正直言って、こちらは激安ではないし、おしゃれでもありません。それに、さっきも言ったけどちょっと味がありすぎる。

でも、はるばるこの店を訪ねて川崎からやってくる人もいるんですよ。

お店を1人で切り盛りする神ちゃん(72歳)。フィジカルが神。

笑顔がキュートな店主は屋号の通り、神ちゃん(読み方は、かみちゃん)。御年72歳!1人でお店を切り盛りしています。

これだけでも驚きですが、更にびっくりするのはお店に定休日が無いこと。昔、儲けをもっと上げたいと働いていたら、いつの間にか定休日がなくなってしまったそう。正月もほぼ休まず営業しています。

昭和の荒波を越えてきた神ちゃんはちょっと頑固でマイペース。昔はやんちゃで、昭和の時代にいくつも武勇伝があったりします。そのおかげで、フィジカルがめちゃくちゃ強いのでしょう…。

内容的に詳しく書けないので、仲良くなって是非聞いてみてください。アウトロー漫画みたいなエピソードが盛りだくさんで楽しいですよ。

おすすめメニューは肉系全部。居酒屋を開業する前は精肉店で勤めていたため、目利きや調理の腕には自信があるんですって。

懐かしさ全開の「しそサワー」

自家製の「しそサワー(380円/税込)」で乾杯!

すっきり爽やかな香りとなんだか懐かしい味で、おじいちゃんの家に来たみたいな気持ちになります。「焼酎はタカラ一筋だよ〜。」と神ちゃん。

丁寧に処理された「味付けガツ」

最初のアテにサッと出てくる「味付けガツ(380円/税込)」を注文。丁寧に処理されたガツに辛味噌が添えられた、良いつまみです。

さすが、飲兵衛の気持ちをよ〜くわかっています。

黄身がとろ〜り!自家製ひき肉使用の「月見ポケットつくね」

鉄板で提供される「月見ポケットつくね(330円/税込)」は店の看板メニュー。プリンと弾力のある食感と、噛むほどに甘さまで感じる旨味は、期待の上を行く味わいです。

お店で使うひき肉は全て自家製。ブロック肉を買ってきて神ちゃん自らミンチにしているそうです。手間暇かけたからこそ出せる味なんですね。

とろーり流れる黄身にうっとり。 

絶対にうまいやつ!!

中がたっぷり注がれた「ホッピーセット(400円/税込)」を追加。焼酎がサントリーのロゴ上あたりまで注がれている…。

豚も鶏も味わえる「おまかせ5本盛り」

「おまかせ5本盛り(500円/税込)」は大ぶりの串が豪快に焼かれて登場。塩で味付けし、辛味噌が添えられます。店名は“やきとり”ですが、串ものは鶏のみならず豚や牛も揃え、盛り合わせはその日のオススメが提供されます。

現在、肉屋さんを営んでいるという常連さんも「神ちゃんは肉のプロ。どうしたら美味くなるか僕よりわかっているから言うことなし!!」と太鼓判を押すほどの味です。

1人で飲んでいると常連さんや神ちゃんと話しが弾むことも。神ちゃんは紳士な一面もあり、初めてのお客さんには、十二分に気を使ってくれます。

特に初めてくる女性のお客さんには、僕からは話しかけないよ。変なこと言ってしまって、気を悪くさせたらよくないからね。気持ち悪いジジイだって思われたくないもの。もちろん、常連が変なふうに話しかけてたりしたら、注意するよ。

もちろん、酔っ払いや礼儀のなっていない方はお断り。店の治安もバッチリなのです。

この日はこの辺りで失礼したのですが、せっかくなので他の日に食べたおすすめメニューもご紹介しますね。

やわらかく、上質な脂の旨味が味わえる「特上馬刺し(780円/税込)」。赤身の旨味がしっかり味わえます。

自家製のひき肉で作った「餃子(450円/税込)」は、具が少なめでパリッと焼き上げるタイプ。

「安くてインスタントのおつまみみたいなのは出さない。」が神ちゃんの信念。アルバイトも雇わないし、調理は自分しかやらないって決めているんだそうです。

壁一面に貼られたお客さんの写真をつまみに

初めてなら、壁一面に貼られたお客さんの写真を見ながら飲むべし。時代の雰囲気を感じ、まるで物語を見ているかのような気持ちになれます。常連さんとハゼ釣りに行く話や、昔の十条について聞いてみるのも楽しいかも。

帰り際、お店は何歳かでやめてしまうのか聞いたところ、「生涯現役だよ。」と笑顔で答えてくれました。早めに店を閉めちゃうこともありますが、“無休”なのでフラッとのぞいてみてくださいね。

店舗詳細

店舗名 やきとり 神ちゃん
住所  東京都北区上十条1-13-3
電話番号 なし
営業時間 17:00くらい~23:30くらい(その日による)
定休日 無休(年末年始を除く)
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この記事を書いた人 Writer

ふくい

ふくい

兵庫県出身。コの字酒場大好き、老舗の塩対応にグッとくるライター。 下町に暮らし、商店街で酒を飲む毎日。たまにイベントで居酒屋をやります。

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