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ニッカウヰスキーの聖地で作られた伝統のウイスキー「余市」の魅力を徹底解説

1934年、北海道・余市町に建てられた「余市蒸溜所」で生まれた後、現在にたるまで伝統を受け継いできたウイスキー「余市」。ニッカウイスキーの聖地で作られているこのウイスキーの魅力について、詳しくご紹介していきます。

ウイスキー「余市」とは

余市の歴史

数々のウイスキーを生産している北海道の余市蒸留所で「余市」は作られています。

1989年に初めて発売されてから国内のみならず海外でも人気が広がっており、2001年にはイギリスのテイスティング大会(WWA)で「シングルカスク余市10年」が最高得点を叩き出して一気に有名になりました。

そして、2014年にはイギリスのISCで「シングルモルト余市12年ウッディ&バニリック」が金賞を獲得。これは、ウイスキーを熟知している玄人たちから「余市」が認められた証であるといえます。

余市の味と香りは?

余市は重厚な味わいとコクがあり、スモーキーな香りが印象的なシングルモルト。実は、日本製のウイスキーでピート香が楽しめるのは珍しいことなんです!

日本人は割と癖の少ない飲みやすいものを好む傾向がある中、その好みとはかけ離れた特徴を持つウイスキーを商品として完成させるまでには、様々な苦悩や困難があったのだそう。

しかしながら、独特のクセを持ったものには熱烈的なファンがつくのが世の常。
余市は世界のウイスキーファンからも評価され、現在では誰もが知る日本のウイスキーとして名を馳せることになったのです。

余市のおすすめの飲み方

余市の飲み方として、筆者がオススメするのはストレート。余市独特風味をダイレクトに感じることができるでしょう。

普段、ウイスキーをストレートで飲む習慣がないという方は、水割りやロックなどで楽しむのもいいでしょう。楽しみ方のコツとしては、あまり薄めすぎないことです!

余市蒸留所とは

余市蒸留所の特徴

竹鶴政孝という人物が己のウイスキー作りの理想郷を求めてたどり着いたのが、北海道の余市でした。

彼は理想のウイスキーを作りあげるべく、1934年にニッカウヰスキーの前身とも言える大日本果汁株式会社を設立。これがニッカウヰスキーの記念すべき第一歩となります。

2年後にはポットスティルなど設備が整ったことで、ウイスキーの本格的な製造に着手しました。竹鶴がスコットランドの蒸留所でウイスキーづくりを学んでいたこともあり、余市蒸留所では昔ながらの石炭直火蒸留が採用されていたそうです。

そして1940年に原酒をふんだんに使った、香り高く重厚な味わいのウイスキーを仕上げました。これが、ニッカウイスキーの第1号、「ニッカ角びん」。

ちなみに「ニッカウイスキー」という独特のネーミングは、大日本果汁株式会社を略したものだと言われています。

余市蒸留所の気候・風土

なぜ、竹鶴政孝は余市に蒸留所を建てたのか。それは、数々のモルトウイスキーを生み出しているスコットランドの気候や風土と余市が非常に似ていたという点にありました。

竹鶴はスコッチウイスキーを自分のウイスキー作りのお手本としていたため、できるだけスコットランドと同じ気候の場所に蒸留所を作りたかったのだそう。

また、モルトウイスキーには欠かせない「大麦」やスモーキーさを出すための「ピート(草炭)」が豊富にあったことも、蒸留所の建設を大きく後押ししたと言われています。

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