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【ソムリエコラム】セラーが無くても大丈夫!ワインの正しい保存方法を徹底解説

ワインは、他の食品や飲料のように簡単に腐ることがないものですが、保管状態次第では著しく品質の劣化が起きるお酒です。

せっかく美味しいワインを飲むのであれば、できるだけ風味を損なわずに楽しみたいものですよね?そこで今回は、ワインの正しい保存方法について詳しく解説します!

未開封のワインはいつまでに飲めば良い?

ワインに賞味期限はあるのか

冒頭でも紹介したように、ワインには賞味期限がありません。食品衛生法で定められている賞味期限の概念とは一致しない部分が多いため、賞味期限の表示がなされないのです。

賞味期限がないとはいえ、あまりにも保存期間が長いとワインは劣化してしまいます。そのため、ワインはできるだけ早めに飲むことをおすすめします。

ワインは古くなっても価値は出ない

「オールド・ヴィンテージのワイン」と聞くと、なんだか高級なイメージがありますが…実は、長期熟成をして古いヴィンテージが楽しめるようなワインは、ボルドーの偉大なシャトーなど、一部の高級ワインのみ。

飲み頃が続く期間の目安としては、白ワインやロゼワインの軽めのものであれば1〜2年、コクのあるタイプのものであれば3〜10年、赤ワインのボージョレ・ヌーヴォーは半年、フレッシュなタイプのものは2〜3年くらいなものです。

そのため、安いワインを買ってきて何年も放置した結果、ヴィンテージが古くなったとしても、それは「飲み頃を過ぎてしまったワイン」にしかならず、価値が高まることはありません。

未開封のワインの保存方法

ワインの保存に適した環境とは

未開のワインの保存するのに最も適しているのは、やはりワインセラーの中。しかし一般のご家庭でワインセラーを用意するのは、住宅環境やコストなどの面からも、なかなかハードルが高いのではないかと思います。

家庭でワインを保存する場合、できるだけワインの保存環境に適したところで置くことがポイントになります。

ワインの保存に適した環境は以下の通り。

・日光などの光が当たらない
・12〜15度の低温で温度変化が少なめ
・湿度は70〜80%と高めで
・振動や強い匂いがない

ご家庭では、地下室や床下収納などの場所が上記の環境に当たるでしょう。ただし、床下収納を使用する場合、ぬか漬け用の糠味噌などと一緒に保管すると、ワインに匂いが移る可能性があるので避けたほうが無難です。
地下室や床下収納がなければ、一番北側の部屋のクローゼットの中などが良いでしょう。

なお、コルクは乾燥すると収縮しその隙間から酸素が入ってしまい、ワインの劣化を招きます。そこで、コルク栓のワインを保存するときは必ずボトルを寝かせるようにしましょう。ワインがコルクに触れるようにしておけば、コルクに一定の湿り気が保たれるからです。

冷蔵庫がワインの保存に向かない理由

ワインを冷蔵庫の中で保存しておくのは、あまりおすすめできません。

ワインの保存に適した温度は、先述のように15度前後。それに対して冷蔵庫の中の温度は5度前後と低すぎるのです。

また、頻繁に開け閉めすることで温度変化が激しくなり、ワインに大きなストレスがかかってしまいます。そのうえ、冷蔵庫には十分な湿度もなく、ワインにとってはあまり良い環境とは言えないのです。

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