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【ソムリエコラム】ワインに入ってる「酸化防止剤」ってどんなもの?身体への影響は?

ワインの裏ラベルを見ると、原料の欄に「酸化防止剤」という文字を見かけたことはありませんか。
「酸化防止剤って身体に悪い影響はないの?」と心配になる方も多いかもしれません。

今回は、ワインにおける身体への影響や酸化防止剤の役割について解説していきます。

酸化防止剤ってそもそも何?

酸化防止剤の役割

酸化防止剤にはその名の通り、 ワインの酸化を防止する役割がありますがそれだけではありません。実はワイン造りの工程でも大きく活躍します。

まず、ワインになる前のブドウ果汁の酸化を防止する作用と雑菌を殺す作用や、ワインの旨味成分であるグリセリンの生成を助ける作用。
赤ワインの場合は果汁に漬け込んでいる果皮や種子から成分が溶け出すのを助ける作用など、ワインをより美味しくする役割も担っていたのです。

酸化防止剤に使われる亜硫酸塩とは

一般的に酸化防止剤には「亜硫酸塩」が使われています。

亜硫酸塩という文字を見ると、身体に害がないか心配になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その影響については後ほど詳しく説明しますが、人類が亜硫酸を利用してきた歴史は古く、古代ローマの時代から壺などの殺菌用に使っていたのだそう。
ワインの酸化防止剤として使われ始めたのは中世以降になりますが、かなり長い間、人類は亜硫酸塩の酸化防止剤が入ったワインを飲み続けてきたのです。

酸化防止剤の身体への影響は?

はるか昔からワインに添加されてきた酸化防止剤。人体への影響はあるのでしょうか?

ほとんど害は無い!

多くの酸化防止剤には”亜硫酸塩”が使われています。

なんだか健康に悪そうな名前ですが…。実は、亜硫酸塩はほとんど人体に害がありません

ラットを使った実験によると、体重50キロの大人に酸化防止剤による害が出るのは、毎日11リットルのワインを1〜2年飲み続けた場合なのだそう!

そこまで飲み続けたら、亜硫酸塩の害が出る前にアルコールによる害が出るに違いありませんよね…。

頭痛との関係は

「酸化防止剤の入っているワインを飲むと頭痛がする」という方もいるのではないでしょうか。

ほとんどの頭痛の原因もアルコールではないかと思いますが、まれに亜硫酸塩にアレルギー反応を示し、頭痛などの症状が現れる方もいるようです。
そのような方は、できるだけ酸化防止剤無添加のワインを選ぶと良いでしょう。

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