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2018.10.17
ワイン

【ソムリエコラム】健康にも美容にも!ワインに含まれるポリフェノールの嬉しい効能とは

一昔前のことですが、日本でワインが爆発的なブームとなりました。そのときに注目されたのが、ワインに含まれているポリフェノールという成分。

実はこのポリフェノール、女性に嬉しい成分がたっぷり含まれているんです!

「ポリフェノール」とは何か

ポリフェノールとは、もともとブドウの果皮や種子に多く含まれるブドウ由来の成分です。
また、ワインに渋みや苦味を与える成分でもあります。

赤ワインにポリフェノールが多いのはなぜ?

ポリフェノールは白ワインよりも赤ワインに多く含まれます。その理由は、赤ワインと白ワインの醸造法の違い。

白ワインは果汁のみを醸造するのですが、赤ワインはブドウの果汁に果皮や種子を漬け込んで一緒に醸造します。

先述のように、ポリフェノールはブドウの果皮や種子に多く含まれている成分。赤ワインには醸造過程で果皮や種子から多くのポリフェノールが抽出されるため、白ワインよりも赤ワインの方がポリフェノールが多く含まれているんですね。

ちなみに赤ワインは、最終的に1リットルあたり約4グラムのポリフェノールが含有されています。

ポリフェノールの健康効果

様々な病気の予防に効果的!

ポリフェノールの注目すべき効能は、悪玉コレステロールの酸化を抑制するという効能です。

悪玉コレステロールは、血液中で酸化して動脈に付着すると、動脈硬化を引き起こしてしまうもの。また、心筋梗塞や狭心症などの原因になることでも知られています。

つまり、ポリフェノールを摂取することで、これらの恐ろしい病気を予防することができるわけですね。
また、近年では、糖尿病や認知症の予防にも効果があるのではないかという研究報告があり、ポリフェノールに注目と期待がますます高まっています。

「フレンチパラドックス」とは

皆さんは、「フレンチパラドックス」という言葉をご存知でしょうか?

悪玉コレステロールが増加する原因はいくつもありますが、動物性脂肪をたくさん摂取することも増加する原因のひとつと言われています。
肉、バター、チーズなどを好むフランス人の動物性脂肪分の摂取量は世界でもトップクラス。さらに愛煙家も多いので、当然、何らかの心疾患にかかる率が高そうです。しかし、フランス人の心臓病患者の率は、他の西洋諸国に比べてぐんと低いんだそう。

この逆説的な現象を「フレンチパラドックス」と呼び、これを生じさせているものこそ、ポリフェノールなのではないかと考えられています。
フランス人が心疾患を患いにくい原因は、「ポリフェノール」が関係しているのかもしれませんね。

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この記事を書いた人 Writer

石関華子

石関華子

埼玉県出身、高知県在住の一児の母。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。日本ソムリエ協会香川・徳島・高知支部所属。日本橋三越のワイン担当を経て、現在は高知県の井上ワイナリーの広報アドバイザーや、ワインの講師などを務めています。少しでも多くの方と、ワインの楽しさを分かち合えれば嬉しいです!

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